『JP通信』についての問い合わせはこちらを⇒ https://www.jccjp.org/jptsuushin
Peace Philosophy Centre, based in Vancouver, Canada (est. 2007), provides a space for dialogue and facilitates learning for creating a peaceful and sustainable world. ピース・フィロソフィー・センター(カナダ・バンクーバー 2007年設立)は平和で持続可能な世界を創るための対話と学びの場を提供します。피스필로소피센터(캐나다·밴쿠버 2007년 설립)는 평화롭고 지속 가능한 세계를 만들기 위한 대화와 배움의 장소를 제공합니다. 欢迎来到和平哲学中心!我们来自加拿大温哥华,我们致力于促进对话及建立可持续发展的和平世界。欢迎您留下宝贵的评论。Follow Twitter: @PeacePhilosophy / "Like" Facebook: Peace Philosophy Centre メールEmail: peacephilosophycentre@gmail.com
To view articles in English only, click HERE. 日本語投稿のみを表示するにはここをクリック。点击此处观看中文稿件。한국어 투고 ★Follow Twitter ツイッターは@PeacePhilosophy and Facebook ★投稿内に断り書きがない限り、当サイトの記事の転載は許可が必要です。peacephilosophycentre@gmail.com にメールをください。Re-posting from this blog requires permission unless otherwise specified. Please email peacephilosophycentre@gmail.com to contact us.
Tuesday, November 01, 2022
「先住民族に対する『ジェノサイド』と教皇の『謝罪』」ー「日本カトリック正義と平和協議会」の『JP通信』10月号より Genocide Against Indigenous Peoples and Pope Francis' "Apology" - From the Newsletter of Japan Catholic Council for Justice and Peace (October 2022 Edition)
「日本カトリック正義と平和協議会」の機関紙『JP通信』2022年10月号の特集「再び会う道~謝罪について考える」に、乗松聡子の記事「先住民族に対する『ジェノサイド』と教皇の『謝罪』」を掲載してもらいました。2021年5月末、カナダ・ブリティッシュコロンビア州カムループス先住民寄宿学校の跡地で、およそ215人の「墓標なき墓」が地下レーダー技術によって確認されたことは全国に衝撃を与え世界中で報道されました。写真は同年6月、カムループス寄宿学校前で、死んだ子どもたちを追悼するケヒウィン・クリー族のアイアナ・ウォッチメーカーさんです。母親のシャノン・ハンブリーさんが娘のために寝る間も惜しんで手づくりしたジングル・ドレスを纏って死なされた子どもたちを追悼しています。JP通信がこの写真を表紙写真に使っていただいたことに感謝します。シャノンさんも大変喜んでいました。カナダではその植民地政策の一つである「インディアン・レジデンシャル・スクール」が19世紀中盤から20世紀終盤まで、全国で139校、15万人もの先住民族の子どもたちが親元から引き離され、劣悪な環境下で強制同化教育を受けさせられ、聖職者・指導者による肉体的、精神的、性的虐待が横行しました。政府が制定しキリスト教各派の教会が運営しましたが、その6割はカトリック教会による運営でした。今年7月末に、フランシスコ教皇がカナダを訪れ先住民族のサバイバーたちに対し「謝罪」を行ったことを受けてこの記事を書きました。上記のシャノンさんは「この歴史が日本でも語られることは非常に重要だ」と言っていました。日本のカトリックの団体がこの問題を取り上げ教会が犯した罪に向き合うという姿勢に敬意を表したいと思います。と同時に私自身カナダの植民者としての責任に向き合い続けなければいけないという思いを新たにしました。@PeacePhilosophy
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment