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Wednesday, September 17, 2014

「信州沖縄塾」の伊波敏男さんより、『沖縄の〈怒〉』の感想文をいただく

信州沖縄塾」を運営している作家の伊波敏男さん(最近「琉球新報」に伊波さんについての大型記事が!ここで見られます)が、私がガバン・マコーマック氏と書いたの日本語版『沖縄の〈怒〉-日米への抵抗』(2013年、法律文化社)に大変ありがたい感想文を寄せてくれました。自分で紹介するのもおかしいかと思ったのですが、この本はちょうど先日、二刷にまでこぎつけることができたこともあり、再紹介の意味も兼ねて、伊波さんの許可を得てここに掲載させていただきます。そして、最後に伊波さんが書かれている、個人の責任を明確にするために「信州沖縄塾」の3つの目標の主語を「私たち」「私」に変更したとの記述を見て、私自身「私」という個人に問いかけられているような気がしました。沖縄を学び、学びにもとづく自らと自らの属する地域や日本という国を検証し、そしてそれぞれの「立場」ではなくて「自分の責任で」行動するとの目標は今こそ自分自身に突きつけなければいけないものだと思いました。もったいないほどの感想文をいただきながら、最後は「しっかり責任をもって行動しなさい」と言われたと理解しています。伊波さん、ありがとうございました。信州になるべく早く訪ねていきたいと思います。 乗松聡子




『沖縄の〈怒〉』。
ありがとう、心から。の最後の一行を今、読み終え、本を閉じました。 
ガバン・マコーマックさん、乗松聡子さん、私からも、「ありがとう、心から」の賛辞を送らせていただきます。 
私は沖縄で生まれ、家族は、私以外すべて沖縄在住です。そのため、沖縄の日々の出来事には、心を痛めながら、自然環境が豊かな長野県で生活を送っています。ですから、私の〈怒〉は日々の生活感では心の片隅に追いやられています。 
御著書は、とても走り読みすることはできず、やっと、本日、読み終えたところです。 
実に多くの示唆を得ることができました。自らの出自を沖縄とする当事者は、ややもすれば、怒りや失望感が強いだけに、つい、視点が鋭角的になり、総合的に問題点を整理し、連関させ、考察できずにいる弱点があります。 
ご著書は実証的で、時系列的考察や、沖縄で起こっている出来事が、国際的な関連性と、どのように関わっているのか、学ばせていただきました。
知念ウシさんが突きつけるメッセージは、「愚者の楽園」で眠りこけている『にっぽんじん』への労わりの剣先です。ちなみに私の母の名も「ウシ」でした。 
私は周りの者に、特に沖縄の市民運動に関わっている友人・知人に、この本こそ、沖縄問題の副読本にするべきだと薦めます。
乗松さんが書かれている「私にとっての9条活動すなわち平和と非戦のための活動は、沖縄に平和と正義をもたらす活動とイコールになりました」
この言葉が私を奮い立たせます。また、何と、あとがきに登場する、浦島悦子さん、石原昌家さん、豊里友行さん、牧志治さん、高里鈴代さんは、私と縁を結ばれている方々です。 
末筆になりますが、私が関わっている市民組織「信州沖縄塾」は、9月6日に第10回総会を開催しました。これまで、以下の3つの目標を掲げて活動してきましたが、今総会で塾生個人の責任を明確にするために二人称の「私たち」を、一人称の「私」に変更することになりました。 
◆目標
(1)私たちは沖縄の現状と歴史、文化をまなびます。→「私は」
(2)私たちは学んだことを糧にして、信州とこの国を検証します。→「私は」
(3)私たちはそれぞれの立場で行動します。→「私は自分の責任で行動します」 
いつか、お会いできますよう念願しております。ありがとうございました。 
2014/09/17 17:07
                                                                    伊波敏男

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