4月19日の東京での出版イベントは100人の方の参加をいただき、山城博治さんをゲストに迎え、いい会が持てました。以下、沖縄二紙の記事です。
沖縄タイムス 4月20日
以下、本の紹介です。
ジョン・ダワー(歴史学者)、ダニエル・エルズバーグ(元国防総省・国務省職員)、ノーム・チョムスキー(言語学者)など、主に米国人の識者をはじめとする40人の世界の識者が、米日の軍事植民地とされている沖縄に対する責任と決意を語る!『沖縄は孤立していない - 世界から沖縄への声、声、声』(金曜日刊)。
帯・裏 |
これは、2014年10月から3年にわたり『琉球新報』に連載した「正義への責任」シリーズを一挙収録し、プラス、ノーム・チョムスキーのインタビュー、71年ベトナム戦争にかかわる政府内部文書「ペンタゴン・ペーパー」の内部告発したダニエル・エルズバーグの新著 The Doomsday Machine (全訳は岩波書店が『世界滅亡マシン』[仮題]で刊行予定)で明らかになった冷戦時1950-60年代の沖縄や岩国の核兵器配備の衝撃の実態などを加え、一冊の本にまとめたものです。2014年1月、103人の世界の識者・文化人が署名した、辺野古基地を中止するよう日米政府に訴えた声明と署名者リストも掲載。沖縄から、高良鉄美琉球大学教授による解説と、普久原均『琉球新報』編集局長からの寄稿も。「正義への責任」連載を監修した乗松が「編者から一言」というコメントを各筆者について提供しています。
筆者は他に、オリバー・ストーン(映画監督)、ピーター・カズニック(アメリカン大学教授)、ガバン・マコーマック(豪国立大学名誉教授)アン・ライト(元米国陸軍大佐)、ハーバート・ビックス(『昭和天皇』著者)、アレクシス・ダデン(コネチカット大学教授)、ジャン・ユンカーマン(映画監督)、クォン・ヒョクテ(韓国聖公会大学教授)、リチャード・フォーク(プリンストン大学名誉教授)、ジョージ・ファイファー(『天王山』著者)、キャサリン・ルッツ(ブラウン大学教授)、ローレンス・レペタ(弁護士)、キャサリン・ミュージック(サンゴ学者)、スティーブ・ラブソン(沖縄文学翻訳者)など。(全著者リストはここ)カナダからは、デイビッド・スズキ(生物学者)、ジョイ・コガワ(作家)からのメッセージも!
この出版を記念して、沖縄の抵抗を率いてきた山城博治さんを迎え、編著者の乗松聡子も参加し、イベントを開催します。当日、本も販売します。ふるってご参加ください!
この本の中のダニエル・エルスバーグのインタヴューは衝撃的な内容ですね。一国の責任者でも何でもない人たちが核戦争を始める可能性がいくらもあるということを私たちは知るべきだと思いました。一国の責任者だとしても、なんともお粗末な人たちばかりで、あの連中の頭で判断されたらたまらないと思うのに、名前も知らない、どういう人かも分からない人たちがボタンを押す可能性がいくらもあるとは、なんとも恐ろしい話です。このインタヴューは、多くの人に心して読んでもらいたいです。
ReplyDelete