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Thursday, May 12, 2011

「子ども20ミリシーベルト問題」を特集したフジTV・日本医師会声明「20mSVの科学的根拠が不明確」

(この5月11日の投稿、5月12日の日本医師会の声明を加えて、5月13日に再投稿しました。)

★文科省が4月19日に定めた、福島の学校や保育園で、1時間あたり3.8マイクロシーベルトを超えない限り校庭活動は制限されない(1日8時間屋外、16時間屋内を前提とし、屋内の被曝量は屋外の4割と仮定した上で)という方針は、政府が従来定めていた一般人の被曝許容限度である年間1ミリシーベルトを20倍にし、年間20ミリシーベルトまでの被曝が許容されていることになる。これについては福島をはじめ全国の市民の間で反対運動が起こっていた。ネットでは共有されていた問題意識がマスメディアに取りあげられることはほとんどなかったが、5月10日、フジTV画期的な特集を組んだ。このサイトでも取りあげてきた、小佐古参与辞任から、福島の被曝に関するアドバイザーで「御用学者」との批判の高い山下俊一氏の発言、アメリカの医師団体PSRが日本政府の限度引き上げを「衝撃的」と言った記者会見、そして福島の親たちが汚染された校庭の土を厚労省、文科相の官僚に突き付けた5月2日の対政府交渉までが網羅されていた。福島の子どもたちを守るために勇敢に声を上げた医療ジャーナリスト伊藤隼也氏に感謝し、それを取りあげたフジTVを評価し、これからも圧力に負けず、良心に恥じない報道を続けるよう応援したい。

★(5月13日追記)5月12日、日本医師会が「子ども20mSV」に強い懸念を表明する声明を出しました。20ミリシーベルトの基準の「科学的根拠が不明確」とし、特に小児の放射線感受性の高さから、国に対し「できうる最速・最大の方法で、子どもたちの放射線被曝量の減少に努めることを強く求める」としている。「とうとう日本医師会までもが警鐘声明」とツイッターで知らせたところ反響はものすごく、ほとんどが「遅いが評価できる」との声だった。また、「マスメディアが報道しなければ意味がない」との声もあった。今のところマスメディアで、ネット報道しているのは産経新聞で、朝日はネットにはないが5月13日の朝刊に記事があったとの情報が入っている。それ以上の報道が今のところ見当たらない(情報歓迎)。原発を推進した学者たちの声明のときのように、マスメディアはこの政府方針を批判した日本医師会の声明を報道するのに及び腰なのではないかと懸念を抱く。

★この問題については FoE Japan をはじめとするNGOが政府に対する要請行動を続けている。現在、第二次署名を集めている。くわしくは下記リンクを参照。

子どもに「年20ミリシーベルト」撤回を求めるオンライン署名 第2弾

署名フォームはこちら。

要請の詳細はこちら。】[第2弾]子ども20ミリシーベルト基準の即時撤回および被ばく量の最小化のための措置を求める緊急要請

海外の専門家からの憂慮の声続々。

2011.5.10 フジTV・とくダネ 福島の子供たち 20ミリシーベルト問題

video

3 comments:

  1. 振り返りこの2カ月よく読まれた記事を再紹介します。トップは、塩素38の数
    値から再臨界を論じた米モントレー研究所ダルノキ=ベレス博士の論文和訳と関
    連投稿 http://p.tl/fzdJ http://p.tl/rinQ 東電の塩素38値撤回を受けて
    http://p.tl/ErhM

    よく読まれた記事、2番目は原発推進学者による「緊急建言」http://p.tl/otYH
    http://p.tl/BvVx 安斎育郎さんから送られ掲載したが原文がここにしかなくア
    クセス集中。メディア報道も控えめで、改めて原発報道に相当の自粛や規制がか
    かっている象徴と思えた。

    よく読まれた記事、3番目は転載記事 http://p.tl/eqhP 「ドイツ放射線防護
    協会から:チェルノブイリの経験に基づき、野菜、飲料等についての提言」今も
    毎日多数のアクセスがある。チェルノブイリの経験から葉野菜等の摂取制限を呼
    び掛けている。

    ドイツ放射線防護協会「乳児、子ども、青少年に対しては、1kgあたり4 ベクレ
    ル以上のセシウム137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。成人
    は、1kg あたり8Bq 以上のセシウム137 を含む飲食物を摂取しないことが推奨さ
    れる。」http://p.tl/eqhP

    日本政府の「暫定規制値」はセシウムはキログラムあたり500ベクレルである。
    チェルノブイリの体験に基づいたドイツ放射線防護協会の提言である「子どもは
    4ベクレル、成人は8ベクレル」との驚くべき相違に注目。そもそも基準を持た
    なかった日本政府が「暫定」的に決めた基準への不信も募る。

    よく読まれた記事4番目は:「IPPNW『チェルノブイリ健康被害』新報告と、
    首相官邸資料「チェルノブイリ事故との比較」との驚くべき相違 」
    http://p.tl/Pnmf 医師によるこの官邸資料への本格的な反駁記事を近日掲載し
    ます。

    よく読まれた記事、5番目は内部被曝。沢田昭二「『放射線による内部被曝』-
    福島原発事故に関連して- 」http://p.tl/i0LZ と「必読 内部被曝について」
    http://p.tl/Lel1 内部被曝の知識も広まった印象だが、御用学者による安全宣
    伝の被害が大きいのでまだまだ。

    よく読まれた記事シリーズ最後は、私にとっても一番大事な福島子ども20mS
    V問題。川崎さんとの対話http://p.tl/EjhD、その後運動が本格化
    http://p.tl/Vs1M小佐古辞任と報道の謎http://p.tl/ZNVL5月2日政府交渉
    http://p.tl/6Een

    国内外から20mSV非難の声。メディア総無視したラフ論説http://p.tl/4BsW、
    IPPNWから文相へ「保護義務放棄」http://p.tl/nfnu、PSRからも
    http://p.tl/AZm0、日本の科学者集団から「子ども妊婦の疎開を」
    http://p.tl/Vkok

    とうとう日本医師会までもが子ども20mSV基準に警鐘声明。
    http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20110512_31.pdf

    友人より「文科省がHPを閉鎖して見られないようにしていますが、国会図書館
    の中に「わくわく原子力ランド」他、副読本をまとめてダウンロードできるサイ
    トがあるので紹介します。原子力は安全だと教育するために、こんなに立派な副
    教材をつくっていたんです」http://p.tl/5mAL

    ReplyDelete
  2. ★★【ここから重要】★★
    http://p.tl/gl7p こういう地図を探してました(中日新聞)。文科省と米エネ
    ルギー省で作った汚染地図、各所で報道されてるが、一番知りたいのが「チェル
    ノブイリだったら強制避難だったが現在福島で避難になっていない地域はどこか」
    ということだろう。

    中日「チェルノブイリ原発事故では、半減期30年のセシウム137の濃度が5
    5・5万ベクレル以上の地域が強制移住の対象となった。」http://p.tl/gl7p地
    図に55.5万という区切りはないが近いのが60万の区切り。

    中日「今回は60万ベクレル以上の汚染が、計画的避難区域の外の同県南相馬市、
    伊達市の一部などで見られた。」http://p.tl/gl7p地図で見ると、30キロ圏内
    でもなく、「緊急時避難準備区域」でも「計画的避難区域」でもないところに黄
    色や緑色が見られる(60-300万Bq)

    文科省と安全委「放射性物質に対する防護措置は国際放射線防護委員会(ICR
    P)の勧告に基づき空気中の放射線量を基準にしており、同委は「ただちに避難
    エリアを変える必要はない」http://p.tl/gl7pこの「ただちに」という言葉に日
    本の人はもう辟易している。

    米の作付制限の基準「土壌中の濃度上限は1平方メートル当たり約33万ベクレ
    ルで、今回の汚染地図では作付け制限地域以外にも広く見られる。」
    http://p.tl/gl7p農業こそ空間線量ではなく土壌の線量を基準に作付制限をすべ
    きなのに空間線量だけで決められている!

    「米以外の農産物は同様の科学的な根拠がなく、耕作制限はない。農水省は「収
    穫物の検査で安全を確保したい」と話している。」http://p.tl/gl7p地図で30
    万(青の部分)といえば福島市、郡山市を含む広範囲。これだけの汚染地域で無
    制限に米や野菜を作って収穫時に対処ということか。

    土壌汚染の基準では米を作ってはいけないのに米も野菜も作れてしまう地域がこ
    こまで広がっているのに、福島県産を食べようとか「風評被害」を防ごうとかよ
    く言えたものだ。正気の沙汰とは思えない。一番の被害者が農家である。ずさん
    な基準では全ての産物が信用を失う。

    農産物に対するこういった態度が人間にも適用されているのが「子ども20ミリ
    シーベルト」問題である。人間については「収穫時に対応」(病気になった時点
    で対応)という態度は絶対に許されない。みんなで声を上げよう。

    ReplyDelete
  3. とうとう日本医師会までもが「子ども20ミリシーベルト」に警鐘声明。
    http://p.tl/Sn3h

    日本医師会(20mSVについて)「そもそもこの数値の根拠としている国際放
    射線防護委員会(ICRP)が3 月21 日に発表した声明では「今回のような非常事
    態が収束した後の一般公衆における参考レベルとして、1~20 ミリシーベルト/
    年の範囲で考えることも可能」としているにすぎない。

    日本医師会「この1~20 ミリシーベルトを最大値の20 ミリシーベルトとして扱っ
    た科学的根拠が不明確である。」

    日本医師会「また成人と比較し、成長期にある子どもたちの放射線感受性の高さ
    を考慮すると、国の対応はより慎重であるべきと考える。」「国ができうる最速
    ・最大の方法で、子どもたちの放射線被曝量の減少に努めることを強く求めるも
    のである。」追い詰められた政府、数日中に行動に出ることを期待。

    日本医師会の「子ども20mSV」を問題視した声明http://p.tl/Sn3h、RTの
    嵐。殆どは「遅いが評価できる」との声。「マスメディアに報道されなければ意
    味がない」との声も。まず産経http://p.tl/LMBv「20ミリシーベルトの基準引
    き下げを 学校屋外活動で日医」

    日本医師会の声明http://p.tl/Sn3hマスメディアの報道を紹介し始めたらいきな
    り産経でストップ。他に見つからない。これから出てくるか。情報歓迎。日本医
    師会のHPからも見つけにくい。「定例記者会見」のコーナーにさらりと。
    http://www.med.or.jp/

    「子ども20mSV」への海外からの非難第一声ともいえるティルマン・ラフ論
    説今も共同英語HPの片隅にひっそりとhttp://p.tl/J1lBこれを田中泉さんの訳
    でPPCのサイトにhttp://p.tl/4BsW。NGO対政府交渉で活用してもらえた。
    でもいまだメディアは総無視。

    福島の牧草、また基準値超 13地域「放牧は問題なし」 - 47NEWS(よんなな
    ニュース) http://fb.me/XC6eLvpt

    http://fb.me/XC6eLvpt不可解なニュース。基準値超えてるのにどうして「放牧
    問題ない」のか。肉牛や乳牛じゃなく繁殖用の雌牛なら汚染牧草を食べてもいい
    のか。湾岸戦争では劣化ウラン兵器で内部被曝した兵士たちに奇形の子が多数生
    まれた。この雌牛たちから生まれる子牛は・・TVは節電キャンペーンばかりだ
    が電力消費は4分の3が企業。企業の節電こそ議論しなければ。家庭ばかり我慢
    させられ「原発がないと困る」と国民に思わせる意図か。怖いのは節約のためと
    エアコンを使わず熱中症で亡くなるお年寄りの数が増えること。家庭への過度の
    節電キャンペーンは殺人につながる。

    メディアは節電キャンペーンがお年寄り死亡増加につながる可能性があることを
    認識し報道でその件を特記すべき。赤ちゃんの脱水にもつながる。各地の民生委
    員はお年寄りが冷房ない部屋で熱中症死しないように今から対策講じるべき。

    田中優新著「原発に頼らない社会へ」3節から要約。「ライフスタイルを変えて」
    というが、電力消費ピークが出る時間帯は年に10時間程度。東電の電力消費ピー
    クは「夏場・平日・日中・午後2時から3時にかけて、気温が31度を超えたと
    き」に限られている。

    田中優続き:しかもその時間帯の消費は9割以上が産業など家庭以外の消費。
    「夏場・平日・日中・午後2-3時」の時間帯は事業者の消費が9割を占めてい
    る。この時間帯の家庭の消費量は全体の9%だけ。その時間帯全家庭が仙人のよ
    うな生活して消費を0にしてもピークの消費量を9%しか減らせない。

    私は勤務時代会社の冷房がきつすぎたのも一因で体を壊した。男女の冷房ニーズ
    の差が大きく大体女性の健康が犠牲になる。オフィスの冷房はもっと緩くできる
    し止める時間帯も作れる。田中優さんの本には1時間に5-10分冷房止めても
    誰も気づかない実験結果もある。ピーク時企業主体で節電できる。

    広瀬隆 特別インタビュー 「浜岡原発全面停止」以降の課題|DOL特別レポー
    ト|ダイヤモンド・オンライン http://t.co/8wjvd0H via - 原発なくても電力
    は足りる!

    (以下、他の人たちのツイッターより)

    (mikihiyamada)
    福島県議会議長 佐藤憲保氏が、菅総理へ 「学校等における放射線の安全基準に
    対する抗議」(PDF http://bit.ly/il9ahG)及び「学校等における放射線の安
    全基準に関する緊急要請」(PDF http://bit.ly/jmOzon)を提出。

    (plants 427)
    福島県の方、ご家族といっしょに是非RT @kawazoemakoto: 【拡散希望】5月17日
    (火)18時~@福島県郡山市。「内部被曝を避けるために-怒りを胸に、楽天性
    を保って、最大防御を」講師:矢ヶ崎克馬(琉球大学名誉教授)。詳細→
    http://ow.ly/4SYiQ

    (plants 427)
    ついに福島上映決定!!『福島の子どもを守れ~福島キャンペーン上映(5月20
    日~26日)』小出裕章(京都大学原子炉実験所)、今中哲二(京都大学原子炉実
    験所)、村田三郎(医師・阪南中央病院副院長)最強メンバーがそろった!入場
    無料、申し込み不要。http://bit.ly/4oIkO6

    (きっこ)
    福島県の放射線アドバイザー、山下俊一教授の発言の変遷「年間100ミリシー
    ベルトでも安全」→「20ミリシーベルトなら安全」→「20ミリシーベルトで
    も安全とは言い切れないが国が決めたことだから従う義務がある」→「避難した
    ければ好きに避難すればいい。でも避難する場所がありますか?」

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