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Wednesday, November 21, 2018

世界遺産登録時の勧告にかかわらず、「明治日本の産業革命遺産」から強制労働の歴史を消そうとする日本政府 Japanese Government attempts to erase history of forced labour on the World Heritage designated sites, despite UNESCO's recommendation to tell their full history

『週刊金曜日』11月9日号記事を、許可を得て転載します。新海智弘さんによる記事と、ブログ運営人が、この夏に軍艦島上陸ツアーに参加した経験から書いたコラムも。





コラムで触れた、軍艦島第一見学場の説明版


この記事で触れられた文書などへのリンク:

ユネスコ世界遺産委員会「明治日本の産業革命遺産」ページ
Sites of Japan’s Meiji Industrial Revolution: Iron and Steel, Shipbuilding and Coal Mining
(Japan)

内閣官房HP
ユネスコ世界遺産センターに提出した保全状況報告書
https://www.cas.go.jp/jp/sangyousekaiisan/state_of_conservation_report.html

強制動員真相究明ネットワーク・小林久公氏の開示請求によって明らかになった
明治日本の産業革命遺産(基本事項)
(上の週刊金曜日の記事でこの書類に言及しているところに「18年3月10日付」となっていますが「16年3月10日付」の誤りです。)

内閣官房HP
産業遺産の世界遺産登録推進室
http://www.cas.go.jp/jp/sangyousekaiisan/

産業遺産国民会議
https://sangyoisankokuminkaigi.jimdo.com/

「真実の歴史を追求する端島島民の会」の動画--加藤康子内閣官房参与自身のように見える人物が、元島民から、「差別はなかった」「虐待はしていない」といった言葉を引き出しています(これらの元島民は戦後の体験を語っており、戦時中の強制連行や虐待についての証言はできないはずですが)。
https://sangyoisankokuminkaigi.jimdo.com/真実の歴史を追求する端島島民の会について/

推薦図書:

政府が隠そうとしている端島(軍艦島)の強制労働の歴史が学べます。

長崎在日朝鮮人の人権を守る会 
『軍艦島に耳を澄ませば』-端島に強制連行された朝鮮人・中国人の記録
(社会評論社、2011)

UNESCOが勧告するような端島の「全体の歴史」を学ぶにはこのような資料が不可欠
日韓市民による世界遺産ガイドブック
『「明治日本の産業革命遺産」と強制労働』
強制動員真相究明ネットワーク 
民族問題研究所 編

このリンクで全編ダウンロードできます!http://ksyc.jp/sinsou-net/sekaiisann-g-book.pdf 



★このガイドブックは、日本語版、英語版、韓国語版もあります。すべてダウンロードできます。日本語版はここ 韓国語版はここ 英語版はここ


参考記事

AERA Dot より
前川氏が新証言「安倍首相肝いり『明治日本の産業革命遺産』でもゴリ押し“人事介入”」
https://dot.asahi.com/wa/2017061300025.html?page=1




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