資源エネルギー庁による「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」の運営方法(シナリオ設定、発言者の選定、人数の限定など)に関してはすでにこのブログ『アフリカ教育関連情報』の総特集「大問題!!!何とかしよう!→『エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会』」(その1からその5まで)が詳細の分析をしていますが、この事業の発注に関しても、次の大きな疑問が残ります。
1.仕様書( http://bit.ly/M7ljrj )を見ると、全国の会場手配、イベント準備や運営、ホームページ作成など、特殊なノウハウを必要としないにもかかわらず博報堂と電通の2社しか入札していない。運営能力のある会社はほかにも多数あると考えられるが、なぜ2社だけなのか?入札説明書(http://bit.ly/M7qs2k)の「参加資格」を確認したが、これだけでは分からなかった。
2.入札結果( http://bit.ly/M7mVkT )によると、博報堂が7854万円で落札した。全国7会場でのイベントでこの額は高すぎないか?落選した電通に至っては1億2千万円で入札している。この金額の妥当性はどのように証明されるのか?
以下、「入札結果に係る情報」
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/nyusatsukekka/1207/120717a.pdf
追加:@PeacePhilosophy より、関連記事の紹介。「しんぶん赤旗」2011年7月16日付記事。
追跡 原発利益共同体
毎年税金60億円
電通・博報堂・産経新聞社など事業請け負い
「安全神話」刷り込み
原子力発電を推進するために税金から出されている原子力広報・教育予算は毎年、60億円規模にのぼります。シンポジウムの開催や説明会、新聞や雑誌の広告など多種多様な取り組みを行っています。事業を請け負っているのは、日本原子力文化振興財団などに加え、大手広告代理店の電通、博報堂や産経新聞社などです。税金を使った原発「安全神話」の刷り込みです。(清水渡)・・・続きはhttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-16/2011071603_02_1.html
この会は、国民的議論を礎にと言いながら、時間はたったの1時間半だけで ... こんな、詭弁・インチキでこの国の将来のエネルギーが決められてしまって ...
ReplyDelete