『琉球新報』12月20日の報道によると、19日、沖縄防衛局が半年ぶりに、大浦湾側の軟弱地盤改良工事のための砂ぐいを打ち込む作業を再開したという。
「防衛局はことし1月から大浦湾側で、軟弱地盤の改良工事を始めた。約7万1千本のくいを海面下約70メートルまで打ち込む計画で、そのうち砂ぐいは4万7千本を予定。ただ作業が止まっていたため、これまでに打設された砂ぐいは約2900本にとどまる。
防衛局は11月28日には大浦湾の新たな区域で埋め立て土砂の投入を始めた。国が県に代わって、大浦湾側の軟弱地盤の改良に伴う設計変更を承認する史上初の代執行に踏み切って以降、工事を強行している。」
と報じている。
同日、塩川港で土砂搬出を遅める牛歩行動をしている岡添さんからメッセージと動画が届いた。
「11月塩川の作業は第3週まで1日、9〜11月の搬出台数は1日平均94台でした。が、月末政府が大浦湾の浅瀬の埋め立てを決定してから状況が変わりました。防衛局、機動隊が増員され、規制も厳しくなっています。トラック1台毎に牛歩できていた状況から、10台出しまでエスカレートしています。昨日は487台搬出されました。動画をお送りしますが、右手を布でカバーしている女性は機動隊に腕を捻じられたとのこと。動画を撮影する私には機動隊と防衛局が張り付きました。やがて事件事故が起こるのではと心配しています。」
体を張って牛歩行動をしている人たちに敬意を表する。
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