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Saturday, April 30, 2011

「子ども20ミリシーベルト」に反対し内閣官房参与を辞任した専門家の決断-辞任理由全文があるNHK「かぶん」ブログ、一部削除された報道

(5月6日追記。下記のNHKニュース2つともリンクが切られています。PrintScreen で画像として残しておいてよかったです。)

(5月2日追記。この投稿のコメントで非常に重要な情報が共有されておりますし私も追加情報載せておりますのでぜひご覧ください。

田中泉さんによる小佐古辞任文全文英訳とともに、『アジア太平洋ジャーナル・ジャパンフォーカス』に記事を掲載しました。この問題は海外であまり報道されていないのでぜひ広めてください
20 Millisieverts for Children and Kosako Toshiso’s Resignation (Tanaka Izumi's translation of Kosako Toshiso's resignation letter, with Matthew Penney's introduction

小佐古辞任についてのニュース、20mSV問題に触れての英語報道が5月2日の段階であと二つ見つかっています。SceienceMag, Wall Street Journal をご覧ください。)

3月16日から4月29日まで内閣官房参与を務めた小佐古敏荘氏。「かぶん」ブログより。
 NHK朝7時(4月30日)」ニュースで小佐古氏(内閣官房参与)の涙ながらの辞任会見を見た。この人今までTV等で見たこともなかった。「子ども20ミリシーベルトが許せない」との理由だった。目玉が飛び出るほどびっくりした。私たち市民団体が必死で反対してきた無謀政策である。

小佐古敏荘(こさことしそう)。東大教授。放射線安全学。東大には「御用学者」と批判される人もいるが、この人は学者としての筋を通した。内閣官房参与を務めた人が「子ども20ミリシーベルトは間違っている」と断言して辞任したことの意義は測り知れない。

http://p.tl/XRTk 各社の報道の仕方にも注目。NHKは会見を中継しておいてニュースサイトでは小佐古氏がやめた理由である「子ども20mSV」問題には触れず。倫理的に問題のある報道とはいえないか。

ツイッターで上のようにつぶやいたら情報が入ってきた。この会見の全文がNHKの科学文化部「かぶん」ブログに掲載されていると。削除されたら困るので下に全文転載する。

また、NHKの報道ではこの20mSV問題に触れていないと言ったが、その後ツイッターで、NHKはこの報道を書き変えているのではないかとの情報が入った。おなじ日付、時間で小佐古氏辞任のニュースが二通りあり、一つには小佐古氏が辞めた理由として「子ども20ミリシーベルト」問題が記述されており、もう一つ(私が「倫理的に問題がある」と言った方)は、その部分が削除されている。下方に報道①、報道②として紹介している。「NHK 小佐古 辞任」というキーワードで検索すると報道②(子ども問題が削除されている方)が出てきて、①は出てこない。

政府が従来の国の基準である年間1ミリシーベルトの20倍の被曝を子どもに適用した問題についてはたくさんの市民団体、日弁連、福島県教職員組合等が反対している。署名運動の第一回締め切りは今日、4月30日である。

「子どもに対して年間20ミリシーベルト」撤回を求める緊急署名

小佐古氏は毎日の報道によると
特に小中学校の屋外活動を制限する限界放射線量を年間20ミリシーベルトを基準に決めたことに「容認すれば私の学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」と異論を唱えた。
とまで言っている。学者としての尊厳と倫理観を貫いた小佐古氏の勇気ある告発を評価し、このような重要な立場にある専門家が強く反対して辞任した、政府の「子ども年間20ミリシーベルト許容」を見直させるよう私たちは運動を加速しなければいけない。ティルマン・ラフ氏が共同への寄稿文で述べたように、私たちには子どもたちを守る責務がある。

以下資料。

「かぶんブログ」より

2011年04月29日 (金)
官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します

東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、記者会見し、「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を辞任することを明らかにしました。

記者会見で辞任の理由について説明した資料を全文掲載します。(文中の下線は、原文のままです)



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平成23年4月29日

内閣官房参与の辞任にあたって
(辞意表明)

内閣官房参与

小佐古敏荘

 平成23年3月16日、私、小佐古敏荘は内閣官房参与に任ぜられ、原子力災害の収束に向けての活動を当日から開始いたしました。そして災害後、一ヶ月半以上が経過し、事態収束に向けての各種対策が講じられておりますので、4月30日付けで参与としての活動も一段落させて頂きたいと考え、本日、総理へ退任の報告を行ってきたところです。
 なお、この間の内閣官房参与としての活動は、報告書「福島第一発電所事故に対する対策について」にまとめました。これらは総理他、関係の皆様方にお届け致しました。

 私の任務は「総理に情報提供や助言」を行うことでありました。政府の行っている活動と重複することを避けるため、原子力災害対策本部、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、文部科学省他の活動を逐次レビューし、それらの活動の足りざる部分、不適当と考えられる部分があれば、それに対して情報を提供し、さらに提言という形で助言を行って参りました。
 特に、原子力災害対策は「原子力プラントに係わる部分」、「環境、放射線、住民に係わる部分」に分かれますので、私、小佐古は、主として「環境、放射線、住民に係わる部分」といった『放射線防護』を中心とした部分を中心にカバーして参りました。
 ただ、プラントの状況と環境・住民への影響は相互に関連しあっておりますので、原子炉システム工学および原子力安全工学の専門家とも連携しながら活動を続けて参りました。
 さらに、全体は官邸の判断、政治家の判断とも関連するので、福山哲郎内閣官房副長官、細野豪志総理補佐官、総理から勅命を受けている空本誠喜衆議院議員とも連携して参りました。

 この間、特に対応が急を要する問題が多くあり、またプラント収束および環境影響・住民広報についての必要な対策が十分には講じられていなかったことから、3月16日、原子力災害対策本部および対策統合本部の支援のための「助言チーム(座長:空本誠喜衆議院議員)」を立ち上げていただきました。まとめた「提言」は、逐次迅速に、官邸および対策本部に提出しました。それらの一部は現実の対策として実現されました。
 ただ、まだ対策が講じられていない提言もあります。とりわけ、次に述べる、「法と正義に則り行われるべきこと」、「国際常識とヒューマニズムに則りやっていただくべきこと」の点では考えていることがいくつもあります。今後、政府の対策の内のいくつかのものについては、迅速な見直しおよび正しい対策の実施がなされるよう望むところです。

1.原子力災害の対策は「法と正義」に則ってやっていただきたい

 この1ヶ月半、様々な「提言」をしてまいりましたが、その中でも、とりわけ思いますのは、「原子力災害対策も他の災害対策と同様に、原子力災害対策に関連する法律や原子力防災指針、原子力防災マニュアルにその手順、対策が定められており、それに則って進めるのが基本だ」ということです。

 しかしながら、今回の原子力災害に対して、官邸および行政機関は、そのことを軽視して、その場かぎりで「臨機応変な対応」を行い、事態収束を遅らせているように見えます。
 
 とりわけ原子力安全委員会は、原子力災害対策において、技術的な指導・助言の中核をなすべき組織ですが、法に基づく手順遂行、放射線防護の基本に基づく判断に随分欠けた所があるように見受けました。例えば、住民の放射線被ばく線量(既に被ばくしたもの、これから被曝すると予測されるもの)は、緊急時迅速放射能予測ネットワークシステム(SPEEDI)によりなされるべきものでありますが、それが法令等に定められている手順どおりに運用されていない。法令、指針等には放射能放出の線源項の決定が困難であることを前提にした定めがあるが、この手順はとられず、その計算結果は使用できる環境下にありながらきちんと活用されなかった。また、公衆の被ばくの状況もSPEEDIにより迅速に評価できるようになっているが、その結果も迅速に公表されていない。

 初期のプリュームのサブマージョンに基づく甲状腺の被ばくによる等価線量、とりわけ小児の甲状腺の等価線量については、その数値を20、30km圏の近傍のみならず、福島県全域、茨城県、栃木県、群馬県、他の関東、東北の全域にわたって、隠さず迅速に公開すべきである。さらに、文部科学省所管の日本原子力研究開発機構によるWSPEEDIシステム(数10kmから数1000kmの広域をカバーできるシステム)のデータを隠さず開示し、福井県*、茨城県、栃木県、群馬県のみならず、関東、東北全域の、公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべきである。 (*原文ママ)

 また、文部科学省においても、放射線規制室および放射線審議会における判断と指示には法手順を軽視しているのではと思わせるものがあります。例えば、放射線業務従事者の緊急時被ばくの「限度」ですが、この件は既に放射線審議会で国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告の国内法令取り入れの議論が、数年間にわたり行われ、審議終了事項として本年1月末に「放射線審議会基本部会中間報告書」として取りまとめられ、500mSvあるいは1Svとすることが勧告されています。法の手順としては、この件につき見解を求められれば、そう答えるべきであるが、立地指針等にしか現れない40-50年前の考え方に基づく、250mSvの数値使用が妥当かとの経済産業大臣、文部科学大臣等の諮問に対する放射線審議会の答申として、「それで妥当」としている。ところが、福島現地での厳しい状況を反映して、今になり500mSvを限度へとの、再引き上げの議論も始まっている状況である。まさに「モグラたたき」的、場当たり的な政策決定のプロセスで官邸と行政機関がとっているように見える。放射線審議会での決定事項をふまえないこの行政上の手続き無視は、根本からただす必要があります。500mSvより低いからいい等の理由から極めて短時間にメールで審議、強引にものを決めるやり方には大きな疑問を感じます。重ねて、この種の何年も議論になった重要事項をその決定事項とは違う趣旨で、「妥当」と判断するのもおかしいと思います。放射線審議会での決定事項をまったく無視したこの決定方法は、誰がそのような方法をとりそのように決定したのかを含めて、明らかにされるべきでありましょう。この点、強く進言いたします。

2.「国際常識とヒューマニズム」に則ってやっていただきたい

 緊急時には様々な特例を設けざるを得ないし、そうすることができるわけですが、それにも国際的な常識があります。それを行政側の都合だけで国際的にも非常識な数値で強引に決めていくのはよろしくないし、そのような決定は国際的にも非難されることになります。

 今回、福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝を基礎として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出されている。これらの学校では、通常の授業を行おうとしているわけで、その状態は、通常の放射線防護基準に近いもの(年間1mSv,特殊な例でも年間5mSv)で運用すべきで、警戒期ではあるにしても、緊急時(2,3日あるいはせいぜい1,2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのは、全くの間違いであります。警戒期であることを周知の上、特別な措置をとれば、数カ月間は最大、年間10mSvの使用も不可能ではないが、通常は避けるべきと考えます。年間20mSv近い被ばくをする人は、約8万4千人の原子力発電所の放射線業務従事者でも、極めて少ないのです。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたいものです。年間10mSvの数値も、ウラン鉱山の残土処分場の中の覆土上でも中々見ることのできない数値で(せいぜい年間数mSvです)、この数値の使用は慎重であるべきであります。

 小学校等の校庭の利用基準に対して、この年間20mSvの数値の使用には強く抗議するとともに、再度の見直しを求めます。

 また、今回の福島の原子力災害に関して国際原子力機関(IAEA)の調査団が訪日し、4回の調査報告会等が行われているが、そのまとめの報告会開催の情報は、外務省から官邸に連絡が入っていなかった。まさにこれは、国際関係軽視、IAEA軽視ではなかったかと思います。また核物質計量管理、核査察や核物質防護の観点からもIAEAと今回の事故に際して早期から、連携強化を図る必要があるが、これについて、その時点では官邸および行政機関は気付いておらず、原子力外交の機能不全ともいえる。国際常識ある原子力安全行政の復活を強く求めるものである。


以上

NHK報道①(太字の部分は②の報道では削除されている。太字はブログ運営者がつけた。)



官房参与の原子力専門家が辞任
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110429/k10015638131000.html

4月29日 19時43分

東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、記者会見し、「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を辞任することを明らかにしました。
小佐古氏は、先月、福島第一原発の事故を受けて、菅総理大臣から内閣官房参与に任命されましたが、29日夕方、総理大臣官邸を訪れて辞任届けを提出し、記者会見を開きました。この中で、小佐古氏は辞任の理由について、「原子力災害対策には、関連する法律や原子力防災指針などで対策が定められており、それにのっとって対策を進めるのが基本だ。しかし、総理大臣官邸などは、今回の対策で法律を守ることを軽視し、場当たり的な政策決定プロセスをとり、誰が決定したのかが明らかでない」と説明しました。さらに、小佐古氏は、文部科学省などが、福島県の小学校などの校庭での活動を制限する目安を、1年間の放射線量の累積で20ミリシーベルトとしたことについて、「これだけの被ばくをする人は、全国の原発業務の従事者の中でも極めて少なく、この数値を小学生らに求めるには、学問上の見地や私のヒューマニズムから受け入れがたい」と述べ、批判しました。東日本大震災の発生後、菅総理大臣は、助言を受けるため、小佐古氏をはじめ、原子力の専門家など6人を新たに内閣官房参与に起用しています。

NHK報道②



官房参与の原子力専門家が辞任
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110429/t10015638131000.html

4月29日 19時43分

東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、記者会見し、「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を辞任することを明らかにしました。
小佐古敏荘氏は、原子力の専門家で、先月、菅総理大臣から内閣官房参与に任命されましたが、29日夕方、総理大臣官邸を訪れ、辞任届を提出しました。このあと、小佐古氏は記者会見し、「原子力災害対策には、関連する法律や原子力防災指針などで対策が定められており、それにのっとって対策を進めるのが基本だ」と述べました。そのうえで、小佐古氏は「官邸や原子力安全委員会などは、今回の対策において、法律を守ることを軽視し、その場かぎりの場当たり的な政策決定プロセスをとっている。誰が決定したのかが明らかではなく、納得できない」などと述べ、一連の政府の対応に納得できなかったことが辞任の理由だと明らかにしました。内閣官房参与を巡っては、東日本大震災の発生後、菅総理大臣が、小佐古氏をはじめ、原子力の専門家など6人を次々と起用して意見を聞いており、野党側に加え、政府・与党内からも、指揮命令系統があいまいになるなどと批判が出ていました。

13 comments:

  1. いつも貴重な資料の翻訳や情報発信など、ありがとうございます!
    とても助かっています。

    小佐古教授の悔しさ、相当のものがあると思います。
    私は逆に20ミリシーベルト問題に言及した①の方のNHKニュースしか見ていなかったので、Peace Philosophy Centreさんのツイッターを見てびっくりしました。保存してあったリンクを辿ったら①の記事はそのままだったので、検索してみてびっくり!検索で出てきたのは②の記事だけでした。
    かぶんさんのブログには全文が記載されていたので、まさかNHKが記事の書き換えをしたとはにわかには信じがたく、「ひょっとして直前に書かれた記事かも・・・?」と思ったりしたんですが、なんと記事が書かれた時間は同じ。URLもアルファベット1文字違いでした。
    NHKかぶんさんが頑張ってくださっているのは事実なんだと思います。しかし、それを阻む力がNHKの中に依然存在するということだと思います。かなり脱力してしまいました。

    しかし、こうしてブログにまとめていただけるとよくわかります。記録にもなりますしね!私は証拠が残るように記事を直接写真で撮影して保存しました。私も時間ができたらブログにアップしようと思います。

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  2. 貴重なコメントをありがとうございます。検索の件を追加し、タイトルも修正して再投稿しました。

    ReplyDelete
  3. この後、記事が20ミリシーベルトのものに戻っています。
    ツイッターでの私とかぶんさんとのやりとりです。かなり長くなるのですが、はっきりさせておきたいので。

    -------------------------

    【Bあやのツイート(RT)】 このニュース、書き換えられてる!!記載されてたのに!旧記事→http://p.tl/stek @PeacePhilosophy http://p.tl/XRTk NHK,会見を中継しておいてニュースサイトでは小佐古氏がやめた理由である「子ども20mSV」問題には触れず。

    【NHKかぶんのツイート】 かきかわってまへんで http://bit.ly/m4cFaK RT @yumih8: RT @b_aya_chainsaw: なんやこれ!!このニュース、書き換えられてる!!【NHK:官房参与の原子力専門家が辞任】旧記事→http://bit.ly/lsGyyw.

    【Bあやのツイート】 しょーもないごまかしはやめて!証拠もあります。書き換えたあとにまた戻したくせに!ちゃんと認めて!!!確認してるのは私だけじゃないんです!かぶんには幻滅@nhk_kabun 【NHK:官房参与の原子力専門家が辞任】NHKのニュース記事書き換えの証拠→http://p.tl/ZNVL

    【NHKかぶんのツイート】 @b_aya_chainsaw ??当初出した原稿に20mSvのくだりが入ってなかったのでその部分を追加した原稿を、後で出したという次第です。20mSvを削った、というのは明確な過ちですよ。ちなみにかぶん担当の原稿ではありませんが。

    【Bあやのツイート】 @nhk_kabun 私が最初にかぶんブログを見た時点で20mSvのくだりがありました。しかし、その後で「大事な部分(20mSV)が記載されていない!怒」というつぶやきを見て慌てて検索したら20mSvの記載がないものしかでてきませんでした。そして今は20mSvの記載あり。

    【Bあやのツイート】 @nhk_kabun 百歩譲って、もしかぶんさんがおっしゃることが本当だとしても、発表したものを書き換え(追加・削除・訂正)した場合にはその旨記載するべきじゃないですか?こそこそやるのはおかしいですよ。かぶんさんの原稿かどうかは問題じゃありません。NHKとしての問題です。

    【NHKかぶんのツイート】 @b_aya_chainsaw 新しい原稿を出した後、旧い原稿を削除しないでおくと、混乱を招いてしまうと言う教訓ですね。システム担当者に伝えておきます。

    【Bあやのツイート】 違います、訂正した旨を記載すべきってことです。一度発表しておいてなかった事にするっていう姿勢はいかがなものでしょうか?@nhk_kabun 新しい原稿を出した後、旧い原稿を削除しないでおくと、混乱を招いてしまうと言う教訓ですね。システム担当者に伝えておきます。

    【NHKかぶんのツイート】 @b_aya_chainsaw 今回の原稿についてはかぶんツイートで、20mSvを追加したことをお伝えしたのですが、情報は毎時毎分更新されることが多いので原稿の内容を更新した場合には通常表記していません。(放送でもそうでしょう?)そこはブログ記事とは感覚が異なるところがあります。

    【Bあやのツイート】 @nhk_kabun TVでは時間の流れがある(最新情報が常に流れる)けど、発表した記事を発表時間を同じにして「更新した」旨を記載せずにこそこそ内容を書き換えるのはおかしい。新しい事実が出ても一々過去記事を書き換えないでしょう?ツイート見ずにニュースだけ見てる人の方が多いですし。
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    わたしは兎にも角にもNHKがすでに発信したニュースをこっそり書き換えることは問題だと思います。
    どちらが先なのかなど、わからないようになってますし、あとからなんとでも言えますよね。下手な言い訳にしか聞こえなくて残念です。

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  4. 何度もすいません。
    今、日本時間5月1日(日)午前3:35分現在の状況です。

    今もう一度検索してみたんですが、グーグル検索して出てくるのは②の記事だけ、NHKかぶんブログの【官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します】の記事にあるリンクをたどると①の記事へ、NHKのホームページ内の検索では記事が出てきません!ホームページ内を探してみたんですが見当たらないし・・・。

    これは本当に問題だと思います。

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  5. またまたまたですが、先ほどツイッターで一連のまとめをつぶやいて、しばらくしてもう一度試してみると、検索で出てくる記事が20mSvのものになりました。

    マスコミが長年国民を騙し続け洗脳してきたことがわかった以上、いい加減な報道を許すわけには行きません。特にNHKの報道を無条件に信じてしまう方は多いと思います。
    NHKには責任があります。
    今後はこのようなことがないように、ニュースを発表する前によく確認し、発表した記事を訂正・削除する場合には一言その旨を読者に告げるのがあたりまえだと思います。

    ツイッターで私のことをクレーマーだという方がおられましたが、おかしなことを見つけたらクレームを付けるのは当然のことだと思っています。

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  6. Bあやさん、大変詳細な調査と「かぶん」さんとの意見交換の記録をありがとうございます。今確実にわかっているのは2パターンの報道があった(ある)ということと、「20mSV」入りの記事を見たあと私が「ない」と言っているツイートを見てなくなっていることに気付いたという時系列的経験です。

    記事を差し替えることについての倫理的判断は微妙であると思います。ニューヨークタイムズなども、同じ記事に加筆してタイトルなども変更しながらネット版の記事を常に最新のものにしていっています。そのプロセス自体に問題があるとは私は特に思いません。しかし明らかに特定の情報が削られたり多くの人の目に触れないような意図があるような操作が見られる場合は注意する必要があります。私はこの小佐古辞任の英語報道にも注目しています。確認できた限りでは、小佐古辞任を英語で報道している媒体は少なく、数少ない記事の中では、彼が辞めた主要な理由として「子ども20mSV」問題に触れているのは皆無であるからです(もしあったら教えてください)。私の一連のツイッターをここにコメントとして記録しておきます。

    あと、「かぶん」ブログについては、「NHKの良心の置き場か」と昨日私は呼びましたが、小佐古辞任文全文を掲載してくれたことは感謝しています。これからも、本報道が伝えないことを伝えていってほしいと思います。

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  7. 先ほどの私のコメントでわかりにくいかなと思ったところ付け足します。

    「20mSV」入りの記事をBあやさんが見たあと、私が「NHKの報道に20mSV問題がない」と言っているツイートをBあやさんは見て、その部分がなくなっていることに気付いたという時系列的経験、という意味です。

    先ほど、記事の差し替えは他メディアでもあり得ると言いましたが、やはり更新した場合記事の配信の時間は記録しています。今回の場合、2つの別のバージョンの記事の時間が同じであるということです。同時に2パターンの記事を発信するというのはやはりおかしいと思います。更新した方に、更新した時点での時間を記すべきであると思います。

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  8. 以下、自分の過去24時間のツイートから、関連のあるものをここに記しておきます。

    【重要記事】http://p.tl/4BsW 共同英語版論説の和訳。「福島の子どもたちを
    守らねばならない」豪反核医師ティルマン・ラフ。この記事日本のメディアで見
    かけた人は教えてください。

    29日満員で入れなかった小出裕章さんの明治大学での講座の記録がここにあり
    ます。 http://fb.me/y9aQEo54

    http://p.tl/1NQm NHK朝7時ニュースでこの小佐古氏(内閣官房参与)の涙
    ながらの辞任会見を見た。こんな人今まで見たこともなかった。「子ども20ミ
    リシーベルトが許せない」との理由だった。目玉が飛び出るほどびっくりした。
    私たち市民団体が必死で反対してきた無謀政策。

    小佐古敏荘(こさことしそう)。東大教授。放射線安全学。東大には「御用学者」
    と批判される人もいるが、この人は学者としての筋を通した。内閣官房参与を務
    めた人が「子ども20ミリシーベルトは間違っている」と断言して辞任したこと
    の意義は測り知れない。私も涙。http://p.tl/1NQm

    ブログ更新。【重要】http://p.tl/ZNVL「子ども20ミリシーベルト」に反対し
    内閣官房参与を辞任した専門家の決断-「かぶん」ブログより小古佐氏辞任理由
    全文、20ミリ問題の部分を削除したバージョンも含め、NHKの二通りの報道
    付き。20ミリ反対署名の一次締め切りは今日。

    小佐古参与が辞任した大きな理由の一つとして子どもに年間20ミリシーベルト
    までの被曝を許した政府への強い反対がある。「容認すれば私の学者生命は終わ
    り。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」という、学者として、人間と
    しての深い憂慮を会見でしめした。http://p.tl/ZNVL

    それなのに小佐古参与辞任の報道ではその部分は控えめに報道され、私が今調べ
    た限りでは数少ない英語報道(毎日、AFP,時事)では一切触れられていない。
    共同の日本語サイトにはあるのに英語サイトにはニュースすらない。(見落とす
    こともあるので間違いがあったら指摘歓迎)。

    この「子ども20ミリシーベルト」問題は検討が発表されたとき日本語ではたく
    さんの媒体が報じたが英語ではどこも報じなかった。正式に文科省の文書が出た
    ときには報道された。そして今回の小佐古辞任報道で、日本政府が子どもの人命
    軽視政策を取っていることを海外に隠しているのではないかと疑う。

    広瀬隆講演:(辞任した小佐古参与について)「原発安全神話を一番振りまいて
    きた。裁判でも低く低く言ってきた。その人でさえ政府を後手後手と。子ども1
    ミリから20ミリがいけないと言っている。」小佐古氏はどうやら御用学者最前
    線の人だったらしい。

    その小佐古氏がなぜ態度を変えたのかはわからないが、彼のような人にとっても
    日本政府や東電による事故対策は「法と正義」に則っておらず、要の情報を公開
    せず、作業員の被ばく限度緩和、子ども20mSVといった「国際常識とヒュー
    マニズム」に欠ける、と匙を投げるような存在であったということだ。

    せめてこの原発事故の罪を次世代に償わせないようにとのモラルというものはな
    いのだろうか。記事参照 http://fb.me/YE2Eq7cu

    ReplyDelete
  9. Anonymous10:17 pm

    ①小佐古氏の原爆症訴訟での立場
    ②空本氏が小沢系議員であること
    ③空本氏が元東芝の社員であること
    ④小佐古氏を参与に推薦したのは空本氏であること
    ⑤このタイミングでこの会見が開かれたこと
    以上のことを考えると、
    小佐古氏の主張が正しいかどうかということはおいておいて、
    小佐古氏がヒューマニズムに溢れる人物であるかどうかについて、疑問を持たざるを得ません。

    ReplyDelete
  10. みなさま

    仙台より。昨晩から今朝にかけてネットで共有したことを。(ことわりのないも
    のは私のツイート)

    http://p.tl/ZNVL 小佐古辞任についての投稿たくさんの反響があった。御用学
    者が福島の子どものために涙ながらに20mSVに反対すた姿とそれを報道した
    (しなかった)メディア。動機に関わらずその意義は大きい。

    兄と出た田中優仙台講演、200人の会場は立ち見が出た。若い人多数。被災地
    で聞く被曝の現状・原発の愚かさ・新エネルギーと経済の展望はひと際意義深かっ
    た。最後に地元の会社から水をきれいにする炭が配られた。宮城の汚染の現実を
    隠すことなく未来の具体的な希望を語った田中氏に脱帽。

    (田中優講演はまとめて共有します。)

    小佐古辞任文の完全英訳、『アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカス』に
    掲載しました。元御用学者の福島の子どもたちのための決断。翻訳してくれた田
    中泉さんに感謝。http://p.tl/4M0F

    http://fb.me/112dTxOUV 子ども20mSV問題を理由に辞任した小佐古氏につ
    いての英語報道を知らされた。Science Mag.

    http://bit.ly/igfdNp 江川紹子の大変わかりやすい20mSV問題論点解説。
    政策を決める人たちは自分の子だったらここで学校に行かせるだろうか、自分が
    子どもだったらここで育ちたいかという視点を持っているだろうか。 

    (星川淳ツイートより)
    根室沖200カイリ内のカラフトマスやシロザケから高い放射能が検出されたとい
    うことは、食物連鎖上層の生きものに生物濃縮が進みつつある兆し。
    http://bit.ly/lejUrK http://bit.ly/lxO7tT

    (週刊金曜日ツイート)
    原発の250mSvなら80人に1人(浩) RT @yamebun 【東電原発会見】小児の発癌
    リスクは10 ~ 20mSvで4割増との文献も→「20mSvの被ばくによる癌死の確率は
    1000人に1人とみなすべきであることを原子力安全委員会が認めた」
    http://ow.ly/4KtOz

    (柳美里ツイート)
    みなさん、雨になるべく子どもを近づけないよう注意しましょう。 RT
    @tamaponnu 神奈川県鎌倉市の排水口 11.1μSv/h http://t.co/GaB8mFS だそう
    ですよ。お気をつけて……

    小佐古「子ども20mSV反対して辞任」英語報道がまた一つ出ました。WSJ で
    す http://p.tl/w4WB

    今日です。「20ミリシーベルト」撤回要求 対政府交渉 ~福島の子どもたちを守れ!~ http://p.tl/zhnh これ目指して仙台から東京に向かいます。

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  11.  New York Times の記事 "Japan’s Prime Minister Defends Handling of Crisis" http://nyti.ms/jLaym1 (April 30, 2011) では、20 mSv の数字は出していませんが、"In one of his most damaging charges, the adviser, Toshiso Kosako, drew attention to a recent government decision to allow children living near the crippled Fukushima Daiichi nuclear plant to receive doses of radiation equal to the international standard for nuclear power plant workers. That level is far higher than international standards set for the public." という表現で、その内容に触れています。 (Tatsuo Tabata)

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  12. メディアには、報道の自由・編集権の行使という大義名分があります。善意か悪意かはともかく、何らかの意図の下に編集が行われているのは確実です。問題なのは、記事のニュアンスが変わり、受けての印象も変わる場合があるということです。

    いつものことですが、今回の辞任報道に関しても、報道各社ごとに内容が微妙に異なっています。編集なしがベストであることは言うまでもありませんが、編集を前提にすれば、可能な限り、各社の記事を比較検討する他ないでしょう。この点、記者会見等の完全中継が広がって行けば言うことはないのですが。メディア・リテラシーの大切さを痛感させられました。

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  13. はじめまして いつも有用な記事の掲載 ありがとうございます。

    ドイツの全国紙である南ドイツ新聞でもこの件は報道されています。オンラインでは4月30日付、紙の媒体では本日(5月2日付)のに掲載されています。

    辞任の理由は、子ども20ミリシーベルトを容認できない、とあります。

    オンラインのアドレスは下記の通りです。

    http://www.sueddeutsche.de/politik/japanischer-atomberater-tritt-zurueck-traenen-der-wut-1.1091388

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