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Tuesday, February 26, 2008

地球を癒す 自分を癒す ~ハーモニクスライフが私にもたらしてくれたもの~

    自給的な暮らしをしているきくちゆみさんと森田玄さんの生活は、地球環境を大切にしたいと思いながらも、先進国の便利な生活に慣れてしまってそこから抜けられない私にとっては夢のような理想です。
   そんなきくちゆみさんがバンクーバーで講演できたらなんて、、、そんなことを、乗松聡子さんと話していたのは去年の初めだったと思います。話していたことがこんなに早く、しかも素晴らしいタイミングといろんなご縁が重なり奇跡のように実現しました。

    講演は2月24日の午後、バンクーバー日本語学校で、ピース フィロソフィー センター、タマオーガニック ライフそしてオーガニックライフ サークルとの共催で行われました。定員50名を大幅に超えての参加申し込みをいただきました。このイベントでは小さいお子様を持つ方も安心かつ気軽に参加できるようにと企画メンバーのあしざわのりこさんが中心となってプレイルームを確保してくれたこともあり、子どもを持つお母さんにもたくさん参加していただきました。

  













「地球を癒す、自分を癒す~ハーモニクスライフが私にもたらしてくれたもの~」を題に、きくちゆみさんが、ハーモニクスライフセンターを設立したきっかけになったという友人宛の一通の手紙のお話から、今日に至るまでの“奇跡の連続”だったという活動内容、そして自給的な鴨川での生活の紹介をスライドショーを混ぜながらお話していただきました。

  環境汚染や温暖化が加速し絶望的に見える今の時代に何を希望にしたらいいのか?ゆみさんは「この先何があろうと、今、この場所で生きていることに感謝したい。この奇跡のような自分の命そのものが希望です」と力強く話してくれました。
   

   
   また、彼らが経営するリモ農園での田んぼでの手植えの話はとても魅力的でした。段々になった田んぼでは機械が入らないので手植えをされるそうですが、裸足と素手で植えるとき、大地と天のエネルギーが自分の体を持ってつなぐような感じをうけるそうです。それはまさに儀式であると。これは無農薬だからこそできる体験です。

   ゆみさんと玄さんたちの自給的な生活は、徹底されています。自分たちが流した汚水はそのまま田畑に流れ込み、最終的にはそれがまた自分たちの口に入ってくるため、合成洗剤や化学用品は一切使えません。化粧品から洗髪にいたるまで、自然がきちんと分解してくれるものを使っています。それは地球レベルでも全く同じなのだということをお話くださいました。


   快医学を専門とする森田玄さんからは簡単かつ即効性がある手当ての方法、アイロンを使った温熱による内臓手当と、風邪に効くという(ゆみさんが手作りでつけてくれたおいしい梅干を使っての)梅しょう番茶の作り方を披露していただきました。お吸い物のような梅しょう番茶は、おいしいと大好評でした。会場の一人一人が医者になれるという、玄さんの優しさがこもった一つ一つの言葉に会場全体が熱心に耳を傾けていました。玄さんからもっと学びたいと思った方は多かったと思います。

   素晴らしい講演を聴いたあとの交流会では、タマオーガニックライフのスタッフが心を込めて作ってくれたおいしいおはぎや和え物、お漬物などがならび、参加者の満足そうな笑顔につつまれた会場はまさに癒されていたように感じました。



   この講演をきっかけとして、一人一人がメディアとなり講演で聞かれた内容を実践しながら周りの方に広めていただきたいというのがゆみさんと玄さん、そして私たちスタッフの願いです。まずは、自分を癒すことから始めたいですね!

   ゆみさん、玄さん、元気と勇気がでる講演をありがとうございました。そして、企画メンバーとして活躍してくれたのりこさん、あきこさん、ひろ子さん、聡子さん、当日、受け付けや販売のお手伝いを下さった、オーガニックライフサークルのスタッフの皆さん、ベビーシッターを担当してくれたお姉さん、おいしい料理を作ってくれたタマオーガニックライフのスタッフの皆さんに感謝します。

ありがとうございました。

報告 石本さゆり

1 comment:

  1. Anonymous10:11 pm

    きくちゆみさんのお話は、わたしの心に温かく響いてきました。夫君の森田玄さんとお子さんたちと共に、地球にやさしく人間にやさしい自給自足の生活を淡々と営んでいらっしゃる姿に、神々しいものさえ感じました。きくちさんの目の輝きがとても印象的でした。物腰の柔らかさと、芯の通った強さを兼ね備えた魅力的な方でし
    た。そんなきくちさんとお会いできる機会をつくってくださった乗松聡子さん、そして乗松さんを支えてこの講演会を実現させてくださった皆さん、心からありがとう!

    C.K.

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