tag:blogger.com,1999:blog-35894930.post8987233406622623260..comments2023-12-31T15:40:06.675-08:00Comments on Peace Philosophy Centre: 踏切で人を救った後逃げ遅れて死亡した女性の国を挙げての英雄化はおかしいPeace Philosopherhttp://www.blogger.com/profile/03884294048618803206noreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-35894930.post-72803515112649775782013-10-07T19:29:14.580-07:002013-10-07T19:29:14.580-07:00聡子さんの危惧を共有します。この場合は,犠牲を強いられて犠牲になったわけではなく,善意の結果,不幸に...聡子さんの危惧を共有します。この場合は,犠牲を強いられて犠牲になったわけではなく,善意の結果,不幸にも犠牲になってしまったというわけで、戦争での兵士の死とはいささか違うが、こうした行為を美化することの裏側には、何か(国体)の為に犠牲をしいて、それを美化することで、その意図を誤摩化すという、為政者がやってきたことを、国民が受け入れるようにする雰囲気作りです。<br /> 私は、昔から、戦争で亡くなった兵士の葬儀を国をあげて大々的に行うのは、(日本に限らず,どの国でも)為政者が、自分達が企む戦争への参加者(兵士)が、命の犠牲までの覚悟を自らに課する、と同時に、家族や関係者が、その犠牲を、国がほめ讃えてくれているという安心感を与えるためだと思っています。こうした雰囲気作りが、政府を上げて始まっているわけですが、この異常さに、あまり気がつかないようです。聡子さんの警告は真っ当です。落合栄一郎noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-35894930.post-82552055497571145812013-10-07T18:09:11.176-07:002013-10-07T18:09:11.176-07:00私も、この女性の一連の国を挙げての英雄化に、違和感を覚えていました。
このもやもやした気持ちが、こ...私も、この女性の一連の国を挙げての英雄化に、違和感を覚えていました。<br /><br />このもやもやした気持ちが、こういうことだったんだと気がつかされたのが、精神科医<br />香山リカ氏の、インタビュー記事を見たときでした。<br /><br />この英雄化に対する違和感を口に出すと、なんともいえない”不謹慎”な気持ちになるのは、<br />人として当然の感情だと思います。<br /><br />それを、政府がうまく利用していることがとても許せない気持ちになります。<br /><br />口には出せないけど、ほんとは言いたい。<br />”人助けもいいけど、自分が死んだらいかんやろ!”<br /><br />戦争の時と同じです。<br /><br />英雄化された報道を見て、子供たちは、”正しい(!)”英雄像を刷り込まれていくかと思うと、悲しくなります。<br /><br />ここに貼り付け、ます。リンク元はこちらです。<br /><br />http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131005-00000018-kana-l14<br /><br />あしざわのりこ<br /><br />◇<br /> ■批判封じる 空気怖い、精神科医・香山さん<br /> 事故の犠牲になった村田さんをたたえる安倍晋三首相の書状をどう見るのか。精神科医の香山リカさん(53)に聞いた。<br /><br /> 非常に違和感を覚えている。長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの国民栄誉賞をはじめ、安倍首相はことさら光の当たる場面に登場しようとする。その延長で、今回はヒューマニズムの感動に自分の姿を刻もうとしている。<br /><br /> パフォーマンスだとの批判も想定しているだろうが、その声を上げると「長嶋さんを認めないのか」「村田さんの死を非難するのか」という議論のすり替えで、逆に攻撃に遭う。微妙に、絶妙に批判しづらい対象を選んでいる。本来は短絡的な賛成反対では語れないことのはずなのに。<br /><br /> 深読みかもしれないが、自己犠牲を推奨し、誰かのために命を省みないことを全面肯定しているかのようだ。両親からすれば「生きてほしかった」と思っているだろうし、救助自体にも多様な意見があってしかるべきなのに、そういった議論を封じ込めてしまう。<br /><br /> 政府は本来、事故防止など現実的な方向を示すべきなのに、精神論に入っていこうとする。「こうあるべきだ」という規範を押し付けようとする空気が怖い。<br /><br /> ご両親にしたって、悲しくてやりきれないだろうに、英雄視されることで、きちんと悲しめなくなるのではないか。それは戦争でわが子を失った親と同じ。死んでほしくなかったと言えない苦しみを与えてしまう。<br /><br /> いまの社会は、いつ自分が少数派になるか分からないという不安感がある。そこに陥るとはい上がれないという恐怖から、多数派を見つけて、そこに属することで安心しようとする。そういう意味では「今はこれが正しい」というトレンドをつくり出すゲームの中で、社会を覆う不安感が政権運営に利用されてしまっているのかもしれない。<br /><br />********************あしざわのりこnoreply@blogger.com