This is an essay by Kim Junghoon (Jong), inspired by the February 28th Salon on Senji Yamamoto. He is welcoming answers to his questions at the end. (This is in Japanese only for now.) 2月28日の山本宣治についての「サロン」の感想として、ジョンさんが送ってくれた感想です。彼は「あなたは守りたいもの9は何ですか」という題とともに、皆さんからの返答を求めています。コメントとして投稿してください。
以下、Jongさんの感想および問いかけです。
*************************************
今回の感想はTitleも付けてみました。
「あなたが守りたいのは何ですか」
山宣さんの映画を見ながらずっと思ったのは「あの人が学校からも反対されながらも人々に性教育した理由はなんだったんだろうか、そして自分よりより多くの力を持っている人たちに逆らいながら、勝ち目のない戦いだと知った上でも闘争して守ろうとした物はなんだったんだろう」でした。
それでは、こんな人の行動は恥だと思う人はなぜそう感じるのでしょうか。そして、そう思う人たちが守ろうとする物は何でしょうか。
同じ事を見てまったく違う結論にたどり着いた人たちの違いを分かることができたら何がどこから間違ったのかも分かることができ、両方の立場をもっと理解できるのではないのかなと思いました。
私は山宣さんが生きていた時代には生まれもしませんでした。そして、山宣さんの事を聞いたこともないし、あの時代の日本はどうだったのかもさえよく知りませんでした。
でも、山宣さんがおかれた状況を考えれば山宣さんが自分の話を熱心に聞いてくれたー普通に田んぼで働いて自分の家族と幸せにいきろうとするー人たちが自分の家族、子供の幸せすら守れない状況になって苦しんでいるのを見てそれを何とかしてあげたかったのではないだろうかと思いました。私にも大切な人がいてその人が幸せでいてほしいという気持ちはすごく分かるし、自分に何かできることがあったら、もし私が同じ状況におかれても同じことをしようとしたのではないかと思いました。
先週映画を見て頭にふっと浮かんできた人が一人いました。田母神俊雄さんです。彼が論文で言っている日本の戦争は日本が望んでしたのもないし、アジア各国のために努力したのだから過去のことで頭を下げず等々に生きれと言うことはちゃんと分かりました。でも彼の論文の中で彼は
「戦わない者は支配されることに甘んじなければならない。」と言っていました。
(論文全文Link:http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50734794.html)
奇麗事で自分の正しさを言おうとしたけど彼が日本の国民に持っている考え方も結局こんな物ではないのでしょうか。だからほかの同じ考えを持っていた人たちもあの時代の日本の農民、労働者たちをそんなに弾圧したのではないしょうか。そして、自分から戦わない人は支配されるのが当たり前だといいながらも過去にあった「支配に戦った人たち」のことを今の国民や子供たちに知らせないようにしていることはいったい何を守るためなんでしょうか。
私が愛する人と結婚して、いとしい子供たちができたら私はどんなことをしても幸せを守ってあげろうと努力するでしょう。それは私にとってはすべてと当然なものだから。でも自分が貧しくて、ほかの人と意見が違うとして、誰かがある人を殺してその人の財産を物にすれば貧しさを解決できると言ってきたとして、人を殺したり、被害をかけることが本当に私が守ろうとした物なのでしょうか。そして私の子供たちが将来こんな事を知って誇りに思えるのでしょうか。「自分は間違ってない、皆のためにしたことだ」と自分には言えるかもしれません。でも、それが自分が守ろうとしたのもので、正しいことなのでしょうか。もしかして、それは本当の幸せではなく、ただ自身の自尊心だったのではないか考えてみるべきだと思います。
映画の最後で皆が山宣さんの墓碑の前で山宣さんを思いながらないてるのを見て、私は山宣さんに守られた人たちには山宣さんの事をきっと「やま」のような「せん」せいだと思ったのはないだろかとも思ってみました。それは山宣さんは自分を犠牲にしてまで人々に守れるべきの大切なものが何かを教えてくれたから。
…………あなたが守りたかったものは何でしたか。そして、いま、あなたが守りたいのは何ですか?
Kim Junghoon
Peace Philosophy Centre, based in Vancouver, Canada (est. 2007), provides a space for dialogue and facilitates learning for creating a peaceful and sustainable world. ピース・フィロソフィー・センター(カナダ・バンクーバー 2007年設立)は平和で持続可能な世界を創るための対話と学びの場を提供します。피스필로소피센터(캐나다·밴쿠버 2007년 설립)는 평화롭고 지속 가능한 세계를 만들기 위한 대화와 배움의 장소를 제공합니다. 欢迎来到和平哲学中心!我们来自加拿大温哥华,我们致力于促进对话及建立可持续发展的和平世界。欢迎您留下宝贵的评论。Follow Twitter: @PeacePhilosophy / "Like" Facebook: Peace Philosophy Centre メールEmail: peacephilosophycentre@gmail.com
To view articles in English only, click HERE. 日本語投稿のみを表示するにはここをクリック。点击此处观看中文稿件。한국어 투고 ★Follow Twitter ツイッターは@PeacePhilosophy and Facebook ★投稿内に断り書きがない限り、当サイトの記事の転載は許可が必要です。peacephilosophycentre@gmail.com にメールをください。Re-posting from this blog requires permission unless otherwise specified. Please email peacephilosophycentre@gmail.com to contact us.
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment