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Friday, November 11, 2016

新基地は絶対作らせない決意を示した名護市民

10月29日、島ぐるみ会議名護の主催で、瀬嵩の浜(名護市)で集会が行われ、350人が参加しました。名護在住の作家、浦島悦子さんにその宣言文と写真を提供されたのでここに紹介します。




宣言文

 去る916日、翁長知事の辺野古埋め立て承認取り消しに対して安倍政権が起こした違法確認訴訟で、福岡高裁那覇支部の多見谷寿郎裁判長は、沖縄県敗訴の判決を言い渡しました。民意を体現する沖縄県の主張は一顧だにせず、「辺野古が唯一の解決策」と政府の言い分を100%認めたのは、三権分立の完全な放棄であり、司法自らが地方自治と民主主義を否定したことにほかなりません。

 辺野古新基地建設と連動する高江のオスプレイパッド建設をめぐっては、何がなんでも工事を強行するために全国から大量の機動隊を送り込み、非暴力で抵抗する住民・市民に対し、屈強な機動隊員による暴力と人権侵害、国家権力を振りかざしたあらゆる違法行為が横行しています。大阪府警機動隊員による「土人」発言は、その象徴とも言えるでしょう。

 沖縄県が103日に上告した最高裁の確定判決が年内もしくは年度内に出ると予測されており、それを機に安倍政権は、中断している辺野古・大浦湾での作業を一気に再開する可能性があります。

 私たち名護市民は19年前、199712月の名護市民投票で、政府のあらゆる圧力をはねのけて「新基地NO」の市民意思を内外に発信しました。それは、母なる海=地域の自然と子どもたちの未来を守り、戦争を二度と許さない強い思いと、「大事なことはみんなで決めよう」という意思が結晶した成果でした。

 私たちは今こそ、その原点に立ち戻らなければなりません。当時の比嘉市長が政府の圧力に屈して基地を受け入れたあとも市民意思は生き続け、2010年、名護市民は「海にも陸にも基地をつくらせない」稲嶺進市政を誕生させました。2期目の市長選では、政府がちらつかせた「500億円の名護振興基金」を蹴とばして「名護マサー」の面目と誇りを見事に示し、再選を勝ち取ったのです。

名護から始まった「基地からの自立」を求める流れは沖縄県全体の大きな流れとなり、2014年には「辺野古新基地建設阻止」を掲げる翁長県政が誕生しました。それは今や、ゆるぎない県民意思となり、その意思をバックに、それを実現するために翁長知事は不退転の決意で安倍政権に立ち向かっています。名護市民はその流れを作り出したトップランナーなのです。

この20年を振り返り、いま、戦争への道をひた走ろうとする安倍政権、そして人類の置かれた危機的状況を考えるとき、私たちの進むべき道は明らかです。

私たちの目の前に広がる大浦湾、太古の昔から変わらず、寄せては返す波、背後から私たちを守る緑の山々…。命と暮らしを支えるそれらの自然を未来に引き継ぎ、この島を二度と戦火で荒らさず、平和の灯を全国に、全世界に広げていくために、私たちは政府の押し付けてくる不義に決して屈せず、辺野古にも高江にも、新基地は絶対つくらせない決意をここに改めて宣言します!

20161029


今こそ当事者の声を! 辺野古新基地を絶対つくらせない名護市民集会参加者一同


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