Comments from the participants of the Surrey meeting on February 10, 2007.
2月10日の Surrey での会に参加くださった方々から寄せられた感想を掲載します。
教育関連
”日本の教育現場の実情を教えてくださった中野真美さんに、感謝いたします。問題が多いことは知っていても、ここまで来ていたのかとショックを受けました。 特に、卒業式での日の丸・君が代強制はもとより、「在校生の方を向くために、日の丸に背を向けるとはけしからん。」との校長の発言と強行には、第二次大戦中の”不敬罪”(天皇の写真に向かって敬礼しない、あるいは敬礼の仕方が足りないというのが罪だった。)を彷彿させる恐ろしいものを感じました。
また、校長による不透明な現場の教師の査定があり、都合の悪い先生を排除していくシステムができあがっているという話も、憤りを通り越して暗澹たる気持ちになります。” 原 京子
”全教育者とはもちろんいわないが、彼らの”教育者”としての自覚、そして誇りはどこに消えてしまったのであろうか?真美さんの帰国後のご活躍を期待しています!” YN
”このような貴重な会に参加させていただいて大変光栄でした。自分ひとりで何ができるのだろうと、さまよっていたのですが、同じように教育基本法について私よりもっともっと深く考えておられる方に出会うことができ、日本に帰っても教育についてとことん考え、行動していく勇気が持つことができました。ありがとうございます。それから映画は大変衝撃を受けました。事実を知ること、それを受け止め行動していくこと、これが私の課題になりました。” 中野真美
”貴重な体験談をお話してくださった中野さんにもありがとうございました。現役の先生にのお話を聞かせてもらうなんて素敵な チャンスでした。・・・私も 教師として 子供たちに接するとき自分の意見や 主張をどこまで伝えたらいいのか慎重に考えながら行動しています。子供たちに私たちの考えを押し付けず、でも自分で考える力をつけていってほしい、といつも思っています。” 山本真理子
アル・ゴア「不都合な真実」と地球温暖化 関連
”地球温暖化については漠然と知ってはいても、あれだけのデータと実際の映像によって示されることによって、地球がどれだけ危機的な状態にあるのかをはっきりと認識することができました。” 原京子
”Al Goreの真摯な態度はよく伝わってきたし、また講演会の続行、世界への映画配給などその行動力には感嘆する。しかし、彼のいうことも鵜呑みにしてはいけないのだと思う。ここに住んでいると、日本にいるときより、より自分で判断することが求められる。そのたびに思うのは、判断するにはまず知らなくては、知るためには受け売りの知識ではなく、じぶんの頭を使って事象を咀嚼しなければ、ということ。それには勉強の継続しかないのだと思うが、その遠い道のりに歩き始めからため息の連続である。” YM
”我家は車が1台、夫とのシェアです。ほとんど夫が通勤に使っているので不自由を感じ、もう1台あったら楽なのにと思っていたところです。ついつい楽な方、便利な方へ行ってしまいます。そして慣れ・・怖いです。実際、車2台を維持する余裕もないので実現不可能だとは思っていましたが、これからは地球にも家計にも健康にも?マイナスにならないよう、出来ればプラスになるような方法をとりたいと思いました。” SL
”アルゴアの映画はとってもインパクトが ありました。もう一度、家族で見たいと思います。彼は自分の ミッションをみつけることができたある意味ではラッキーな人間だと思うと同時にこんな人物がいてくれてよかったとも 思います。私たちの想像以上の速さでまた科学の計算できる範疇以上に色んなところで色んな形で汚染、変化、影響が進んでいるのではないでしょうか。今の自分には何ができるのか何をしらなければいけないのかどんな疑問をもつべきなのかこんな風に会を持ち、話し合える機会があるのはすばらしいことだと思います。” 山本真理子
多様な視点をありがとうございます。こういった会を通して一人一人が社会を、地球を良くしていく主役になっていくのだということが皆さんの感想を読んでいて実感できます。
聡子
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