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Tuesday, September 29, 2009

Hiroshima/Nagasaki Event by Canadian Students 広島長崎、カナダ学生による報告イベント

Hiroshima, Nagasaki, and Beyond


- Exploring the History, Sharing Stories, Looking to the Future-



Sponsored and Organized by: Peace Philosophy Centre

Date and Time: 5:00 - 7:30 PM, Saturday, October 3, 2009

Place: Room B, Roundhouse Community Centre, Vancouver, BC

RSVP: Email event@peacephilosophy.com by October 2

Free Admission; Non-alcoholic beverages and light snacks provided; snack donations are welcome; parking available at the community centre parking and on streets)

**A-bomb Exhibit Panels donated by Hiroshima Peace Memorial Museum, with the special cooperation of David Laskey, whose late wife Kinuko was a Hibakusha Survivor from Hiroshima, will be displayed at the event.

** This event is supported by Vancouver Save Article 9, an organization working for preservation and realization of Article 9, the war-renunciation clause of the Japanese Constitution.

Part I: Hiroshima and Nagasaki
(A-bombing history, victims' experiences, non-Japanese victims, peace museums)

Part II: Beyond Hiroshima/Nagasaki
(Peace tour experience for US., Japanese, and Canadian students; movements for nuclear abolition)

Presentations will be followed by discussion.

Six Canadian students participated in the Ritsumeikan/American University tour to Hiroshima and Nagasaki from July 31 to August 10, to attend the memorial ceremonies for the victims of the atomic-bombing on August 6 and 9. They made the journey to learn the history of WWII, specifically the first use of the nuclear weapons on the two cities, to hear the experiences of hibakusha (A-bomb victims), and to learn the current movements for nuclear disarmament and abolition.

This student-led event is to share our precious experience with the wider community. We ask you to join our call for action for a world free of nuclear weapons, which U.S. President Barack Obama pledged for in his Prague speech on April 6.

The students who will be leading the event will be Rowan Arundel (UBC Graduate), Arc Han (UBC), Shoko Hata (SFU), Uli Ng (Royal Roads Univ.), Julie Nolin (Royal Roads Univ.), Meg Serizawa (SFU), Satoshi Watanabe (Ritsumeikan Univ.), and Harry Teng (Royal Roads Graduate).

It will be a special evening of mutual learning and sharing.

Love and peace,


Satoko Norimatsu
Director, Peace Philosophy Centre




Monday, September 28, 2009

White Rock Meeting Report - on Food and Safety

Report of the White Rock Meeting on September 12

Food and Safety by Guest Speaker Mariko Ishikawa

Report By Kyoko Hara

ホワイトロックの会(9月12日)のご報告

去る9月12日、ホワイトロックの会が山本真理子さん宅で開かれました。今回は、ゲストとして石川まりこさん(オーガニックライフサークル)をお迎えし、”食”についてのお話していただきました。この日の参加者は10名でしたが、残念ながら参加できなかったという方々の声も届いております。本当に楽しく、また貴重なお話の一部を以下にご報告いたします。

<石川まりこさんご紹介>
1997年9月に始まった”オーガニックライフサークル”の広報を10年間務められた。(現在は、キャッツ幸子さんにバトンタッチ。代表は奥村千絵さん。)6人の主婦が集まって、子供のために食・環境・健康などについての情報交換をするために始まったサークルは、今年で12年目を迎えメンバーは約70家族。まりこさんは、今回のように出張で講演もしてくださっています。
この日も食品の安全性から社会問題に至るまで、多くの情報をとてもわかりやすく面白く、教えていただきました。

* 10%運動
オーガニックライフサークルのモットーは、「できることからやろう!」 だそうです。食品の危険性を指摘するだけでなく、より美味しいものを捜していくという前向きな姿勢が大切ですと、まりこさん。そこで”10%運動”。10ドル買っているもののうち1ドルをオーガニック品にしてみる、10品買っているもののうち1品をオーガニック品にしてみるという試みです。こうしていくうちに、本来の食べ物の美味しさに気付くことができれば良し。10%が20~30%になることもあるかもしれません。まずは、できることから。

* 70~80年前にあった物かどうかを考えて選ぶ
何を選んで食べたら良いのか?何が安全なのか?というのは、誰もが悩むところです。オーガニックが良いことはわかっていても、100%はちょっと無理、という我々の共通の悩みへの一つの手がかりがこれ。その食品が70~80年前にすでに存在していたものであるとすれば、一つの安心の目安になるということです。
第二次大戦(1945年終了)後、アメリカで集約農業がはじまりました。飢えた人々を養うために合理化した農業を追求した結果、そこで生産効率をあげるために使われだしたのが大量の農薬と化学肥料でした。確かに合理的ではありますが、人体に有害であることはもちろん、化学肥料をどんどん使用することによって、 土壌が力を失っていくなどの問題も指摘されています。このような集約農業が始まる前(約70年前)に、すでにあったものを選ぶというのはわかりやすい指標です。買い物のときに、原材料等をチェックしてみると良いと思います。

* 価格について
オーガニックが良いことはわかっていても、値段が高くてちょっと。。。というのは、私たち共通の悩みです。なぜオーガニックは高いのでしょうか?「作物を育てるには時間と手間がかかる、そのコストを農家に支払うことに納得して買うかどうかは、本人の選択です。自覚を持って消費することが大切。毎回でなくても、何回かに1回と考えても良いのです。」とまりこさんは、おっしゃいます。
集約農業(合理的で安価)の野菜の安全性については、かなり問題があります(農薬や化学肥料の過度の使用など)。ある”安い”ステーキハウスでは、内臓や骨についた肉を薬品で落として集め、それを結着剤で固めたものを販売していたそうです。人工的ににおいをつけてあるので食べると美味しい肉のように感じられるようですが、本来の肉とは異質の物になっています。(恐ろしい。。。。)安さのみにポイントをおいて物を選ぶと、問題があるということです。

* 地産地消
その土地でできたものを、その季節(旬)に食べようということ。まり子さん曰く、「オーガニックにこだわりすぎると、心の健康によくないです。他をゆるし、自分をゆるし、ゆったりした感覚でやっていくことが本当の意味で身体に良いことかもしれません。いつでもある温室栽培の野菜でなく、その季節にしか食べられないものを感謝して食べる、そういうメリハリのある食生活が大切だと思います。」
メキシコ産よりカリフォルニア産を、それよりはなるべく地元産のものを、というように、自分で融通をきかせながら選択の幅を少しずつ近くにしていくというのもひとつの方法です。消費者の多くがオーガニック野菜、ローカル野菜を求めるようになれば、市場も変化してきます。

* ”オーガニック”は、人権を守る農業
企業による合理的な集約農業が進んだことにより、底辺で農業に従事している人々に負担がかかることになっています。例えば、コーヒー、コーン、砂糖などのプランテーションの労働者たちは、生産したものを口にできるわけでもなく、低賃金での労働を強いられ、経営者である大企業のみが潤っているという構図があります。また、農薬散布などの影響で、アメリカの農業従事者の間で奇形・死産などの発生率が高くなっていると言われています。「食品を購入する時、その裏にある世界のことも考えてください。生産者のことも考えてみてください。オーガニックは、人権を守る農業です。」

* 消費者としての自覚
”Fair Trade”を、ご存知ですか? 大企業などによる不当な搾取に対抗し、経済的にも社会的にも弱い立場の人々を守り、公正な貿易をしようという動きです。”Fair Trade”マークのついた商品を見たことのある方も、多くいらっしゃると思います。また、”Ocean Wise”という、海を大切にしながらその資源を利用しようというプログラムがあります。”Ocean Wise”協賛のレストランでは、近海物の魚などを使い、海洋に負担の少ない形をとる努力をしています。 私たち消費者が支持することによって、これらの運動はさらに前進することができます。「消費者が一番チカラを持っているのです。消費者が選んだものが残っていくのですから。消費者の選択によって、社会が変わっていくことができるのです。」と、まりこさん。 いつもは何気なく買い物をしてしまいがちですが、自覚を持って商品を選んでいくことの大切さを痛感します。自分たちの食べているものが、「誰に」、「どこで」、「どのように」作られているかということを考えることは、大事なことですね。

残念ながら現在の私たちの食生活は、生産効率や安い価格を追求した結果、大企業によってコントロールされつつあります。(食物だけでなく、水源さえも企業が抑えようとしているというコワイ話もあります。)ここに一石を投じることができるのは、私たち消費者の自覚なのかもしれません。 * 結論として。。。 オーガニックは、自分自身のためだけでなく環境、人権、平和のために大切です。まず、10%運動をすすめてみましょう!

* * * * * * * 「”身体に聞く”ことが、大切ですね。食材、食べる量なども、体調に注意しながら身体と相談しながらやっていくことです。食生活であっても何であっても、否定からではなく肯定的に生きていくことが本当の意味で健康なのではないでしょうか。」と、おっしゃるまりこさん。”食”という枠を越えて、ステキな信念をもって人生を歩まれている方だな~と思いました。質問や意見交換(そして笑いもたくさん)を交えながら、とても楽しく有意義な時となりました。 石川まりこさん、どうもありがとうございました!

次回のホワイトロックの会は、10月10日(土)1:30pm~(山本真理子さん宅)です。今回は、この夏乗松聡子さん(ピースフィロソフィーセンター)と一緒に日本(広島・長崎など)を訪れた学生さんたちに、平和の旅の報告をしていただきます。この旅には山本真理子さんの娘さん(めぐちゃん)も、参加されました。若い世代から見た日本、平和についての考え方などを聞かせていただけると思います。どうぞご期待ください。

(報告:原京子) 京子さん、ご報告を わかりやすくまとめてくださり、ありがとうございました。大変なお仕事でした。お礼まで。 真理子

Friday, September 18, 2009

Dr. Kuwayama's Visit to Vancouver

Dr. Norihiko Kuwayama is a Japanese psychiatrist who travels around the world visiting areas of conflict and providing medical and psychiatric care. Peace Philosophy Centre was a supporting organization of the film screening of Kuwayama's "Travelling for Gratitude" on May 24, attended by 400 people. Kuwayama and Akiko Goto, Director-General of his office Frontline, visited Vancouver last weekend, and Kuwayama's supporters in Vancouver held a potluck dinner, hosted by Tatsuo Kage, a historian and human rights activist.







Kuwayama will be coming back to Vancouver in September 2010, to hold a concert "Frontline For Peace" at a major theatre in Lower Mainland and at some schools. I am sure Kuwayama's passion and creativity will touch and inspire thousands of people!

Sunday, September 13, 2009

North Korean A-bomb Survivors

Little has been reported about the North Korean hibakusha (A-bomb victims).

A total of nearly 1,911 hibakusha were identified by the end of 2007 in North Korea, according to the May 3, 2008 report by the Japan Times. About 80% of those hibakusha have passed away.

According to a recent report by Chugoku Newspaper, Hiroshima Medical Association announced that they decided to postpone the health examination of hibakusha in North Korea. The Japanese government intensified the sanctions against North Korea, following their nuclear test at the end of May. The government notified the Hiroshima Medical Association that under the current circumstances,private-level exchange programs would not be possible. According to the Hiroshima Medical Association, there are approximately 380 hibakusha in North Korea. Japan does not have a diplomatic relation with the country,so these people are left out from all the government assistance programs for hibakusha. Dr. Shizuteru Usui, President of Hiroshima Medical Association says, "Hibakusha are hibakusha, wherever they are. We would like to continue to work with the government so that we can visit North Korea by next summer."

(This is an English summary of the Chugoku Newspaper article that appeared in the morning edition of September 8, 2009. )

Friday, September 11, 2009

Japanese Political Parties' Views on the "Nuclear Umbrella"

The NGO Network of ICNND (International Commission on Nuclear Non-proliferation and Disarmament International Commission on Nuclear Non-proliferation and Disarmament) conducted a survey with the major Japanese political parties about their position on the issue of U.S. "nuclear umbrella" over Japan. See the result in Japanese and in English at the below link. The result was released on August 14, two weeks before the general election in which DPJ, the Democratic Party of Japan, won a landslide victory.

http://icnndngojapan.wordpress.com/2009/08/14/nuke_umbrella_answers/

What we should watch for is the view of the new coalition government,especially DPJ, the overwhelming majority of it, and SDP, a minor but a party that's strongly committed to nuclear abolition, and is clear about immediate departure from the nuclear umbrella.

DPJ is, like on some other foreign policy/security issues, is ambiguous about this issue.

"NU" is a short for "nuclear umbrella."

DPJ
- wants to claim its autonomy in utilizing the NU. This is in line with their manifesto that they want to form a more equal relationship with the U.S. Different from LDP that never minds being a U.S.'s pet puppy.

- wants to carefully examine the role of NU with the US, but within the vision of nuclear non-proliferation/disarmament/abolition. Again, different from LDP that accepts status quo.

- avoided answering directly on the question of "no first use," but wants to work with Obama for no-use of nukes including use as threat.

- thinks regional non-nuclear and peace framework is prerequisite for departing from NU, for example, establishment of Northeast Asia Nuclear-free Zone. This is consistent with their manifesto.

Related to the last point, DPJ wants to build closer ties with China and the rest of Asia, and wants to make sure that it is not a defiant gesture against the U.S. There is a perception that under the DPJ-led government, China and Japan, which in total possess near 50% of U.S.bonds, working together will signify a major global power-shift, posing a threat to the U.S. Efforts to prevent such perception are apparent in recent speeches by Hatoyama and Chinese officials. Through the long negotiation between DPJ and SDP, the coalition government's policy agreement announced yesterday included the revision of Status of Forces Agreement and termination of the SDF's refuelling mission in the Indian Ocean. U.S. immediately expressed a strong concern over these issues. We should look forward to the first Obama-Hatoyama talk will be held at the end of this month concurrent with the U.N. General Assembly.

The Network concludes from this survey that

- At the time when the U.S.'s nuclear policy is going through changes based on Obama's Prague Speech in April 2009, Japanese people and leaders will be confronted this fall with decisions around Japan's long-standing "nuclear umbrella" policy and its dependence on the U.S. Japan's attitude will be one of the key factors that will influence and determine whether the U.S.'s NPR (Nuclear Posture Review) will reflect Obama's vision of "a world free of nuclear weapons." The result of the survey suggests that Obama's new vision made significant impacts on Japanese policyholders. For example, LDP had always dismissed the proposal of a "no-first-use" policy calling it unrealistic, but all of the other parties are becoming increasingly aware of the urgency of this issue and necessity for building concrete strategies around this issue. The Network calls each of these parties for adoption of"no-first-use" proposal for Nuclear Weapon States, and urges the Japanese leaders and citizens to work towards the establishment of"Northeast Asia Nuclear-free Zone."

ICNND was established in 2008 as a Japan-Australia initiative for nuclear disarmament and abolition, endorsed by Australian Prime Minister Kevin Rudd. It is a joint governmental initiative co-chaired by Gareth Evans and Yoriko Kawaguchi, both former Foreign Minister of respective countries. ICNND will hold its 4th international conference in Hiroshima in October.

Satoko Norimatsu

Saturday, September 05, 2009

Dr. Yasunori Takazane's Speech on August 9, 2009, in Nagasaki 2009年8月9日長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会メッセージ


Dr. Yasunori Takazane, Director of Oka Masaharu Memorial Nagasaki Peace Museum, also represents the Association for Advocating Human Rights of the Zainich Koreans in Nagasaki. Every year on the early morning of August 9th, Dr. Takazane gives a keynote speech at the memorial ceremony held in front of the monument for Korean A-bomb victims in Nagasaki. Here is Dr. Takazane's speech on August 9, 2009. This is in Japanese only, but hopefully we will post the English and Korean versions or summaries soon. We, the group of Ritsumeikan University, American University, and Canadian university students attended this early morning ceremony.

長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼早朝集会メッセージ

 今日八月九日、私たちは爆心地公園に集い、朝鮮人原爆犠牲者の無念の死に思いを馳せています。造船所で、兵器工場で、製鋼所で、そして至るところでの土木工事で炎天下裸同然で強制労働を強いられていた朝鮮人は二万数千人を数え、一万人余が犠牲となりました。懐かしい故郷の山河から遠く長崎まで強制連行され、日本の侵略戦争と米国の原爆投下の犠牲となった恨(ハン)は国を奪われた民としてどれほど大きかったことでしょう。肉親を思い、生きて帰りたかった心情にどれほど思いを馳せても足りません。無差別大量虐殺である核兵器の使用は人類への敵対行為であり、永遠に批判されなければなりません。しかし、朝鮮人原爆犠牲者の無念の死を思うとき、私は徐正雨(ソ・ジョンウ)さんの言葉を忘れることができません。彼は一四歳で強制連行され、原爆に遭い、原子野の惨状のなかで死体や瓦礫の処理を命じられましたが、「原爆でも落とさなければ日本は戦争を止めなかったでしょう」と幾度も言われました。戦後は入退院を繰り返す病弱の身で、被爆がその直接的な原因であったにせよ、炭鉱や造船所での強制労働が人生を台無しにした真の原因であることを見逃さなかったのです。「原爆も差別を焼き尽くさなかった」とも言われました。二〇〇一年八月二日、七二歳で病死されたとき、侵略と差別を告発し続けた氏の願いが達成されなかったことを日本国民の責任として恥じずにはいられませんでした。

 被爆から六四年を経過した今日、日韓、日朝関係を顧みるとき、現状の把握と今後の方向について見解が大きく分かれ、予断を許さない事態に直面しております。しかし、日本の戦後が朝鮮侵略の反省の上に立ったものでなかったことは明白であります。韓国併合を合法と開き直り、南北分断に侵略の自己責任を認識することさえなく、冷戦構造を逆手に取って分断の固定化に狂奔したといって過言ではありません。とりわけ日朝関係においては終始敵視政策を取り、南北融和にも冷淡な視線を送り、未だ国交さえ持ちえない状態を是認しております。六カ国協議が査察問題をめぐって暗礁に乗り上げたのも、朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮共和国と言います)に対する日本政府の敵視政策の結果といわざるをえません。オバマ政権の誕生とともに朝米関係の好転が期待されたものの、朝鮮共和国の人工衛星発射を<ミサイル発射>と決めつけ、国連および日本独自の制裁強化に走ったために、朝鮮共和国は再核実験に踏み切りました。ただならぬ事態に衝撃は大きく「いかなる理由があろうと許されない」という批判が渦巻いています。しかし、核保有国や「核の傘」に頼っている側からのこうした批判にどれほど説得力があるでしょうか。私は朝鮮共和国が繰り返し表明している「朝鮮半島の非核化」という目標にこそ着目し、この目標の実現に世界は一丸となって努力すべきだと考えます。残念ながら現実は朝鮮共和国を一方的に非難し、この目標を遠ざける方向へ動いています。とりわけ日本政府は独自の制裁措置を強化して、敵視政策を露骨に推進し、武力衝突をも辞さない態度であることは明らかです。またメディアの論調もほぼ全面的に制裁論に塗りつぶされ、客観報道と冷静な論評という使命を放棄した事実は、かつての大政翼賛を想起させる異常な事態といわざるをえません。そもそも六カ国協議とは何だったのでしょうか。「相互尊重と平等の精神」を謳った「朝鮮半島非核化のための共同声明」(二〇〇五年九月)を蹂躙したのは誰でしょうか。原子炉の稼働を停止し、使用済み核燃料棒の再処理を中断した朝鮮共和国の合意に満足せず、二国間で解決すべき拉致問題を持ち込んで「行動対行動の原則」を守らず、非核化に焦点を絞った協議の進展を妨げたのは日本に他なりません。国連安保理の「議長声明」や「決議」による制裁を米国と一体となって強力に推し進めたのも日本であり、自らは米国の「核の傘」に安住して常時多数のミサイル発射が可能な態勢を堅持しながら、国際法を順守した人工衛星の発射さえも<ミサイル発射>と決めつけて単独制裁まで加えたのは、朝鮮共和国の反発を見越した挑発行為といって過言ではありません。ここには明らかに冷戦構造が存在します。この冷戦構造を脱却するには「敵対より対話」の道を選択する以外にありません。そして、この道を真剣に追求するならば、東北アジアの非核化も実現することができるものと確信します。この危険な冷戦の原因は朝鮮共和国に対する日米の敵視・挑発行為にあることをしっかりと認識する必要があります。オバマ大統領のプラハ演説が歓迎されている反面、米朝関係に関するかぎりオバマ・クリントン路線はブッシュ政権末期よりいっそう好戦的・挑発的であり、私は深く失望しました。この状況下にあって、このほど朝鮮共和国はクリントン元大統領の訪朝を受け入れ、拘束中の二人の米国人記者を特赦・解放しました。私はこの決断を高く評価するとともに、オバマ政権がこれを機に敵対姿勢を明確に転換して米朝関係を抜本的に正常化することを切望してやみません。それこそが冷戦に終止符を打ち、東北アジアの平和と安定を構築する絶対条件だからです。

日本の制裁措置は在日朝鮮人を標的にした数々のあからさまな人権侵害を引き起こしており、人道上も批判を免れません。加えて、再核実験後の輸出全面禁止に伴い、祖国の親類縁者への郵送物まで差し止めるに至っては「いじめ」以外の何物でもなく、憲法違反は言うに及ばず、日本という国の品格が問われる由々しき事態であります。日本の核武装論や先制攻撃論を許してはならないのと同時に、迫害にも等しいこうした人権侵害を許さない日本の政治と社会の建設が、現代を生きる私たちに課せられた責務であると痛感せずにはいられません。

私は朝鮮人原爆犠牲者の無念に応えるためにも、次の三点を日本政府に強く要求します。皆様のご賛同をいただければ幸いです。

一、朝鮮共和国に対する敵視政策を撤回し、日朝ピョンヤン宣言に基づき、過去の清算と日朝国交正常化に早急に取り組むこと

一、朝鮮共和国に対する制裁措置と称して、在日朝鮮人の人権を侵害する行為を直ちに中止すること


一、朝鮮共和国在住の原爆被爆者の援護に責任を持ち、被爆者援護法による援護を同国内から申請できる措置を速やかに講ずること


 本日は朝鮮人原爆犠牲者追悼碑建立三〇周年に当たります。この記念すべき集会に、早朝にもかかわらずご参集くださった皆様に心から感謝を申し上げます。


二〇〇九年八月九日


長崎在日朝鮮人の人権を守る会代表 高 實 康 稔

Friday, September 04, 2009

White Rock Meeting September 2009 ホワイトロックの会のお知らせ

The White Rock Group has been hosting bi-monthly meetings on various topics on peace and sustainability. This month, we will welcome Mariko Ishikawa, from Organic Life Circle. Mariko will share her rich knowledge of food and safety. The meeting will take place at 1:30 PM, Saturday September 12th. For more information, email whiterock@peacephilosophy.com

ホワイトロックの会のお知らせ

9月のホワイトロックの会は オーガニックライフサークルの石川まり子さんに 来ていただくことにしました。

私達は 毎日 家族の健康を考えながら 台所に立ち 食事を支度をしています。台所を預かる者として 私達が知っておきたい食の安全を中心にまり子さんに 話をすすめていただこうと思っています。石川まり子さんは とても 気さくな方で お話もおもしろく きっと 楽しい会が持てると思います。常日ごろ 食に関して 疑問に思っていることや 参加される他の皆さんと 分かち合いたい情報などがありましたら どうぞ お聞かせください。

日時: 9月12日 土曜日 1時30分
参加希望の方は whiterock@peacephilosophy.com にご連絡ください。場所をお教えします。


真理子

Tuesday, September 01, 2009

Friendship for the Future of Asia アジアの未来を作る友情

The Sino-Japan Youth Conerence was a big success!



The Sino-Japan Youth Conference was held in Hong Kong from August 11 to 19, 2009, organized by Li Po Chun United World College of Hong Kong. The organizers were mostly university students who are also graduates of United World Colleges, an international network of colleges with the aim of promoting international understanding and peace. The goal of this conference was to "increase intercultural understanding and mutual respect through cultural activities, discussions on Sino-Japanese relationsihp issues, and service activities conducted in Guandong Province."

この夏、香港で開催された日中青年会議が大成功に終わったとの朗報を受けました。この会議は主に、国際理解を目標に設立された国際的な学校のネットワークであるユナイテット・ワールド・カレッジ(UWC)の卒業生たちによって企画運営され、会場はUWC香港校、対象は中国と日本の中高生たちでした。それぞれの文化、歴史、社会に対する理解を深め、これからの二国の市民同士のよい関係を築いていくための礎となるような会議であったと思います。ピース・フィロソフィー・センターはこの会議のスポンサーとなれて光栄に思います。詳しいレポートはまた発表された時点で共有します。

Congratulatoins, Chishio Furukawa, the chief organizer and a gradute of Li Po Chun College, and Xiaoxue Weng, a gradute of Leter B. Pearson College, and other committee members for the successful completion of the program!

The program report will be posted at a later date.

* Peace Philosophy Centre was one of the sponsoring organizations for this Conference.