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Thursday, March 24, 2011

福島第一原発 3月24日7時台(日本時間)現在

日本時間24日午前7時に書いているアップデートです。メールでまわしているものをブログにも掲載します。

森原秀樹ツイートより。両方日本時間24日早朝です。

「福島原発事故概況一覧(第22版,24日2:02現在: http://bit.ly/g2uBM3 )。
前回更新時に指摘の心配要素が現実に。1号機の格納容器内圧と圧力容器下部温
度がともに高い状態に。もう大丈夫とされた5号機ポンプが停止、交換へ。3号機
冷却機能復旧は中断中。」

「(続)1号機につき原子力安全委員長は、かなりの炉心溶融の可能性を指摘。
「最も危険な状態」と(http://bit.ly/hE1gKD)。圧力容器下部温度の上昇は、溶
けた燃料棒が容器底に溜まったと見る。安全委員長会見が事故後初というのも驚
き。会見者がまた増えて混乱・錯綜も懸念。」

上にあるように、原子力安全委員長の一号機への懸念について読売の報道。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110324-OYT1T00086.htm?from=tw

3号機(MOX燃料)は23日夜また黒煙事件があり作業員退避・冷却機能復旧
作業中断。2号機も給水系モーターの部品の交換が必要で電源は確保しつつも冷
却機能は復旧していません。4号機は炉心に燃料はありませんが使用済みが新し
いものを含め一番多い数あり(1331本。上記事故概況一覧参照)、6号機ま
である中で唯一、海江田大臣が「再臨界を防ぐように」と特別命じたほど危機的
な状況が続いています。このように、1,2,3,4号機、それぞれが深刻な状
況です。新たに5号機の冷却ポンプ停止の報も。また、1-6号機の使用済み燃
料を合計した数より多い(6400本)共用プールも水温上昇中という情報が2
1日に流れて以来なにも聞いていません。

状況はどんどん悪くなっているとしか考えられません。

昨日枝野氏も発表していましたが、SPEEDI(、福島第一原子力発電所の事
故発生後、連続して一日中屋外で過ごすという保守的な条件を仮定して、甲状腺
の被ばく線量を試算したもの)がやっと発表されました。この書類の地図を見て
ください。http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf甲状腺の被曝が1
00ミリシーベルトを超えているであろう(「福島第一原子力発電所の事故発生
後、連続して一日中屋外で過ごすという保守的な条件を仮定して、甲状腺の被ば
く線量を試算したもの」)地域が場所によっては避難区域の30キロ外までかな
り拡がっていることがわかります。「放射線は同心円で拡がるわけではない」と
いうことがここからもわかると思います。風向きや天候が大きく影響します。

東京の乳児に対する摂取制限や農産物の出荷停止についてはみなさんニュースで
よく知っていると思います。妊婦はどうなのか、授乳中の母親はどうなのか、と
いう情報を一緒に出さなかったので不安が広がっているようです。今朝のニュー
ヨークタイムズでは、専門家による妊婦や授乳中の女性のリスクに対する懸念が
報告されています。
http://www.nytimes.com/2011/03/24/world/asia/24japan.html

NYTより抜粋。カッコ内は要点のみ要約。
But experts say that pregnant women, nursing mothers and fetuses, as
well as children, face the greatest danger from radioactive iodine,
which is taken in by the thyroid gland and can cause thyroid cancer.
Children are at much higher risk than adults because they are growing,
and their thyroid glands are more active and in need of iodine. In
addition, the gland is smaller in children than in adults, so there is
less tissue to share the radiation: a given amount of iodine 131 will
deliver a higher dose of radiation to a child’s thyroid and potentially
do more harm. (放射性ヨウ素は妊婦、授乳中の女性、胎児、そして子どもたち
が一番危険にさらされる。甲状腺に吸収され、甲状腺ガンを引き起こす可能性が
ある。子どもは成長中であり、甲状腺がより活発でヨウ素を必要としている。子
どもは甲状腺がより小さいので放射性物質を吸収する組織も小さい。放射性ヨウ
素131は同じ量を摂取しても子どもの場合より甲状腺の被曝量が増え、被害は
増す)

According to the United States Centers for Disease Control and
Prevention, if an adult and a child ingest the same amount of
radioactive iodine the thyroid dose will be 16 times higher to a newborn
than to an adult; for a child under 1 year old, eight times the adult
dose; for a 5-year-old, four times the adult dose. (米国疫病予防管理セ
ンターによると、同じ量の放射性ヨウ素を摂取した場合、新生児は大人に比べ1
6倍の量を甲状腺に取り入れ、1歳以下の乳児は8倍、5歳児は4倍である。)

Pregnant women also take up more iodine 131 in the thyroid, especially
during the first trimester. The iodine crosses the placenta and reaches
the fetus, and the fetal thyroid takes up more and more iodine as
pregnancy progresses. During the first week after birth a baby’s
thyroid activity increases up to fourfold and stays at that level for a
few days, so newborns are especially vulnerable. Women who are
breast-feeding will secrete about a quarter of the iodine they ingest
into their milk. (妊婦も、妊娠初期の3ヶ月間は、より多くのヨウ素131
を甲状腺に取り入れる。ヨウ素は胎盤をとおして胎児に伝わり、胎児の甲状腺は
妊娠が進むと共に多くの放射性ヨウ素を取り入れる。出生後一週間の間に甲状腺
の活動は4倍に高まり、その状態が数日続く。したがって新生児は特に影響を受
けやすい。授乳中の女性は摂取するヨウ素の4分の1程度を母乳に分泌する。)
とあります。普通の大人と、妊婦(胎児)や授乳中の母親を比べる数値はここに
はないが、上の記述を見たら、妊婦や授乳中の母親もリスクが高いことがわかり
ます。政府の摂取制限に入っていなくとも、自分が妊婦や授乳中だったらやはり
水道水摂取を控えるでしょう。

乳児のいる家への水の特別配給が始まっているようですが、妊婦や授乳中の母親
にまでどこまで政策的に配慮がされているかは聞いていません。政府は、この発
表をするとき、乳児のいる家庭や保育園に優先的に水を売るように小売店に指示
すべきだったと思います。

PP

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