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Sunday, October 14, 2007

(Japanese ) ICBUW Conference in New York - for Banning Uranium Weapons

This is a Japanese report by Yumiko Kikuno who attended the ICBUW (International Coalition to Ban Uranium Weapons) Conference in New York on October 2nd and 3rd. She will report her experience at the Conference in Vancouver on Saturday November 10th. This event will be held in English. For details, contact Peace Philosophy Centre info@peacephilosophy.com


劣化ウラン兵器禁止世界会議 in ニューヨーク

    Uranium Weapons: Contributing to a Dangerous World と題した劣化ウラン兵器禁止世界会議が、10月2日、3日にニューヨークで開かれた。この会議は、2003年10月にベルギーで設立されたICBUW(International Coalition to Ban Uranium Weapons)の主催で開催され、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、そして日本を含めた国々から約60名ほどの参加者が集まった。私は、ICBUWの会員であるピース・フィロソフィーセンターからの支援を受け、センターを代表してこの会議に参加した。

    1日目は、まず、各国の劣化ウラン兵器禁止運動の現状が報告された。その国々における様々な困難はあるが、徐々にメディアや政治家の注意を引きつつある状況などが伝えられた。例えば、コスタリカ国内で劣化ウラン兵器禁止に向けての国民の関心を高めるために、コスタリカと劣化ウラン兵器のつながりを説き、そのうねりが他のラテンアメリカ諸国にも広がったなどである。次に、「劣化ウランと法律」というテーマで、アメリカ各州において、帰還兵士体内の劣化ウラン反応を検査する法案を通すための様々な戦略や、ベルギーが世界で最初にウラン兵器を禁止する法案を可決させた過程などは、どこの国でも応用できるものであると感じ、希望を持つことができた。その後は、イラクからの帰還兵、ハーバート・リードさんの劣化ウラン兵器被害者としての話があった。帰還兵の中には、自分が劣化ウラン兵器に汚染されているかもしれないことを話したがらない人もいる。なぜなら、それによって、仕事を失くしたり、保険にかかれなくなるリスクなどに不安を持つためだ。しかし、リードさんは「人々に知ってもらうために語り続ける」と話した。

    2日目は、科学的な調査結果が報告された。ウランそのものが重金属として、DNAにダメージを与えることや、従来の兵器と劣化ウラン兵器の違い、そして劣化ウランの被害は、戦地だけで起こっているのではないなどの報告がされた。そして最後に、劣化ウラン兵器禁止運動のこれからの展望が述べられた。以上が会議の簡単な流れになるが、ここで一つ特筆したいことは、このニューヨーク会議では、主に帰還兵の被害に焦点があたり、イラクの人々の状況が浮き彫りにされなかったことを指摘する参加者もいた。私もそれに同意見である。しかし、アメリカで劣化ウラン兵器の関心を高めるためには、まず、帰還兵から取り掛かることは、重要、且つ効果的な戦略であると思った。

    「イラクの人々がクローズアップされなかった」とは言ったが、実は違う形で紹介されていた。会場内に展示されていたカラフルな絵は、イラクの子供たちが書いた絵であった。JIM-NETというイラクの子供たちを支援している団体が、難民キャンプの子供たちとの交流の一つとして書いてもらった絵を展示していたのだ。過酷な状況で生活している子供たちの、苦しみや嘆きというよりも、夢や希望が伝わってくる作品だった。そして最終日のレセプションでは、フォトジャーナリストの豊田直巳さんがイラクで撮影した数々の写真が紹介された。

    11月10日土曜日に、このニューヨークでの会議の報告会をバンクーバーで開きます。さらに詳しい情報と共に、私たちにもできる提案や、実際に見て触れる「希望」を持ち帰りましたので、是非、お越しください。

Peace Journalist
菊野由美子

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