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Tuesday, February 09, 2016

「ミサイル」ではないものに対して「ミサイル」を配備した日本 Japan deployed missiles against North Korea's non-missile


日本の人たちは日本語報道で繰り返される「北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射」という言葉に騙されている。

これを「ミサイル」と呼ぶことのウソについては『アリの一言』ブログの「どうして「ミサイル」と断定できるのか!」を参照されたい。(同ブログの「『機能しないPAC3』を沖縄に配備する2つの狙い」も同時に参照。)

軍事に詳しい週刊金曜日の成澤宗男記者も、「弾頭に爆薬もなく、燃料注入に何日もかけ、人工衛星を打ち上げる飛翔体をミサイルと呼べません。意図的に、軍事的脅威のデマを煽っているだけ」と言っている。

成澤氏によると、「ある軍事評論家がTV出演の依頼を受け承諾したが、事前にこのこと(北朝鮮が打ち上げたものを『ミサイル』などとは呼べない)を指摘したら、急に出演をキャンセルされた」とのことだ。マスコミはとことん「北朝鮮がミサイルを発射した」というイメージ宣伝をしたいのだろう。

共同通信による解説図(2月9日)
2月8日の『琉球新報』(23面)で軍事評論家の前田哲男氏は「一度、大気圏を突き抜け再突入するのが弾道ミサイル」で、「軌道に乗って地球を回っていれば衛星だ」と言っている。

しかし2月9日の共同通信の報道では、今回北朝鮮は「再突入体」(「大気圏外にいったん打ち上げた弾頭が大気圏に再突入し、落下していく際の高熱や衝撃から守る部品」)の実験はしていないと確認されたということだ。

これを上記の報道では「ミサイル実用化へは道半ば」とか言っているが、再突入体の実験をしていないのなら猶更、この実験は「ミサイル」実験とは言えないのではないか??

これに対し日本政府は「破壊措置命令」を出し、地対空ミサイル「PAC3」と海上配備型迎撃ミサイル「SM3」を搭載したイージス艦を配置したのだ。

ということは、日本は、「ミサイル」でないものに対して「ミサイル」を発射する体制を敷いたということだ。

天木直人氏が2月7日のメルマガで「迎撃したら日本の先制攻撃となり、北朝鮮との戦争を仕掛けることになる」と言ったように、日本は先制攻撃の準備をしていたのである。

そしてこれを機に日本は、韓国に配備計画が進んでいる最先端の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を日本にも配備しようとしている。2月8日の記者会見で菅官房長官が表明したが、導入検討はすでに昨年11月中谷防衛大臣によって初表明されている(『東京新聞』2月9日「菅氏、高高度防衛ミサイルの配備『検討』 費用膨大で防衛予算増も)。

安倍政権にとって今回の「打ち上げ」は、さらなる軍拡、軍事費増強を正当化し、日本市民、特に沖縄市民の心を恐怖感で操作し、離島の自衛隊増強、新たな米軍施設建設に対する市民の抵抗を封じるために最大限に利用できるものとなったのだ。

沖縄の友人の孫(小学生)は今回の騒ぎを見て、「北朝鮮とアベは組んでいるの?」と聞いたそうだ。

私たち大人も、政府とメディアの嘘を見破り、自分の頭で考え、問うことを止めてはならない。「北朝鮮」と聞くだけで思考停止する傾向を乗り越えなければいけない。

@PeacePhilosophy







1 comment:

  1. いちゃもんつけてる被害国はおろか自国の歴史すらろくに知らない(関心ないの?興味ないの?)古くは小泉サン、そして安部サンや原田サンそして「日本会議」などの方々、・・・国際社会で「責任ある地位」だの「国益」「公益」「五輪誘致」「積極的平和」どうこうとわけわからんことを威勢よくやっとりますけど、日本人のみなさん、「人のふりみてわがふりなおせ」の諺どおり「反面教師」としてこうした下種で卑劣で、下種な頓珍漢たち、自虐史観志望者(その自覚すらない)の人々から学びましょう(^_-☆ 簡単にいえばこういうのと対極・正反対の考えと行動をとれば、「国際社会」で間違いなく高い評価を受け、信頼されると思います。

    二言目には「65年の日韓条約で解決済み、今度の日韓合意でも温情と誠意をみせた」だの「北朝鮮の脅威・水爆実験・ミサイル発射・拉致調査委員会解散」どうこうとがなりたてるなら、せめてその対手国について、これから書くことぐらいは頭に留めてから大口を叩いて欲しいもんだ(「勉強嫌い」なのかなあ~でも「一般人」じゃないんだからさあ~国の代表者としてもちっと向学心を持ってもこれまた損はなかろうも(~_~;(>_<;

    東京目黒区で生まれた俺は日本で義務教育を終えた、中卒だ。学校秀才でもなんでもない底辺の問題児だった。反抗ばかりして従わないから小中通して軍隊あがりや体育会系の暴力教師たちに往復ビンタ、ゲンコツ乱打、蹴り投げなどなど、戦中顔負けの体罰・制裁を受けた。親にも殴られたし、上級生からも生意気だと目をつけられ、集団リンチもよくやられた。でも自業自得以外の何者でもなく、弁明の余地など一切ない。級友たちからは自分勝手だと嫌われ、いつのまにか「タテ割り」式下のもの、弱いものをいじめて鬱憤を晴らす最悪の人間になりさがっていた。

    3K労働を転々とし、広域暴力団の式典への臨時頭数要員や、ヤクザ右翼の街宣に狩り出されたこともある。そんな腐り切った自分と生活環境がつくづく嫌になり、どこか知ってる人間など誰もいない遠くにある全く新しい世界へ行って、生まれ変わった気持ちで人生をやり直したいと決意し、1987年18歳でアメリカに単身発って(2年滞在)からカナダに移り、今を迎えている。どんなことがあろうと、己の蛮行への反省と後悔、自分が暴力やいじめなどで危害を加えてしまった方々への申し訳ない気持ちを忘れることはできず、せめて反対の少しでも良い人間になれたら、と一生賭けて取り組む積もりだ。「社会が悪い」「親が悪い」「教師が悪い」といった「加害者もまた被害者」だと犠牲者ズラを決め込んで、自ら傷けてしまった本当の「犠牲者」たちに向かって言い放つことなど永遠にできない。「過去」は変えられないけど、「その後」「今」変わることはできると信じて生きています。

    英語を勉強しながら一緒に日本語も学ぶ形になっちゃったから、未だに両言語とも学術・専門分野では「バイリンガル」などと大言壮語できない独学の悲しさがある、上記の我が「負の遺産」永遠の十字架克服への試みと同じく、一生賭けて努力を惜しまずがんばっていきたい。

    だからあんたらも少しは勉強せいよ!国家執政者・代表責任者が興味ないのか、面倒くさいのか知らんけど、扱ってることをろくに知りもしないで平然としとるんじゃ、国際社会からみれば同じ日本人の一人としてなんとも残念(;_;(+_+;(-_-; 以下はあまり詳細にやると「大論文」めいたものになってしまうので、かなりざっくばらんなまとめに過ぎません。特定の思想や主義などを煽る、政治的意図はまったくないことだけはじめに宣言しておきます。

    まず「北朝鮮」(朝鮮民主主義人民共和国)についてですが、連日官製マスコミがたれながすいいかげんな報道も手伝い、日本人の多くはあまり正確な知識を持っていないのでは、と思います。そもそもなぜ北と南に分かれているのか?北朝鮮も韓国と朝鮮民族であり、別の言語を喋るわけじゃありません。日本の敗北による解放後、別の民族が異なった国家に生まれたのではないことは断るまでもありません。民族分断の悲劇をもたらした直接の原因と責任が、旧植民地宗主国の日本にある厳然たる事実は解説するまでもないでしょう。中国で社会主義政権誕生、米ソ冷戦の激化によるアメリカの占領政策転換という既成事実をいいことに、急速な復興を遂げた日本を横目に、夢にまでみた祖国の独立回復どころか、南北に引き裂かれ、大国の身勝手なエゴのため同族殺しあう戦争にまで追いやった罪を、日本人は是非とも自覚して欲しい。日本のパスポートと選挙権を持ち、税金を払ってる「国民」「主権者」なんだから「関係ない」はずはない。

    最初に「北朝鮮」について、戦後と現在の日本との問題内に限り、略述。朝鮮民主主義共和国(Democratic People’s Republic of Korea=DPRK)はアメリカ主導の南単独総選挙に続く1948年の大韓民国建国の翌年、ソ連の援助・協力で旧満州一帯で抗日パルチザン遊撃戦を展開した「祖国光複会」の首領金日成を主席に建国、ソ連軍は撤退した。49年、内戦に勝利した毛沢東率いる共産党は、中華人民共和国樹立を北京で宣言。翌年「朝鮮戦争」(50-53年)勃発、北朝鮮軍が南部に突如侵攻開始、韓国・米軍は惰弱で半島先端の狭い地域においつめられたが、国連軍(アメリカ軍)が介入・増援、押し返して中国との国境鴨緑江まで進出。ここで中国は人民志願軍を参戦させ反撃、アメリカ軍は退却を余儀なくされ38度線付近で踏みとどまり戦線は膠着状態、53年休戦。この期間中、北から共産主義を嫌う人は南へまた、共産主義者や弾圧の対象にある人は北に移動、分断の固定化が進んでいく。北朝鮮側は約50万の死者を出し、米軍1万、韓国軍20万、中国軍は100万を越えたとみられている。また、全土が最新鋭兵器を駆使した現代戦の戦禍に覆われたため荒廃、再建・復興に大きな障害を残した。

    この辺で、さらなる情報提供はまたの機会に譲るとして北朝鮮と日本との関係について。日本は国交がないことを「葵の御門」のように掲げ、「謝罪」はおろか今だに植民地支配の責任すら認めず開き直っており、「性奴隷」「強制連行」についても何一つまともに扱っていません。日本民間人不法拉致・強制連行の犯罪と犠牲者たちを政治的に最大限悪用し、北朝鮮脅威論、犯罪国家だとしたプロパガンダを煽り立てている。が、要は「カネを取られるぞ」、と心配してるのが第一なのは対韓国への対応と何ら選ぶところはない。拉致問題は別の犯罪なのでここでは論じないが、果たしていない36年の圧政への責任がいささかも減るいわれはない。自らが行った暴力による不法な領土簒奪・独立蹂躙の犯罪責任を認め、「国家」と「一般被害者」は分けて各個謝罪・賠償を行う具体案を公にしてこそ「国交」は回復するだろう。また中韓、アジア諸国同様、こうした誠意ある対応を示せば「真の友好」が生まれるのは間違いない。安部政権反対のデモを行っている、若者たちを応援したい、みんなで「新しい」信頼される日本にしましょう!!

    敗戦(光複・1945年)「日韓条約」(1965年)から「日韓合意」(2015年)まで

    まず「強制連行」から「日韓条約」を語る上で、併合前の両国について参照してみましょう。1910年、日韓併合時点で日本に滞在していた朝鮮人は、外交官や学生などの790人に過ぎませんでした(1905年保護国化の年は240人)。それが敗戦の年には250万人に膨れ上がりました(100万人が強制連行)。他の朝鮮人たちは日本人に土地や食糧を奪われ、仕事もなく生きるために日本に行くしか選択がなかった方々です。敗戦(光複)後、ほとんどが帰国しましたが(日本政府もアメリカ占領軍も、船舶の提供はもとより何の便宜も図りませんでした)もはや祖国での生活基盤を失い、帰る旅費すらままならない60万人ほどは夢にまでみた祖国への帰還を諦めざる負えませんでした。責任も取らず保護すらしないかつての侵略国日本に留まるを強いられ、在日朝鮮人苦難の歴史がはじまりました(南北の対立はそのまま在日も引き裂きます)。また、大陸から太平洋一帯にばらまかれた日本軍と一緒に韓国から強制連行された労務者や性奴隷たちは、真っ先に逃げた日本軍に見捨てられ言葉も分らない広大な地域に置き去りにされました(宗主国と被害国の差こそあれ、日本政府と天皇に見捨てられた満州開拓団・中国残留孤児の悲劇と同じです)。日本軍と天皇のために働き、最後は棄民扱いにされたのです。おまけに50年の「サンフランシスコ平和条約」発効により、かつて皇国臣民を強制された朝鮮人は「日本国籍の喪失」を通達されたのです。「日韓条約」「日韓合意」など、この戦争犯罪に関する賠償や責任問題とは何の関係もないのはいうまでもありません。

    1945年8月、日本の支配から解放された当時、国民の総財産の80%、製造業資本の94%が日本人の手中にあり、技術者の80%が日本人であった。しかも重工業、電力、地下資源の90%以上が北朝鮮にあった(朝鮮戦争で壊滅)。日本は中国大陸侵略の兵站基地としながら、北部を重工業地帯に、南を食糧生産基地と軽工業地帯にしたのである。周知の通り8月9日に対日参戦したソ連軍は、瞬く間に満州全土を席巻し23日には早くもソウルの北方開城に迫った。ところがアメリカはまだ沖縄に駐留していて、とてもすぐには朝鮮半島に上陸できない。そこでアメリカ側は日本軍の武装解除のため38度線を提案し、南がアメリカ、北がソ連という案で同意した。これが同民族を分断する永遠の国境となってしまったである。

    次回に続く。参考文献:「韓国大統領列伝」(池東旭、2002年、中公新書)、「朝鮮史」(梶村秀樹、1986年、講談社現代新書)、「韓国 民主化への道」(池明観、1995年、岩波新書)

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