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Friday, May 27, 2011

「子ども20mSV」撤回へ、5月23日文科省前行動: 内外で注目度急上昇 Fukushima Parents Confront the Government Over Allowable Radiation Dosage

International media attention is rising over the contentious issue that the Japanese government has increased the allowable radiation dosage by twenty times, from one millisievert per year to twenty, including children. On May 23, seventy parents and children from Fukushima and hundreds of supporters gathered in front of the Ministry of Education in Tokyo. Please see below for the list of English-language reports, including one by New York Times, and the video report by Press TV, and one by the Spanish national broadcaster.

5月23日、「20mSV」撤回を求めた福島の親子たち、支援者たち数百名(500人から1000人ぐらいの幅で報告されています)が文科省との交渉に臨みました。交渉には、福島みずほ、川内博史、森ゆうこ、川田龍平各議員が立ちあいました。FoE Japan の報告によると、 
昨日5月23日の午後、文科省の東館前は異様な熱気に包まれました。座り込む70名の父母たちとそれを支援する市民団体、かけつけてくれた国会議員たち、そして、あくまで20ミリシーベルトの撤回を求める父母たちに対して、のらりくらりと言を左右にする渡辺格・文部科学省科学技術・学術政策局次長。福島からの参加者の悲痛な言葉は、本当に胸が痛むものでした...

一方で、前進もありました。渡辺次長は、交渉の中で、下記の発言をしています。
・文科省は年間20ミリシーベルトを安全基準としていない
・文科省は1ミリシーベルトをめざし、可能な限り下げていく方針である
報告全文と今後の行動については FoE Japan ページをご覧ください。

今回は5月2日の行動と比べてメディアの取り上げ方も大きいものでした。運動が加速し、内外に問題意識が共有されているのを実感します。下に、フジテレビ特集、海外メディア報道、Our Planet TV による詳細報道と、伊藤夏子さんによる報告を紹介します。伊藤夏子さんが詳細に記録し、報告している福島からの生の声(下記)は、報道だけでは決してわからないものなので、ぜひ読んでください。

フジTV特集 
フジTVは、5月10日に続き、5月26日「とくダネ」で20mSV問題の続編を放映しました。伊藤隼也さんの、ジャーナリストとして、一人の親としての渾身のレポートに共鳴し、フジTVがそれを取りあげ続けていることを驚きと共に評価しています。

video

英語報道
ニュースでは、ニューヨークタイムズが初めてこの問題に特化して記事を書きました。

New York Times
Angry Parents in Japan Confront Government Over Radiation Levels
by Hiroko Tabuchi

Irish Times
Fukushima plant suffered triple meltdown
by David McNeil

AFP
Japanese protest revised school radiation limit

Kyodo
Fukushima Parents Protest

スペイン
5月24日、スペイン国営放送で福島原発問題の報道の中でこの子ども20ミリシーベルト撤回要請行動を伝えています。これは1分25秒のニュースですが、59秒あたりから見てください。「街頭で民衆による反原発の動きが拡大しているが、最新のものは文部科学省の前である。これは子供たちへの許容被爆量を少し引き上げたからである。このデモ参加者は、この核危機をきっかけにして再生可能エネルギー利用の拡大を訴えている。福島の大部分の学校では、放射能の汚染のために、子供たちの野外活動が制限されている。」(情報提供と翻訳:童子丸開さん)

video

イラン
イラン英語放送局、プレスTVは英語メディアとしては最もこの問題を丁寧に追っています。5月2日行動の報道はここにあります

video


Our Planet TV のレポート(日本語) 17分。行動の雰囲気が手にとるようにわかる、福島の親の訴えが心に迫る、報告です。福島、川内議員らのがんばりも見られます。山本太郎さんも。詳しい情報はここへ。


伊藤夏子さんによる報告

5月23日13時~の文部科学省への要請は、福島から子を持つ母親を中心に70名近くが見えたにもかかわらず、政務三役(大臣、副大臣、政務官)は面会を拒否し、雨がぱらつく中、建物内にすら入れないという対応でした。座り込んだ福島の人たちの周囲には、テレビや新聞の写真に写っている人の少なくとも3倍以上が立って耳を傾けていました。後ろではマイクを通じた音は殆ど聞きとれずやり取りの様子も見えませんでしたが帰る人は殆どいませんでした。福島以外の参加者は原発の問題に取り組んでいる方が多いようでした。「民族を滅ぼすな」といった横断幕もありました。人数は多くないものの、若い女性や子連れの母親の姿が印象的でした。後で聞きましたら、この時、文部科学省の建物全体を人間の鎖で取り囲んでいたとのことでした。

要請の内容はフクロウの会HPに紹介されています

文科省玄関前の交渉の後、参加者の多くは太鼓を叩く僧侶たちに続いてぞろぞろと列をなし、約10分歩いて議員会館に移動しました。議員会館の集会室(第1会場)は定員が350人だったため、福島県民とマスコミ優先でした。私は、入りきれなかった人たちとともに急遽準備された別室に入りました。この第2会場には福島県以外の約120人が詰め、ドイツのテレビ局ともう一人、カメラを回している方がいましたが、映像は公開されていないようです。第2会場では、玄関前交渉の報告に続き、福島の方たちから現状報告があり、最後に質疑応答が行われました。どの方のお話しも東京では知り得ない内容でした。

5月23日(月)文部科学省前要請行動

文科省前の交渉後、議員会館に移動。350名の集会室に入りきれず、第二会場となった別室には福島県以外からの参加者、約120が集まった。

00:00~ 本日の申し入れ、交渉の報告

06:23~ これまでの経過報告、本日の交渉の感想 (佐藤さん)

10:20~19:58 

福島の現状について(佐藤さん)
福島の線量について。高いところがまず報道されたので、今の福島市や郡山市は低いとの錯覚を地元の人さえしている。現在、中通り(福島や郡山など)は2マイクロシーベルト/時。自分の仕事場は飯舘に近い福島市のはずれだが、高いときで毎時2マイクロ、低いときで1.5マイクロを行ったり来たり。飯舘が10いくつと発表されているので、これを高いと感じなくなってしまった。比較して、低いという印象を受けてしまう。が、3.11以前の数値は0.05マイクロシーベルト/時以下。これと比較すればとんでもないと分るが、高いところと比較し、安全だと。地元に住んでいると安全だと思いたい。

4月21日に初めてここ(院内集会)に来たとき、福島にまだ子供いるのかと聞かれた。「いますよ、当然」と言ったら、「なんで逃げないんですか!」といきなり怒られた。県外からみればそんなところに子供を置くのは母親失格だと言わんばかりの勢い。だが、母親たちには色んな事情ある。本当に住んじゃいけないと分っていても子供を動かせない母親が大勢いる。彼女たちは家庭の中で孤立。夫も両親も理解してくれず、子供を思いやって悩み、一人で毎日涙している母親も沢山いる。ここで生きるしかないと覚悟決めた人は、よそから色々言われたくない。そっとしておいて欲しい。が、実際は高い線量なのは事実なので伝えないといけない。高い目線で言ってしまうと拒否反応を起こしてしまう。地元の母親同士でも対立関係が生まれてきている。

学校は本当に何もしてくれない。ガイガーカウンターを借りて、3月29日から測定を始めた。自分の子が通う学校の線量を測定に行った。ホットスポットを見つけ出し、危険なところを何とかしようと測りに行った。水の流れてくるところが高いと予測を立てた。いきなり、学校給食を運び込む所のU字溝の脇が67マイクロシーベルトあった。娘が通っていた小学校の給食搬入口。驚いて校庭をあちこち測定したらどこも10マイクロ以上。地表1センチあたりで。このとき、空間線量は2.5マイクロ位。翌日、代表の中手さんが子供の学校で測定したら107マイクロシーベルト。驚いて県の教育委員会に報告し、測定してくれと要請したら、県にはガイガーカウンターが一台もなかった。

県は急遽、20台揃え、3日間で約1400校を測定。数値を聞き、測定方法が想像できた。案の定、校庭の一番低いところを測定。が、それですら、放射線管理区域の0.6マイクロシーベルト以上の学校が県内の4分の3。県北は99.9%。2.3以上が約55%。県北は直ちに避難しないといけないくらいの線量だが、国は何も対策をしてくれない。いくら言っても、「モニタリングをしている」の一点張り。モニタリングを始めてすでに20日経っているが、未だにモニタリング。グラウンドの土の天地替え実験を行ったが、深さ50センチでひっくり返す予定だったができず、15センチだけだった。保護者に報告なく、新聞見て知った。そのようなことをしている。

「天地返し」は嘘。校庭は水はけ良くするため、パイプを埋めているので不可能。ひっくり返すと、水が入るパイプにどんどん入っていくので、させないと県議会議員も言った。国、県、市町村の意見はバラバラ。最終決断は校長という状態。生活の場については母親の判断で決めてくれと県アドバイザーの山下さん(長崎大学山下俊一氏)は講演会で言う。このように責任のなすりあいをしているところで子供を安心して学校に通わせられないと思い、中2の娘は3月12日から山形に避難させている。今日一緒に来ているが、疲れ果てている。精神的に。教師もどうしていいか分らず疲れ果てている。

自分で考えられない子供について判断するのは母親。自分で考えられない市民について判断するのは責任ある国だと思っている。国さえ、今ここに子供がいてはいけないので一時避難してくれ、費用はすべて持つと言ってくれたら、避難できる母親が大勢いる。それを強く訴えたいと思う。避難できない母親を責めないで欲しい。苦しんでいる。

また、山下さんが丁寧に安全だから安心して下さいと言ってくれたおかげで、ちっとも危険じゃないと思い込んでいる人が恐らく、99.5%ぐらいか、わからないけど、そういう状況。危険だと言う人は「何を騒いでいるの、何ヒステリックになってるの」と言われているのが現状。

19:59~25:29 
福島市野田4歳の娘の父親
妻子は避難させたが、ママ友や娘の友達の子供は大勢残っている。避難したくてもできない。避難をめぐって夫婦が喧嘩になり別居寸前だったり、高齢者の受け止め方も違い、家庭内で温度差がある。福島産の野菜が売られ、安全だと思われるようになると、避難プログラムを組んでも応じてもらえなくなるかもしれない。

お願いしたいのは、皆さんが住んでいる地域で赤十字の助成金などに応募して、福島の子供たちを「保養」で呼んでほしい。週末だけでもまず参加してもらうと、そこから一時避難や疎開も可能だと感触を持てるかもしれない。まず、保養という柔らかいプログラムがいい。夏休みもいい。ハワイのマウイ島から、航空運賃もすべて出すので来てくれ、とのプログラムあり。申し込んだ。娘のこともあるが、一緒に行くと言うと、参加するママ友さんがいるから。そのようにして、意識のある人がまず動いて誘い出すのがいいと思う。

本日の感想
国は何もしていない。モニタリングは4か所測定し、平均を出している。ホットスポットが沢山あるのに入れていない。自分の会社の横の雨どいの下で366マイクロとか。写真を撮り、記録をとっている。線量が減らない。空間線量も1.7位で減らない。発表されることが本当ではない。郡山、二本松、伊達など判断下せる首長のいる自治体は動いているが、福島市は何もしていない。元々、放射線廃棄物扱うのは国の責任なので自治体を責められないが、それでも実行した首長は偉い。だが、国の責任で、国の職員がすべき。自治体の長は職員に被曝させられないという問題もある。今日の申し入れで国の責任でやってくれと明言した。

25:30~29:59 
福島市内在住 高校一年生の母親
子供は進学校に入学したばかり。グラウンドは2~3マイクロシーベルト。部活も体育も行う。親から承諾書とった。何かあった場合は親に責任があるとする姿勢がありあり見える。吹き溜まり、側溝がたまると聞いている。子供の高校の裏で60マイクロシーベルトが出た。立ち入り禁止にしたと、子供から聞いた。学校に問い合わせたら教頭が「60マイクロだが、角度があり坂になっている、子供は通らない。他の学校も同じ」と。20ミリシーベルト、3.8マイクロシーベルトという数値を国が県教育委員会に言っているので、県も市もそれ以下ならいいだろうと。右ならえ。市役所に危機管理室できたのは5月7日ぐらい。その前は防災部。3号機の爆発があるかもしれないからヨウ素剤配布を求めたら、ようやく検討すると。今日福島から参加して良かったと思うのは、福島だけの問題でなく、先ほども山口の方と話したが、全国で54機、日本全国の問題だと連帯意識を感じさせてもらい、元気をもらったので、地元に帰って頑張りたい。

質疑応答
30:03~
Q:内部被ばくの測定や食品の放射線測定は?子供を守る福島ネットワークの構成は?

32:09~
A:子ども福島は5月1日、250名が参加し決議文。2日に議員会館に要望書提出。1日発足。これまで何もしたことない保護者が立ち上がった団体。昔から関心を持っていた人たちもいるが、その人たちは殆ど県外に避難している。残っている人はそのような運動を全くしたことがない人たち。何も分らず来てしまったという250人が集まった。物言わぬ農民と言われる福島人が、大阪人と言われるくらい、しゃべりまくった。その位たまっていた。代表は中手聖一さん。20年ほど、反原発から遠ざかっていた。自分も、チェルノブイリのとき少し勉強したがその後サボっていて百姓に専念していた。素人集団。250人を班に分けた。避難・疎開・雇用、測定・除染、知識・防護の3つの班。測定班は定点観測し、マップ作り。希望があれば測定に行く。高いところは自分たちで除染している。

36:08~
A: 尿検査はフランスの研究機関の協力で、5人分送る。食品測定は、仏の研究所の所長自ら持参してくれる。5月29日に測定会。測定方法を教えてくれ、測定器も一台置いていってくれる予定。避難・疎開・雇用の相談会、希望者と希望地のマッチングもする。除染の相談、講演会、カフェも29日に開催。

39:08~ 第一集会所の報告
・申し入れを行っていた外では、文科省全体を人間の鎖で囲むことができた。

・情報格差が問題。政府、マスコミは「安全」という。それを受入れる人と、その先調べる人との情報格差が家族内にもある。情報格差が人々を引き裂き、それに輪をかけているのが20ミリシーベルトの通達。

41:24~ お知らせ
5月29日(日)「さよなら放射能祭り」福島市にて 食品測定、カフェなど
6月26日(日)福島県庁前で集会・1万人パレード

43:01~ 東京の男性
福島の話を聞き心が痛いが、現実は逃げないといけない。直視しないといけないと思う。今、逃げるべきか否か悩まなければならないのは東京。東京はホットスポットある。給食、グラウンド、プールの問題もある。母親たちが声を上げ始めている。東京で声をあげ東京で行動することが福島の人を助けることだと確認しているので、自分の場所で行動してほしい。それが福島だけでなく、宮城、茨城、千葉とも連帯することになると思う。地元で、子供が通う場所の安全を守ってくれと声を上げていくべき。

45:43~
文科省に抗議の声を直接届けてほしい。学術政策局の直通番号。
TEL 03-6734-4002/ FAX 03-6734-3835

(伊藤さんの報告ここまで)

最新情報では、文科省はこの行動を受けてか、5月27日、「1ミリシーベルト以下を目指す」という方針を発表しました。そのために、時間1マイクロシーベルト以上の学校については国の負担で表土除去を行うということです。これは年間にすると8.76ミリシーベルトとなり、1ミリシーベルト以下を目指すという方針と矛盾しています。20ミリシーベルトまで許容するという姿勢も崩していません。この問題、今が正念場です。FoE Japan, ふくろうの会などに要請への呼びかけがあります。署名も続行しています。ぜひ福島の子どもたちを守るため、参加してください。

FoE Japan は、この文科省の決定を「前進」と評価しています。運動が成果を上げていることを認識し、引き続き20mSV撤回に向けて訴え続けましょう。

Peace Philosophy Centre (ツイッター @PeacePhilosophy フェースブック Peace Philosophy Centre

4 comments:

  1. 5月27日、アップデートです。

    ★松井英介監修「放射線から子どもを守るために」は推奨・必携。
    http://www.saypeace.org/image/hibakuyobou.pdf
    http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/05/blog-post_26.html

    ★ブログアップデート。5月23日行動、海外メディア報道を含め報告。
    http://p.tl/5tTN 「子ども20mSV」撤回へ、5月23日文
    科省前行動 内外で注目度急上昇」伊藤隼也フジTV続編、英語報道、イラン、
    スペイン局報道、必読は何より伊藤夏子さんによる「福島からの生の声報告」。
    胸がつまる思いで読んだ。

    ★6月4日のイベント案内、ウェブにも載せました。
    http://peacephilosophy.blogspot.com/p/events.html

    【子ども20mSV問題進展が】
    NHK 学校 1ミリシーベルト以下目指す http://nhk.jp/N3vt5W3b 東電の行程表
    と同じ、目指すことなら誰にでもできる。年間1mSVを目指すとしながら1時
    間1μSVを超える学校のみ国負担で除染というのは納得できない。年間1mS
    Vにするには1時間0.114μ以下。

    1時間1μSVは年間にすると8760μSV、8.76mSVである。これも
    基準1mSVの8.76倍、放射線管理区域に相当する5.2mSVをも大きく
    超えている。20mSV容認を撤回しないままで1mSVを目指すとして取った
    対策は実質8.76mSVまで許容するという矛盾に満ちたもの。

    【突然切られた番組】
    必見:ニュースJAPAN放送事故? http://t.co/Gzu7zpM via @youtube 揺れる子
    どもの安全 放射線リスクの現実 途中で切られた放送。この切れ方はおかしい。
    アナウンサこともなげにお詫びして番組続行。

    【日光に恵まれる静岡、原発より自然エネルギーが生産力高かった】
    中日から重要記事。http://p.tl/AJWv 静岡の自然エネ発電生産力610万キロ
    ワット、浜岡3-5の合計360万キロワットより7割も多い。この情報を前に、
    東海大地震震央に何千万、いや日本全体と近隣諸国の人たちを危険にさらす原発
    が存在し続ける理由は皆無。

    【原子炉の話も大事っだが被ばくの話を】
    これまで1-4号機で起こってきた数限りない悲惨な現象と、避難の遅れを筆頭
    に政府東電が怠ったありとあらゆることの中で、1時間海水注入されなかったこ
    とがどうしてこんなに大きく扱われること自体が私にとっては一番の疑問だがそ
    ういう声が聞こえない。

    私が言いたいのは、多くの政府東電専門家メディアたちが原子炉の話ばかりして、
    肝心の被害-被ばくについて十分に語らないことなのだ。原子炉を追っている専
    門家や市民有識者は沢山いて大事なことだが、市民にとっては原子炉のことはわ
    からないので聞いたらそうか、と思うしか術がないのである。

    原子炉の話ばかりすることは市民の反論や疑問を抑制し、肝心の被ばくの話をす
    る時間を減らすのに効果的な方法だという疑念をずっと持っていたが今回の注水
    議論もそのいい例ではないか。23日参院行政監視委は素晴らしかったがやはり
    原発政策や原子炉の話が主体で被ばく被害の話は不十分と私は思った。

    原発の安全を確保と各国政府も専門家も言うのは原発が危険だから。原発がなぜ
    危険なのかといえば被曝があるから。それなのに被曝の話をせずに「安全確保」
    の話ばかりするのはおかしいと思いませんか。菅さんはじめG8皆そう。危険に
    正面から向き合って始めて安全の話ができるのに。

    G8の脱原発リーダー、ドイツは、自らの政府の調査で、平常時でも、原発5キ
    ロ以内の小児白血病の発生率が倍だったという具体的な被曝のデータを公表する
    べきだ。作業員の被ばくが前提の産業であることはむろん。事故などなくても安
    全な原発などあり得ないということを主張して欲しい。

    ドイツの「原発半径5キロ以内は小児白血病倍倍増」出典はここ 
    http://p.tl/mjx_ http://p.tl/SnNq 最近国際反核医師団体から高木文相に出
    した手紙でも触れている。和訳(訳は私)、美浜の会よりhttp://p.tl/7CMm

    原発被曝労災一覧 
    http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/05/blog-post_15.html

    【各地汚染情報】
    海底の土から放射性物質 宮城~千葉沖、数百倍も - 47NEWS(よんななニュー
    ス) http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052701001170.html

    市町村31施設の下水汚泥からもセシウム 県調査:茨城新聞ニュース
    http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13064064703828

    福島民友 アユ、ヤマメ、ヒジキから基準超過セシウム検出 http://p.tl/5Q7f

    放射線測定位置にばらつき 地表1mから80m、16都県 - 47NEWS(よんな
    なニュース) http://t.co/KEIJNEq この宮城の80mという数字はもう裏切り
    に近い行為と思う。文科省「地表の影響を受けないように」ということは地表が
    高いことがわかっているから。犯罪だ。

    原発、台風対策間に合わず 29、30日に大雨の恐れ - 47NEWS(よんななニュー
    ス) http://t.co/GJfcuLJ 風と雨で放射線がダダ漏れする。要注意。

    汚泥焼却灰の搬出できず自治体苦境、放射性物質検出で業者受け入れず/神奈川
    :ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
    http://t.co/tEmCFj8 via @KanalocoLocal

    【反原発俳優、山本太郎事務所やめる】

    山本太郎「事務所を辞めた」反原発発言で - SANSPO.COM http://t.co/l78wwkB
    太郎さん反原発で有名になったからあからさまに干さないだろうと思っていたが
    甘かった。絶対許せない。週刊金曜日4月15日の御用文化人の総合リスト推奨。

    (山本太郎)
    事務所辞めました!今日。これ以上迷惑かける訳いかないから。辞めるな、と社
    長、スタッフの皆さん何度も引き止めて下さった。最後には僕の我が儘を聞いて
    貰いました。13年もいたSISは真面目で正義感強く情に厚い事務所。もう関係な
    いから事務所への電話しないでね。他の役者に迷惑かかる。

    【福島ではびこる間違った知識】
    (東海アマ管理人)
    福島県の公式HP 線量率が10μシーベルト毎時なら子供を外で遊ばせても大丈
    夫です→チェルノブイリ事故を受けて開発された代表的な線量計RADEX1503
    は10μで振り切れる。振り切れる値が安全だって? http://p.tl/PRk6

    (フランシスコ)
    は?なんだこれは。ひどすぎる・・・「(飯舘村で)今、20歳以上の人のガンの
    リスクはゼロです。この会場にいる人達がガンになった場合は、今回の原発事故
    に原因があるのではなく、日頃の不摂生だと思って下さい」
    http://htn.to/EZgC4U

    ReplyDelete
  2. 落合栄一郎2:51 pm

    聡子さんが主張されるように、放射能汚染が問題な
    のです。これは、ウラン鉱山に働く人から始まって、
    ウラン濃縮過程、燃料棒製造、その運搬、そして原発
    の通常運転などなど、あらゆる場面で、事故がなくと
    も被曝の危険はあるのです。そして放射能の健康被害
    は目に見えないのです。それが、軽視される原因の一
    つです。健康被害はかなり正確な統計値としてしか原
    因ー結果の因果関係が証明でいない。いやそれ以外の
    証明の仕方も、すでにかなり試みられているが、十分
    に説得力をもたない。そこに政治的配慮が入り込み、
    健康被害を過小評価する傾向が出て来る。もちろん原
    発促進派にとっては好都合。
     それから、聡子さんの指摘するように、事故の報道
    はあっても、放射能汚染、その健康への影響の報道は
    少ない。政治的配慮もあるかもしれないが、放射能の
    影響は、大量の被曝による急性放射能障害以外は、
    徐々にしか現れないので、どうしても軽視しがちなの
    であろう。
     それにしても、海水注入を中断したか、しなかった
    かなどというあまり重要でない(おそらく、菅首相や
    班目やら東電首脳にとってはメンツの問題なのだろう
    が)ことをくどくどと報道するなどは、どうしようも
    ない。尖閣諸島問題でも、中国との領有権という本質
    問題はほったらかして、あの映像をだれがどうかリー
    クしたとかいった非本質的なことのみに報道が集中し
    たのと似たような状況です。メデイアは、問題の中核
    を国民に知らせるのではなく、それを隠蔽するために
    どうでも良いことをさも重大であるかのようにくどく
    どと報道する。これは意図的にやっているとしか思わ
    れない。
     なお、原発擁護派の議論の欺瞞性の一端を批判した
    文章を我らがサイトwww.vsa9.orgに載せました。ご覧くだ
    さい。

    ReplyDelete
  3. 5月29日のアップデートをここに置きます。

    5月28-29日にかけて発信したことのまとめです。ご活用ください。転送歓
    迎。よかったら、ツイッターまだの人はぜひアカウント作って
    @PeacePhilosophy フォローしてください。盛りだくさんですが、詳細には行く
    時間はなくとも全部大事なことなのでザーッと最後まで目を通してください。

    【子ども20mSV問題】
    世界にこの問題を広めるために、日本語以外の言語での資料集を作りました。ぜ
    ひご活用ください。
    http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/05/information-sources-in-languages-other.html

    以下ツイッターより。断りのないものは私 @PeacePhilosophy です。

    【東京でのイベント案内】(ツイッターやってる人はこのままコピペしてツイー
    トしてください!)

    【注目拡散】イベント「原発事故から3カ月 子どもたちを救おう~福島から2人
    のお母さんの訴え」6月10日午後6時東京・全電通ホール。週刊金曜日・たん
    ぽぽ舎主催。福島の母2人、落合恵子、佐高信。詳細はhttp://p.tl/aLmh 
    (ぜひ東京近辺のご家族知り合いに勧めてください!)


    【NYT報道】
    NYT: Nakate Seiichi, leader of Fukushima parents group "There needs to
    be a wider cleanup effort, as well as... http://fb.me/sIlW6gaC

    影響力の大きいNYT紙が20mSV問題を扱うようになってくれて嬉しい。
    Hiroko Tabuchi 記者に感謝。NYTは今ネット記事定数以上は有料だが、
    Tabuchi 氏の記事が秀逸なので契約した。「子どもたちを放射能から守る福島ネッ
    トワーク」の中手聖一さんが取材されている。

    NYT中手(今回の政府の1ミリを目指すとの姿勢を一定評価しながらも)「除
    染をもっと広範囲で勧める必要があるし、避難を希望する家族に援助をする必要
    がある。」「政府は福島の親たちの気持ちをなだめるためのその場しのぎのもの
    より踏み込んだ政策を取る必要がある。」

    しかし放射線対策は、出て溜まってしまっている放射性物質に対して対応するべ
    きものであって、「1ミリシーベルトにする」と言ったからといって放射線が、
    はいそうですか、と下がるわけではない。この辺混同して報道しているところが
    多い。そもそも政府はICRP基準に準拠している。

    ICRPは事故収束後、汚染地域に避難せずに残るのなら20-1mSV基準を
    定め、長期的には1mSVまで減らすのを目標にするとしている。
    http://p.tl/B3hv 要するに日本政府は20-1mSV基準の最高値を取って勝
    手に解釈したのを本来のICRPの解釈に沿うことに決めただけ。

    【各地汚染情報】
    汚泥からセシウム 松戸と印西の3浄水場|ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千
    葉日報ウェブ http://fb.me/BoCeJLL7

    信濃毎日新聞[信毎web] 中野・長野の汚泥からもセシウム検出 両市の検査
    で判明 http://fb.me/sIivP81W

    伊達ウメに基準値超え放射性物質 福島県、出荷自粛を要請 - 47NEWS(よんな
    なニュース) http://t.co/E9ySn4B

    (きっこ)
    食品の暫定規準値は、あくまでも「非常時」の線引きであって、半年も1年も食
    べ続けたら大人でも健康に害がある数値。これを小学校の給食に使うなど正気の
    沙汰ではない。

    【お茶汚染続き】
    http://p.tl/-EZp 高い放射線量に驚き 静岡県島田市長が飯舘村役場を訪問
    「29日は南相馬市の桜井勝延市長と会談し、市内の被災地で新茶を振る舞う」
    新茶・・・荒茶検査拒否以来どうなっているだろうか。

    「荒茶」は検査対象外に 生茶葉に一本化 - MSN産経ニュース
    http://t.co/lgxOdtN

    これが詳しい。東京「お茶検査論争」 http://p.tl/DpkD 農水省は生産者保護
    したいのでやらないでいい、厚労省はやるべきと。「原子力安全委員会の意見も
    聞いている。結論は官邸の判断待ち」その間に新茶はどんどん出荷されている。

    【福島の土壌汚染】
    あまり議論されていないけれど重大だと思うのが、この汚染地図を見ても、
    http://t.co/COVyqui どうして立入禁止の「警戒区域」が20キロ圏に留まっ
    ているのかがわからない。警戒地域の大半を占めているセシウム60万Bq/m2の
    地域は30キロ圏を超えて北西部に大きく広がる

    ましては飯館村でまだ9の事業所が営業を許されて若い女性も働いているなんて、
    原発周辺の双葉町、大熊町で同じことをしているのに匹敵している。この汚染地
    域に従って避難区域を再定義するべきではないのか。海水注入だの吉田所長の処
    分だの議論している暇があるのにこういう肝心な議論が聞こえない

    あとこの日米合同汚染調査の地図、30万Bq/m2以上と以下のラインがわかりに
    くくなるようにわざと濃い青と薄い青で塗り分けている。意図的としか思えない。
    30万Bqライン(中日記事 http://p.tl/kFTN では33万が稲作制限のライン)
    は飛び火して80キロ圏まで広がる。

    米国はこの30万Bq/m2を基準に80キロ避難を決めたのだろうか。あとこの日
    米調査の汚染地図80キロまでしか発表されない。30万 Bq/m2 以下の汚染度
    合がどこまで広がっているのかわからない。80キロ圏外にたくさんホットスポッ
    トあるはず。関東にもあるのだから。

    80キロ圏内汚染地図に従い避難や除染対策が急を要するのと同様に30Bq/m2以
    下の、特に80キロ圏外の東北、関東全般のセシウム汚染が全く発表されなてい
    ないのは異常である(ヨウ素131は http://p.tl/YRwa http://p.tl/8u4t 
    よほど恐るべき状況なのか。

    福島土壌汚染について:当初、リンク切られた中日記事を置いておくつもりで作っ
    た投稿が随分読まれているので、関連ツイートで反響があったものも含めて再投
    稿しました。 http://p.tl/kFTN 分析は政府発表や報道をもとにしています。

    農地除染実験に着手 飯舘村で県や農水省がヒマワリの種まき
    http://t.co/NyzOs8H via 汚染度からだと立入禁止にしなければいけない飯館村
    で無防備で素手で土をいじっているこの人たちに驚くが歳行ってそうだ。子ども
    と若者は真似しないように。

    【二本松市長、市民を守るために行動・御用学者批判】
    国と御用学者たちがかなぐり捨てた良心と理性をこの二本松市長に見た。
    http://p.tl/sX7r 国がやらないので市民の内部被曝独自計測を決定。二本松市
    は汚染図 http://p.tl/9if6 を見てもわかるようにセシウム30-60万
    Bq/m2 の水色地域が大半。

    二本松市長:長崎大の山下俊一を呼んで講座を受けたとき、「政府が決めたこと
    だから」と何度も強調したと。三保市長「政治の主人公は国民一人一人、主権在
    民、国民があらゆる判断、行動の基準じゃなくちゃいけない。」政府が基準じゃ
    いけない、と遠回しに山下を批判。批判するときも丁寧な人だ。

    二本松市長:(山下氏について)科学者の原理原則にもとづき、誰が言うからで
    はなくて、科学者に一番大切である「真実」を話してもらいたい。都合の悪い情
    報を出さないとか、隠蔽と取られるような行為はすべきではない。都合悪い情報
    こそ公開して国民と共に歩まなければいけない。

    二本松市長「この311は経済優先から人間優先へ、自然や地球環境と共生がで
    きる持続可能な美しい未来を築く、歴史の分水嶺である。それが犠牲者への唯一
    の応え」山下氏を呼んだ主催者として責任を感じるとも。このビデオ福島の人全
    員に見てもらいたい。http://p.tl/sX7r

    (hanayu)
    【御連絡】山下俊一「アドバイザー」解任を福島県議会に要求する動きが始ま
    りました http://goo.gl/NTLWB http://goo.gl/CGYB6

    NHK朝7時のニュースを見たが、高まる山下俊一への批判や解任要求を知らな
    いはずはない思うのだが、まだ出演させて「雨対策は要らない」などと言うのを
    放映している。もう放射線軽視を唱える御用学者が減ってきて山下氏ぐらいしか
    いないということだろうか。NHK自体の信用に響くのではないか。

    (momssavechild)
    ママの声、更新しました。http://www.mscr.jp/ 福島県の「健康管理調査検討
    会」の座長に長崎大の山下氏が就任したことに対して、ママたちからは批判の声
    が上がっています。また対照的に、独自の判断で「内部被爆調査実施」に踏み切っ
    た二本松市の市長には、賞賛の声が!

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  4. (FoE Japan から来た今回の行動の報告とその後についてのメールを転載します。)


    FoE Japanの満田です。
    子どもの20ミリ問題で、5月27日、文科省が1ミリシーベルトをめざすとの文書
    を発表しました。基準の撤回まではいきませんでしたが、事実上の断念であると
    考えられます。これも全国・全世界のみなさまが声を上げてくださった成果です。
    ご協力、本当にありがとうございました。
    残された問題と課題の解決に向け、取り組んでいきたいと思います。引き続きよ
    ろしくお願いいたします。

    以下、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク(代表 中手聖一)、グリー
    ン・アクション、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、美浜・大飯・高浜
    原発に反対する大阪の会(美浜の会)、国際環境NGO FoE Japan、環境NGOグリー
    ンピース・ジャパンで発出した声明です。

    ------------------------------------------------------------
                           2011年5月27日
    声明
    ===============================

    文科省:当面の対応として「今年度、年間1ミリシーベルト以下を目指す」
    「子ども年20ミリシーベルト暫定基準」事実上断念
    福島の父母たち、市民運動が勝ち取った大きな一歩
    同時に、文科省の発表は多くの問題と課題を残す
    http://dl.dropbox.com/u/23151586/110527_statement.pdf
    =================================

    本日(5月27日)、文部科学省は、「福島県内における児童生徒等が学校等にお
    いて受ける線量低減に向けた当面の対応について」を発表し、この中で、「年間
    1ミリシーベルトから20ミリシーベルトを目安とし」としながらも、「今後でき
    る限り、児童生徒等の受ける線量を減らしていくという基本に立って、今年度、
    学校において児童生徒等が受ける線量について、当面、1ミリシーベルトを目指
    す」としました。また、校庭・園庭の空間線量率が毎時1マイクロシーベルト以
    上の学校の除染について、財政支援を行うこととしています。

    明言こそしていませんが、年間20ミリシーベルトに基づいた校庭等の利用制限毎
    時3.8マイクロシーベルトを事実上断念し、棚上げにして、私たちがいままで求
    めていた通常の基準値年間1ミリシーベルトを目指すという基本姿勢を文書で示
    しました。

    これは、5月23日の福島の父母たちおよびそれを支援する多くの市民たちの要請
    にこたえたものであり、この間の市民運動が勝ち取った大きな一歩です。
    一方で、下記の課題も残ります。

    1.「今年度1ミリシーベルト以下を目指す」について
    ・事故後からの積算線量で年間1ミリシーベルト以下を目指すべき。また、学校
    外における積算線量も含めるべき。
    ・さらに、既に1ミリシーベルトを超えている学校については、表土除去だけで
    はなく、学童疎開など、あらゆる被ばく低減策を実施すべき。
    ・この1ミリシーベルトには、学校給食などによる内部被ばくは含まれていませ
    ん。これも考慮にいれるべき。
    ・内部被ばくに関しては、モニタリングの対象とすべき。

    文科省が示している「今年度」とは、4月1日からとなり、事故後の3月分は含
    まれない可能性があります。また、「当面の対応」では、積算線量計を各学校に
    配布し「積算線量のモニタリングを実施する」となっています。マスコミ報道に
    よれば、この測定は基本的に6月からとされています。4月以降または6月以降
    の評価で「1ミリシーベルト」とするのは不十分です。

    2.財政支援を、土壌の汚染低減措置に限っていることについて
    ・授業停止、学童疎開、避難などあらゆる被ばく低減策について、これらを実行
    に移す具体的な措置を示し、財政支援を行うべき。

    「当面の対応」では、国による財政支援を土壌の汚染低減措置に限っています。

    3.土壌の汚染低減化を毎時1マイクロシーベルト以上に制限していることにつ
    いて
    ・土壌の汚染低減化は毎時1マイクロシーベルト未満であっても必要です。年間
    1ミリシーベルトの被ばく以下になるよう土壌の汚染を除去するべき。
    ・除去した土壌については、東電と国の責任で管理すべき。

    「当面の対応」では、財政支援の対象として、校庭・園庭の空間線量率が毎時1
    マイクロシーベルト以上と制限を設けています。しかし、毎時1マイクロシーベ
    ルトは、事故以前の福島県の平均空間線量の約25倍にもあたり、年間では8.8ミ
    リシーベルトにもなります。年1ミリシーベルトを守るためには、セシウム137
    で考えれば、土壌1平方メートル当たり40キロベクレル、空間線量では毎時0.15
    マイクロシーベルト以下にする必要があります。

    なお、今回の問題の根底には、文科省がもつ根強い「安全」神話がありました。
    文科省および福島県の放射線リスクアドバイザーは、あたかも100ミリシーベル
    ト以下であれば安全であるかのような宣伝を行ってきました。この偏った文科省
    および一部の無責任な学者の宣伝を修正していかない限り、問題は繰り返し生じ
    るでしょう。

    私たちは、勝ち取った今回の大きな前進を、一緒になって行動を起こしてくださ
    った全世界の市民の方々とともに確認するとともに、引き続き、日本政府に対し
    て、以上の問題の対応および20ミリシーベルト基準撤回を求めていく所存です。

    以上

    別添:5月27日付「福島県内における児童生徒等において受ける線量低減に向け
    た当面の対応について」
    http://dl.dropbox.com/u/23151586/monka_110527.pdf

    子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク(代表 中手聖一)
    グリーン・アクション TEL:075-701-7223
    福島老朽原発を考える会(フクロウの会) TEL:03-5225-7213
    美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会) TEL:06-6367-6580
    国際環境NGO FoE Japan TEL:03-6907-7217
    環境NGOグリーンピース・ジャパン TEL:03-5338-9800

    --
    国際環境NGO FoE Japan
      〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-8-1F
      Tel: 03-6907-7217  Fax: 03-6907-7219
      Web:http://www.FoEJapan.org

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