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Thursday, November 21, 2024

December 7: バンクーバーで南京大虐殺追悼集会を開催します Nanjing Massacre Memorial Vigil will be held in Vancouver 南京大屠殺追悼會將在溫哥華舉行

私たちは「バンクーバー」と呼ばれる、先住民族のムスキウム、スコーミッシュ、ツレイワトゥッシュネイションの、盗まれた土地の上に存在する者たちです。

この12月で、1937年の南京大虐殺から87年になります。南京大虐殺とは、専門家の笠原十九司氏による定義は「日中全面戦争(1937-45年)の初期、1937年12月、中国の当時の首都・南京を攻撃・占領した日本軍が、中国軍の兵士・軍夫ならびに一般市民・難民に対しておこなった虐殺、及び中国人女性に対しておこなった凌辱、食料・物資・財産の略奪、人家・建物・施設の放火・破壊など、戦時国際法や国際人道法に反した不法・残虐行為の総体」です(『南京事件70周年国際シンポジウムの記録』日本評論社、2009より)。

私(ブログ運営人・乗松聡子)は2007年の南京大虐殺70周年のときに初めて南京を訪れて以来3回南京に行きました。地元バンクーバーでも、毎年この時期は、関連シンポジウム参加、追悼集会、映画会、海外の追悼集会との連携、などで、大日本帝国が行った残虐行為を忘れずに「ネバー・アゲイン」の誓いを、仲間と共に新たにしてきました。

きたる12月7日(土)午後5-7時、チャイナタウンの中華門前(50 East Pender St., Vancouver, BC) で、南京大虐殺87年の追悼集会を行います。カナダ9条の会、ピース・フィロソフィー・センター、Nikkei Vancouver for Justice など、日本にゆかりのあるグループや個人と、チャイナタウンにゆかりのある有志の仲間と共に企画しました。スピーチ、追悼の時間などを予定しております。ぜひご参加ください。屋外ですので暖かい服装で来てください。雨天決行。お問い合わせは南京大虐殺追悼集会実行委員会まで nanjingvigil@gmail.com 



この行事に加え、「万人坑」の専門家である青木茂さんを迎えてのオンライン講演会を行います。こちらをご覧ください。

Wednesday, November 13, 2024

オンライン講演会 「万人坑」とはなにか~南京大虐殺の日に学ぶ中国人強制労働~ 講師:青木茂さん Webinar on Mass Graves(万人坑) of Chinese Forced Labourers


カナダ9条の会主催、ピースフィロソフィーセンター・Nikkei Vancouver for Justice 共催オンライン講演のご案内です。北米、中南米の人たちにも参加しやすい時間帯となっています。ぜひご参加ください。リアルで参加できない場合、登録した人には事後録画を送ります。参加費は無料です。

申し込みリンク:https://tinyurl.com/4rhz99t7

日時:2024年12月13日金曜日午後5時(太平洋時間);午後8時(東部時間)

(日本時間では、12月14日土曜日午前10時です。)


「万人坑」とはなにか 

~南京大虐殺の日に学ぶ中国人強制労働~

2024年12月13日は、南京大虐殺87年を記憶・追悼する日です。南京大虐殺は、大日本帝国が中国に対して行った残虐行為の代表的なものですが、これだけ残酷な事件でも「氷山の一角」だったのです。日本の1931年から45年までの侵略戦争の間、中国全土で日本企業は炭鉱や鉄鉱などの鉱山や軍事基地、ダムなどの建設現場などに中国人を大量に連行し強制労働させ、過労、飢え、衰弱死などで亡くなった人たちを山野などに捨てました。その「人捨て場」は「万人坑」と呼ばれます。「万人坑」を専門に20年間調査研究を行ってきた青木茂さんからお話を聞きます。

講師:青木茂さん

2000年、内蒙古自治区のハイラル近郊にある沙山万人坑を訪問して以来これまでに中国の42箇所の万人坑を現地で調査してきた。著書は『南京大虐殺から雲南戦へ』(2024)、『中国に現存する万人坑と強制労働の現場』(2022)、『万人坑に向き合う日本人』(2020年)、『華南と華中の万人坑』(2019)など多数。青木さんの仕事についてはHPを参照:http://yaris9304.starfree.jp/

申し込みリンク:https://tinyurl.com/4rhz99t7

問い合わせ先:peacephilosophycentre@gmail.com


★12月7日は、カナダ・バンクーバーで、南京大虐殺追悼集会を行います。詳しくはこちらを見てください。