tag:blogger.com,1999:blog-35894930.post5791602439357060886..comments2023-12-31T15:40:06.675-08:00Comments on Peace Philosophy Centre: 終戦記念日に寄せて―被害者であるまえに加害者だった―: 小林はるよ Haruyo Kobayashi: Commemorating August 15 - Japan was First and Formost the Victimizer of the WarPeace Philosopherhttp://www.blogger.com/profile/03884294048618803206noreply@blogger.comBlogger3125tag:blogger.com,1999:blog-35894930.post-17076559402996420022016-08-13T04:34:22.118-07:002016-08-13T04:34:22.118-07:00私も、かなり違和感があったものの、はっきりとは認識できていなかったことが、今回、わかってきた気がして...私も、かなり違和感があったものの、はっきりとは認識できていなかったことが、今回、わかってきた気がしています。<br /><br /> あの「戦時中の悲劇体験」の語りの中には、率直に言えば、自己陶酔の響きがありました。<br /><br /> 学徒動員の学徒の行進に涙した人が、従軍慰安婦のカミングアウトには、一滴の涙もこぼさない。<br />小林はるよnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-35894930.post-41253455700195412762016-08-13T02:04:02.934-07:002016-08-13T02:04:02.934-07:00私、終戦記念日に閣僚が靖国参拝したがるわけがもう一つ、わかっていなかったと気が付きました。
けっ...私、終戦記念日に閣僚が靖国参拝したがるわけがもう一つ、わかっていなかったと気が付きました。<br /><br /> けっきょく、日本はあの敗戦で変われなかったのですね。戦前と戦後は見事に連続したわけです。<br /><br /> 人的な入れ替えもありませんでした。入れ替えられたのは左翼のほうでしたね。<br /><br /> 変わっていないことの認識が、「左」のほうの人たちに弱かったことになりますね。小林はるよnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-35894930.post-82588255864685255402016-08-12T20:36:41.856-07:002016-08-12T20:36:41.856-07:00小林さん、このたびの投稿をありがとうございました。一人でも多くの日本人に
読んでもらえたらと願います...小林さん、このたびの投稿をありがとうございました。一人でも多くの日本人に<br />読んでもらえたらと願います。<br /><br />一点突っ込むとすれば「終戦記念日」という概念そのものについてです。この日<br />は天皇裕仁がポツダム宣言受諾すなわち降伏を国民に伝えた日であり、正式には<br />「終戦」は戦艦ミズーリ号で日本が降伏文書に調印した9月2日です。これを<br />「終戦」の日とせず天皇が降伏を宣言した日を「終戦」の日とすること自体に、<br />戦前と戦後の天皇制のおそらく意図された違憲的連続性が見られると思います<br />(それは、今の天皇明仁が自ら天皇制を定義しようと試みた、先日の「お気持ち」<br />宣言の違憲性にも通じます)。おまけにこの降伏は天皇裕仁の「英断」によるも<br />のだったとの神話が日本に広がっています。そもそも前体制の長が降伏したのに、<br />その同じ長だった人物が翌年11月3日(これも奇しくも明治天皇誕生日と一致)<br />に民衆の前に華々しく登場し新憲法公布を宣言したのです。そこで民衆は天皇の<br />前で万歳三唱までやっているわけですね。これが、国として前体制に決別する姿<br />に見えますか。説得力ゼロですよ。だから小林さんが言うように、11月3日は<br />過去に決別した日のはずなのにそのような「国家的記念日」的な意味合いはもた<br />せずに「文化の日」といった意味の曖昧な祝日にしておき、8月15日ばかりが<br />強調され、「英断」神話とともに、現憲法ではあってはならないはずの天皇の威<br />信的イメージが作られ続けているのです。小林さんのエッセイは天皇を論じてい<br />ませんが、私はこれを読んであらためて、日本が過去を顧みらず加害を認めない<br />ことはまさしくこの「天皇制の連続性」に象徴されているのだと再認識しました。Peace Philosopherhttps://www.blogger.com/profile/03884294048618803206noreply@blogger.com