自給的な暮らしをしているきくちゆみさんと森田玄さんの生活は、地球環境を大切にしたいと思いながらも、先進国の便利な生活に慣れてしまってそこから抜けられない私にとっては夢のような理想です。
そんなきくちゆみさんがバンクーバーで講演できたらなんて、、、そんなことを、乗松聡子さんと話していたのは去年の初めだったと思います。話していたことがこんなに早く、しかも素晴らしいタイミングといろんなご縁が重なり奇跡のように実現しました。
講演は2月24日の午後、バンクーバー日本語学校で、ピース フィロソフィー センター、タマオーガニック ライフそしてオーガニックライフ サークルとの共催で行われました。定員50名を大幅に超えての参加申し込みをいただきました。このイベントでは小さいお子様を持つ方も安心かつ気軽に参加できるようにと企画メンバーのあしざわのりこさんが中心となってプレイルームを確保してくれたこともあり、子どもを持つお母さんにもたくさん参加していただきました。
「地球を癒す、自分を癒す~ハーモニクスライフが私にもたらしてくれたもの~」を題に、きくちゆみさんが、ハーモニクスライフセンターを設立したきっかけになったという友人宛の一通の手紙のお話から、今日に至るまでの“奇跡の連続”だったという活動内容、そして自給的な鴨川での生活の紹介をスライドショーを混ぜながらお話していただきました。
環境汚染や温暖化が加速し絶望的に見える今の時代に何を希望にしたらいいのか?ゆみさんは「この先何があろうと、今、この場所で生きていることに感謝したい。この奇跡のような自分の命そのものが希望です」と力強く話してくれました。
また、彼らが経営するリモ農園での田んぼでの手植えの話はとても魅力的でした。段々になった田んぼでは機械が入らないので手植えをされるそうですが、裸足と素手で植えるとき、大地と天のエネルギーが自分の体を持ってつなぐような感じをうけるそうです。それはまさに儀式であると。これは無農薬だからこそできる体験です。
ゆみさんと玄さんたちの自給的な生活は、徹底されています。自分たちが流した汚水はそのまま田畑に流れ込み、最終的にはそれがまた自分たちの口に入ってくるため、合成洗剤や化学用品は一切使えません。化粧品から洗髪にいたるまで、自然がきちんと分解してくれるものを使っています。それは地球レベルでも全く同じなのだということをお話くださいました。
快医学を専門とする森田玄さんからは簡単かつ即効性がある手当ての方法、アイロンを使った温熱による内臓手当と、風邪に効くという(ゆみさんが手作りでつけてくれたおいしい梅干を使っての)梅しょう番茶の作り方を披露していただきました。お吸い物のような梅しょう番茶は、おいしいと大好評でした。会場の一人一人が医者になれるという、玄さんの優しさがこもった一つ一つの言葉に会場全体が熱心に耳を傾けていました。玄さんからもっと学びたいと思った方は多かったと思います。
素晴らしい講演を聴いたあとの交流会では、タマオーガニックライフのスタッフが心を込めて作ってくれたおいしいおはぎや和え物、お漬物などがならび、参加者の満足そうな笑顔につつまれた会場はまさに癒されていたように感じました。
この講演をきっかけとして、一人一人がメディアとなり講演で聞かれた内容を実践しながら周りの方に広めていただきたいというのがゆみさんと玄さん、そして私たちスタッフの願いです。まずは、自分を癒すことから始めたいですね!
ゆみさん、玄さん、元気と勇気がでる講演をありがとうございました。そして、企画メンバーとして活躍してくれたのりこさん、あきこさん、ひろ子さん、聡子さん、当日、受け付けや販売のお手伝いを下さった、オーガニックライフサークルのスタッフの皆さん、ベビーシッターを担当してくれたお姉さん、おいしい料理を作ってくれたタマオーガニックライフのスタッフの皆さんに感謝します。
ありがとうございました。
報告 石本さゆり
Peace Philosophy Centre, based in Vancouver, Canada (est. 2007), provides a space for dialogue and facilitates learning for creating a peaceful and sustainable world. ピース・フィロソフィー・センター(カナダ・バンクーバー 2007年設立)は平和で持続可能な世界を創るための対話と学びの場を提供します。피스필로소피센터(캐나다·밴쿠버 2007년 설립)는 평화롭고 지속 가능한 세계를 만들기 위한 대화와 배움의 장소를 제공합니다. 欢迎来到和平哲学中心!我们来自加拿大温哥华,我们致力于促进对话及建立可持续发展的和平世界。欢迎您留下宝贵的评论。Follow Twitter: @PeacePhilosophy / "Like" Facebook: Peace Philosophy Centre メールEmail: peacephilosophycentre@gmail.com
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Tuesday, February 26, 2008
Tuesday, February 19, 2008
(Japanese) ホワイトロックの会 2007年12月の報告
This is a belated report of the White Rock meeting in December, 2007. The topic is the current Japanese education, with a guest speaker Misako Iwashita.
この日は、降りしきる雪の中を9名の方が集まり、積もる雪も解けそうな長時間に及ぶ熱い討論会となりました。ゲストスピーカーに岩下美佐子さんをお迎えして、日本の教育についての様々なお話を伺いました。
<岩下美佐子先生プロフィール> 大阪で中学校の社会科教師として、35年間働かれた。ご自身で教師は天職だとおっしゃる岩下先生は、社会科の授業を通して生徒に「生きる力」を培うことを信念として教員生活を送られてきた。夜中でも、連絡があれば生徒指導のために飛び出して行くというくらい、教育のため、生徒のために全力投球されてきた。退職後は地元で九条の会を発起し、一年間で会員300人名にまで持って行くという、すごいパワーと信望を兼ね備えた方である。英語の勉強のためにご主人(一足先に日本に帰国)と来加、現在お一人で英語学校に通いながら、日本の現代史の勉強会を開いておられる。
*日本の学校の現状 違いを認めない、外れることを許さない、個性を認めない、また個性を認めないことを強制する今の学校や社会。子供たちの大変な社会は、今の大人の社会を映したものである。そんな中での岩下先生のモットーは、”出すぎた釘は、打たれない”。(これは、目からウロコの落ちるような格言でした!) 新しい教師にも、生徒たちにも、そのことを伝えてきた。 現在、校長によって教師が5段階評価をされるようになった。この評価は、給与や退職金などにも反映する。かつては、現場の教師に力があったが、今は校長や教育委員会によってさまざまなことがコントロールされつつある。
*メデイアによる世論コントロール かつて組合の強かった国鉄は、メデイアを通して叩かれ、世論がコントロールされて、JR民営化となった。郵政民営化についても同じことが起きた。現在は、教師がメデイアによって叩かれる標的となっている。指導要領に「君が代」が盛り込まれてから、要領がまるで法律のように扱われるようになってきており、軍国化へと進みつつあると感じる。
*3%のエリート作り? かつての日本の学校は、生徒全員をあるレベルまで到達させようとしていた。そのために、教師たちはがんばってきた。それゆえ、教育のスタンダードが高かった。みんなができるようになるまでやろうというモットーだった。現在は、アメリカ式教育が導入されつつあり、教育委員会の一員の「3%のエリートを育てれば良い、あとの人々はおとなしく働いてくれたら良い。」との発言もあったという。「ゆとり教育」の名のもとに、教科内容は簡素化され、学習時間も短縮されており、ますます教育は薄いものとなってきている。義務教育(公立校)のベースの厚さが、これまで日本の文化レベルを上げてきたのに、今後は、公立校以外の私立校や、塾による私立教育に頼ることになってくる。全て国民は教育の機会均等と憲法に謳われているのに、そうでなくなってきている。
* * *
驚くような日本の教育の現状です。 参加者の中からも、”カナダに来てから、カナダ人から日本人として好意を持たれ、誇りに感じている。どうしてその根源である教育内容を変えることがあるのか。”という、意見がありました。日本人として、日本の現状を知り、これからのことを一人一人が真剣に考えて行動していかねば、取り返しのつかないことになってしまうのでは.........という残念な状況にあることを皆さんにも是非お伝えしておきたいと思います。
岩下先生は、「バンクーバー九条の会」を通して乗松聡子さんや菊野由美子さんと出会い、聡子さん主催の「どんぐり会」のメンバーを中心としたグループで、日本の近代史の勉強会を定期的に開いていらっしゃいます。これまでまったく知らなかった日本の歴史を涙を流しながら学ぶ、本当の意味での生きた歴史の勉強会(菊野由美子さん談)だということです。岩下先生ご自身も、「人の生き方を変える歴史の授業」をライフワークとして、この勉強会に取り組んでおられるそうです。 この日、これらのことを熱く語ってくださった岩下先生のお人柄を通して、私たちも大きなパワーを分けていただいたような気がします。「私も中学生の時にこんな先生に出会っていたら良かったなあ。」と、思います。岩下先生ご自身の生きる姿勢が、生徒たちや私たちに大きな力として働きかけてくるのでしょう。真実を見極めて、信念を持って進んでいくことは、ちょっとがんばれば誰にでもできることなのかもしれません。
雪の中、わざわざホワイトロックまで来てくださった岩下美佐子先生、菊野由美子さん、どうもありがとうございました。 それでは、この一年も良い年となりますようにお祈りしています。
2月の会については、追ってお知らせいたします。
世以子・京子・真理子
この日は、降りしきる雪の中を9名の方が集まり、積もる雪も解けそうな長時間に及ぶ熱い討論会となりました。ゲストスピーカーに岩下美佐子さんをお迎えして、日本の教育についての様々なお話を伺いました。
<岩下美佐子先生プロフィール> 大阪で中学校の社会科教師として、35年間働かれた。ご自身で教師は天職だとおっしゃる岩下先生は、社会科の授業を通して生徒に「生きる力」を培うことを信念として教員生活を送られてきた。夜中でも、連絡があれば生徒指導のために飛び出して行くというくらい、教育のため、生徒のために全力投球されてきた。退職後は地元で九条の会を発起し、一年間で会員300人名にまで持って行くという、すごいパワーと信望を兼ね備えた方である。英語の勉強のためにご主人(一足先に日本に帰国)と来加、現在お一人で英語学校に通いながら、日本の現代史の勉強会を開いておられる。
*日本の学校の現状 違いを認めない、外れることを許さない、個性を認めない、また個性を認めないことを強制する今の学校や社会。子供たちの大変な社会は、今の大人の社会を映したものである。そんな中での岩下先生のモットーは、”出すぎた釘は、打たれない”。(これは、目からウロコの落ちるような格言でした!) 新しい教師にも、生徒たちにも、そのことを伝えてきた。 現在、校長によって教師が5段階評価をされるようになった。この評価は、給与や退職金などにも反映する。かつては、現場の教師に力があったが、今は校長や教育委員会によってさまざまなことがコントロールされつつある。
*メデイアによる世論コントロール かつて組合の強かった国鉄は、メデイアを通して叩かれ、世論がコントロールされて、JR民営化となった。郵政民営化についても同じことが起きた。現在は、教師がメデイアによって叩かれる標的となっている。指導要領に「君が代」が盛り込まれてから、要領がまるで法律のように扱われるようになってきており、軍国化へと進みつつあると感じる。
*3%のエリート作り? かつての日本の学校は、生徒全員をあるレベルまで到達させようとしていた。そのために、教師たちはがんばってきた。それゆえ、教育のスタンダードが高かった。みんなができるようになるまでやろうというモットーだった。現在は、アメリカ式教育が導入されつつあり、教育委員会の一員の「3%のエリートを育てれば良い、あとの人々はおとなしく働いてくれたら良い。」との発言もあったという。「ゆとり教育」の名のもとに、教科内容は簡素化され、学習時間も短縮されており、ますます教育は薄いものとなってきている。義務教育(公立校)のベースの厚さが、これまで日本の文化レベルを上げてきたのに、今後は、公立校以外の私立校や、塾による私立教育に頼ることになってくる。全て国民は教育の機会均等と憲法に謳われているのに、そうでなくなってきている。
* * *
驚くような日本の教育の現状です。 参加者の中からも、”カナダに来てから、カナダ人から日本人として好意を持たれ、誇りに感じている。どうしてその根源である教育内容を変えることがあるのか。”という、意見がありました。日本人として、日本の現状を知り、これからのことを一人一人が真剣に考えて行動していかねば、取り返しのつかないことになってしまうのでは.........という残念な状況にあることを皆さんにも是非お伝えしておきたいと思います。
岩下先生は、「バンクーバー九条の会」を通して乗松聡子さんや菊野由美子さんと出会い、聡子さん主催の「どんぐり会」のメンバーを中心としたグループで、日本の近代史の勉強会を定期的に開いていらっしゃいます。これまでまったく知らなかった日本の歴史を涙を流しながら学ぶ、本当の意味での生きた歴史の勉強会(菊野由美子さん談)だということです。岩下先生ご自身も、「人の生き方を変える歴史の授業」をライフワークとして、この勉強会に取り組んでおられるそうです。 この日、これらのことを熱く語ってくださった岩下先生のお人柄を通して、私たちも大きなパワーを分けていただいたような気がします。「私も中学生の時にこんな先生に出会っていたら良かったなあ。」と、思います。岩下先生ご自身の生きる姿勢が、生徒たちや私たちに大きな力として働きかけてくるのでしょう。真実を見極めて、信念を持って進んでいくことは、ちょっとがんばれば誰にでもできることなのかもしれません。
雪の中、わざわざホワイトロックまで来てくださった岩下美佐子先生、菊野由美子さん、どうもありがとうございました。 それでは、この一年も良い年となりますようにお祈りしています。
2月の会については、追ってお知らせいたします。
世以子・京子・真理子
Saturday, February 16, 2008
(Japanese) ホワイトロックの会 2月の報告
This is a report of the meeting held in White Rock on Februrary 9, 2008, where Satoko spoke about her visit to Nanjing in December 2007.
<ピース・フィロソフィー・センター ホワイトロックの会>
2月の定例会の記録 (ホワイトロックの会メンバー K・Hさんによる記録)
日時:2008年2月9日(土) 1:30pm~
場所:ホワイトロックのメンバー宅
出席者:10名
(導入)
・これまでのホワイトロックの会の歩みを振り返って。
九条問題、アル・ゴアの“不都合な真実”、金英丸氏を招いて、“君が代・不起立”、“ピース・ツリー”、パッチワークの制作など、その時々に応じて話題を選んでき
た。
・ピース・フィロソフィー・センターについての説明。
・ お茶を飲みながら学び合い、様々な意見を持った人たちが集まって意見を交換し、気軽に学べる会としていきたい。
・ 3月8日(土) “岩下美佐子平和教育スペシヤル”の案内 (詳細は追って。)
「事件」70周年の南京、そして日本を訪ねて (乗松聡子)
今年は、南京事件70周年にあたり、世界中でシンポジウムが開かれている。
南京では、“南京大虐殺記念館”(通称)が改装されてオープニング・セレモニーが行われた。
現在の日本では、政府が組織的に南京事件を否定しようとしている。
今回は、初めての方がいるということもあり、残虐な南京事件の細部にはあまり触れないようにするが、過去にそのようなことがあったという事実を、日本人としては知っておく必要がある。
・「ニュース23」特集
1937年12月13日、南京陥落の記念日に合わせて記念館のオープニング・セレモニーが行われた。70年ぶりに南京を訪れ、これに参加した元日本兵・三谷翔さん(88歳)を追った特集。
(聡子)TBSがここまで大きく取り上げたことは画期的。元日本兵の訪問により、本人だけでなく中国側の人たち(学生)にとっても癒しがあったのではないだろうか。その歩み寄りが紹介されたのだと考える。
犠牲者の数については、中国側の30万人という姿勢に“誇張である”との声もある。中国側の政治的な利用もあるように思うが、前提条件などもそれぞれ違う立場からの統計なので、数にこだわって議論しないほうが良い。
*加害証言については、家族の反対(身の安全のため)もあると聞いているが、ここまでされたことは大変なことだったと思う。
*加害者と被害者というわけ方は、良くないと思う。加害者も同時に被害者としての面も持っている。経験を分かち合うことが大切。
*兵士達の置かれた状況を考える必要がある。精鋭の部隊というわけではなかったし、上海戦で疲弊していて、かつもう帰れると思っていた兵たちを、南京まで行軍させた。それらが士気の乱れにもつながったという見方がある。
*南京事件は、大本営の指示ではなかったが、陸軍の一部の戦争拡大派の下克上的な動きによって暴走した。兵士たちは食料の補給もなく現地調達するしかないという極限状況に置かれていたことが、このような事件が起こった背景にある。
*加害・被害の論争よりも、過去の事実を否定して隠そうとしている日本の姿勢に問題がある。
*(参加者からコメント)真の加害者とも言える当時の軍の上層部の人たちは、保証金などもたくさんもらい、戦後も高い地位についていることは、あまり知られていない。当時の上層部がそのまま現在の日本の中枢に残っているので、南京事件を否定したりするのかもしれない。
・笠原十九司(トクシ)先生講演 (都留文科大学教授)
2007年12月22日
現在の日本では、南京事件を否定する書物・雑誌が多数出版されており、それらが主流となりつつある。
(聡子)中国でも、政府と学者、また一般の認識の間にギャップがある。死者30万人という数字も見直されている部分もある。
日本の書店に置かれているのは南京事件を否定する側の書物がほとんどで肯定するものを探すのが難しいほどになっている。
(参加者からコメント)インターネットの検索なども、かなり情報操作されているように感じる。
松岡環(南京事件ホットライン主催者)
南京戦の加害者・被害者の証言を集め、証言集を出版した。
・「南京戦」 閉ざされた記憶を尋ねて 元兵士102人の証言
・「南京戦」 切り裂かれた受難者の魂 被害者120人の証言
(社会評論社)
<乗松聡子さんの南京訪問記>
2007年12月11日~14日、南京に滞在された聡子さんの体験を画像で紹介していただいた。
この3日間、聡子さんの友人のご両親(鄧夫人・金大夫)宅にホームステイをされた。
・ジョン・ラーベ国際安全区記念館
John Rabe (1882-1950)
1996年にドイツの世界的コンツエルン、ジーメンス社入社。日本軍占領下の南京で国際安全区委員会の代表者となって中国人を救うために奔走し、“南京のシンドラー”とも呼ばれている。その時の状況を詳細な日記にも
記していた。
「南京の真実」 ジョン・ラーベ著 エルヴィン・ヴィッケルト編
(講談社文庫)
ミニー・ヴォートリン
宣教師として南京に滞在。事件当時、中国人特に女性を助けるために尽力した。後に、あまりにも過酷な体験から抑うつ状態となり、アメリカ帰国後ガス自殺を遂げた。
「ミニー・ヴォートリンの日記 南京事件の日々」
岡田良之助・伊原陽子 訳 (大日書庫)
・アイリス・チャンの銅像(南京大虐殺記念館前)
ベストセラーとなった「THE RAPE of NANKING」の著者。
内容や掲載されている写真の一部には、信憑性が疑問視される部分もあるが、それまで英語圏ではあまり知られていなかった南京事件を女性としての立場から世に知らしめた功績は大きい。
後に、抑うつ状態となり、自殺。
「ザ・レイプ・オブ・南京
第二次世界大戦のわすれられたホロコースト」
アイリス・チャン著 フ ショウコウ 訳
(同時代社)
・南京大虐殺記念館オープニングセレモニー
大規模なセレモニーで、6000人が参加したと報道されている。参加外国人600人のうち、400人が日本人。
(聡子)博物館は、日本バッシングのような立場はとっていなかったように感じた。逆に、史実を確実に記述していくということを念頭においているような印象があった。(日中の国交回復を展示するコーナーもあった。)
但し、史実を改ざんしようとする動きには、厳しく対処していくという姿勢をとっている。
旧博物館を知る人によると、前と比べ、展示方法があまりショッキングでなくなっているという話だ。最後に平和公園のような落ち着いたスペースが作られるなどの配慮も感じられた。
・その他
中山陵(孫文の墓)、南京地下鉄、南京大学、博物館主催の学会、
玄武湖畔公園(追悼のために訪問者が鳩の形に献花する。)など。
また、南京で食べた美味しい食べ物もたくさん紹介していただいた。
(聡子さんの南京訪問の感想)
・現在の南京の人々に会いその生活に触れることによって、かつての南京がいかに栄えていたところであったかを実感し、それを踏みにじった日本軍の行為を実感させられた。
・通訳をしてくれた22歳の学生に、南京事件についてどう思うか聞いてみた。彼女は、「もちろん若い世代もみんな知っている。日本がひどいことをしたと思っているだけではないが、歴史を否定する人が多くいることに自分もまわりも怒りを感じている。」と言っていた。
・日本が九条を持っていること、徴兵がないことなどは、あまり知られていないように感じた。
その他
南京事件70周年シンポジウム 12月15日~16日 @明治大学
演劇 「地獄のDecember」 (南京事件を主題とした夫婦の二人芝居)
(参加者の感想)
* 戦地では、上官の命令に従わねばならないし、みんながやっていたからということもあったと思う。兵士たちも被害者と言える。加害者は、軍の上層部なのではないか。
* 実際に手を下した兵士たちを責めるのではなく、あなたたちも被害者であると伝えたい。自分の名前を公表してまで証言する方は、すごいと思う。
* 特攻隊などのように、追い詰められた時の人間の精神構造を理解しておく必要がある。
* 戦争を始めた方も、やられた方も、どちらも被害者であり、苦しむのは庶民である。戦争はしない、という方法をとるのが良いということになる。
* アメリカと北朝鮮は外交をしているから戦争にならないと聞いた。ベトナム戦争の始まった時には、国同士のコミユニケーションがうまくできずに疑惑が生じたという話もある。外交官は、お互いをよく理解していかないと勤まらない。
* わからないことは、たくさんある。調査をしてもわからないことがある。それでも、過去を学びそれをいかに生かすか、何をしてはいけないかを考えていくことが大切だ。
* 氾濫している情報に疑問を持たなければならない。情報も操作されていることを考慮して、学んでいく姿勢が大切だと思う。
<ピース・フィロソフィー・センター ホワイトロックの会>
2月の定例会の記録 (ホワイトロックの会メンバー K・Hさんによる記録)
日時:2008年2月9日(土) 1:30pm~
場所:ホワイトロックのメンバー宅
出席者:10名
(導入)
・これまでのホワイトロックの会の歩みを振り返って。
九条問題、アル・ゴアの“不都合な真実”、金英丸氏を招いて、“君が代・不起立”、“ピース・ツリー”、パッチワークの制作など、その時々に応じて話題を選んでき
た。
・ピース・フィロソフィー・センターについての説明。
・ お茶を飲みながら学び合い、様々な意見を持った人たちが集まって意見を交換し、気軽に学べる会としていきたい。
・ 3月8日(土) “岩下美佐子平和教育スペシヤル”の案内 (詳細は追って。)
「事件」70周年の南京、そして日本を訪ねて (乗松聡子)
今年は、南京事件70周年にあたり、世界中でシンポジウムが開かれている。
南京では、“南京大虐殺記念館”(通称)が改装されてオープニング・セレモニーが行われた。
現在の日本では、政府が組織的に南京事件を否定しようとしている。
今回は、初めての方がいるということもあり、残虐な南京事件の細部にはあまり触れないようにするが、過去にそのようなことがあったという事実を、日本人としては知っておく必要がある。
・「ニュース23」特集
1937年12月13日、南京陥落の記念日に合わせて記念館のオープニング・セレモニーが行われた。70年ぶりに南京を訪れ、これに参加した元日本兵・三谷翔さん(88歳)を追った特集。
(聡子)TBSがここまで大きく取り上げたことは画期的。元日本兵の訪問により、本人だけでなく中国側の人たち(学生)にとっても癒しがあったのではないだろうか。その歩み寄りが紹介されたのだと考える。
犠牲者の数については、中国側の30万人という姿勢に“誇張である”との声もある。中国側の政治的な利用もあるように思うが、前提条件などもそれぞれ違う立場からの統計なので、数にこだわって議論しないほうが良い。
*加害証言については、家族の反対(身の安全のため)もあると聞いているが、ここまでされたことは大変なことだったと思う。
*加害者と被害者というわけ方は、良くないと思う。加害者も同時に被害者としての面も持っている。経験を分かち合うことが大切。
*兵士達の置かれた状況を考える必要がある。精鋭の部隊というわけではなかったし、上海戦で疲弊していて、かつもう帰れると思っていた兵たちを、南京まで行軍させた。それらが士気の乱れにもつながったという見方がある。
*南京事件は、大本営の指示ではなかったが、陸軍の一部の戦争拡大派の下克上的な動きによって暴走した。兵士たちは食料の補給もなく現地調達するしかないという極限状況に置かれていたことが、このような事件が起こった背景にある。
*加害・被害の論争よりも、過去の事実を否定して隠そうとしている日本の姿勢に問題がある。
*(参加者からコメント)真の加害者とも言える当時の軍の上層部の人たちは、保証金などもたくさんもらい、戦後も高い地位についていることは、あまり知られていない。当時の上層部がそのまま現在の日本の中枢に残っているので、南京事件を否定したりするのかもしれない。
・笠原十九司(トクシ)先生講演 (都留文科大学教授)
2007年12月22日
現在の日本では、南京事件を否定する書物・雑誌が多数出版されており、それらが主流となりつつある。
(聡子)中国でも、政府と学者、また一般の認識の間にギャップがある。死者30万人という数字も見直されている部分もある。
日本の書店に置かれているのは南京事件を否定する側の書物がほとんどで肯定するものを探すのが難しいほどになっている。
(参加者からコメント)インターネットの検索なども、かなり情報操作されているように感じる。
松岡環(南京事件ホットライン主催者)
南京戦の加害者・被害者の証言を集め、証言集を出版した。
・「南京戦」 閉ざされた記憶を尋ねて 元兵士102人の証言
・「南京戦」 切り裂かれた受難者の魂 被害者120人の証言
(社会評論社)
<乗松聡子さんの南京訪問記>
2007年12月11日~14日、南京に滞在された聡子さんの体験を画像で紹介していただいた。
この3日間、聡子さんの友人のご両親(鄧夫人・金大夫)宅にホームステイをされた。
・ジョン・ラーベ国際安全区記念館
John Rabe (1882-1950)
1996年にドイツの世界的コンツエルン、ジーメンス社入社。日本軍占領下の南京で国際安全区委員会の代表者となって中国人を救うために奔走し、“南京のシンドラー”とも呼ばれている。その時の状況を詳細な日記にも
記していた。
「南京の真実」 ジョン・ラーベ著 エルヴィン・ヴィッケルト編
(講談社文庫)
ミニー・ヴォートリン
宣教師として南京に滞在。事件当時、中国人特に女性を助けるために尽力した。後に、あまりにも過酷な体験から抑うつ状態となり、アメリカ帰国後ガス自殺を遂げた。
「ミニー・ヴォートリンの日記 南京事件の日々」
岡田良之助・伊原陽子 訳 (大日書庫)
・アイリス・チャンの銅像(南京大虐殺記念館前)
ベストセラーとなった「THE RAPE of NANKING」の著者。
内容や掲載されている写真の一部には、信憑性が疑問視される部分もあるが、それまで英語圏ではあまり知られていなかった南京事件を女性としての立場から世に知らしめた功績は大きい。
後に、抑うつ状態となり、自殺。
「ザ・レイプ・オブ・南京
第二次世界大戦のわすれられたホロコースト」
アイリス・チャン著 フ ショウコウ 訳
(同時代社)
・南京大虐殺記念館オープニングセレモニー
大規模なセレモニーで、6000人が参加したと報道されている。参加外国人600人のうち、400人が日本人。
(聡子)博物館は、日本バッシングのような立場はとっていなかったように感じた。逆に、史実を確実に記述していくということを念頭においているような印象があった。(日中の国交回復を展示するコーナーもあった。)
但し、史実を改ざんしようとする動きには、厳しく対処していくという姿勢をとっている。
旧博物館を知る人によると、前と比べ、展示方法があまりショッキングでなくなっているという話だ。最後に平和公園のような落ち着いたスペースが作られるなどの配慮も感じられた。
・その他
中山陵(孫文の墓)、南京地下鉄、南京大学、博物館主催の学会、
玄武湖畔公園(追悼のために訪問者が鳩の形に献花する。)など。
また、南京で食べた美味しい食べ物もたくさん紹介していただいた。
(聡子さんの南京訪問の感想)
・現在の南京の人々に会いその生活に触れることによって、かつての南京がいかに栄えていたところであったかを実感し、それを踏みにじった日本軍の行為を実感させられた。
・通訳をしてくれた22歳の学生に、南京事件についてどう思うか聞いてみた。彼女は、「もちろん若い世代もみんな知っている。日本がひどいことをしたと思っているだけではないが、歴史を否定する人が多くいることに自分もまわりも怒りを感じている。」と言っていた。
・日本が九条を持っていること、徴兵がないことなどは、あまり知られていないように感じた。
その他
南京事件70周年シンポジウム 12月15日~16日 @明治大学
演劇 「地獄のDecember」 (南京事件を主題とした夫婦の二人芝居)
(参加者の感想)
* 戦地では、上官の命令に従わねばならないし、みんながやっていたからということもあったと思う。兵士たちも被害者と言える。加害者は、軍の上層部なのではないか。
* 実際に手を下した兵士たちを責めるのではなく、あなたたちも被害者であると伝えたい。自分の名前を公表してまで証言する方は、すごいと思う。
* 特攻隊などのように、追い詰められた時の人間の精神構造を理解しておく必要がある。
* 戦争を始めた方も、やられた方も、どちらも被害者であり、苦しむのは庶民である。戦争はしない、という方法をとるのが良いということになる。
* アメリカと北朝鮮は外交をしているから戦争にならないと聞いた。ベトナム戦争の始まった時には、国同士のコミユニケーションがうまくできずに疑惑が生じたという話もある。外交官は、お互いをよく理解していかないと勤まらない。
* わからないことは、たくさんある。調査をしてもわからないことがある。それでも、過去を学びそれをいかに生かすか、何をしてはいけないかを考えていくことが大切だ。
* 氾濫している情報に疑問を持たなければならない。情報も操作されていることを考慮して、学んでいく姿勢が大切だと思う。
Friday, February 15, 2008
A Peace Education Presentation by Misako Iwashita
A Spring Special Event by Peace Philosophy Centre
"Be a Participant in History, not a Bystander"
How do we teach peace? We often teach horrors of wars, and wrongdoing of our own country, but are these sufficient? Can we give hope and courage for action by peace education? How do we guide learners so that they become active participants of history rather than just being bystanders? Misako Iwashita, a former secondary school history teacher from Japan, will share her long experience as a peace educator, and present one of her successful lessons.
Date and Time: 1:30 - 3:30 PM, Saturday March 8th, 2008
"Be a Participant in History, not a Bystander"
- A Special Peace Education Class by Misako Iwashita, a Japanese HistoryTeacher -
How do we teach peace? We often teach horrors of wars, and wrongdoing of our own country, but are these sufficient? Can we give hope and courage for action by peace education? How do we guide learners so that they become active participants of history rather than just being bystanders? Misako Iwashita, a former secondary school history teacher from Japan, will share her long experience as a peace educator, and present one of her successful lessons.
Date and Time: 1:30 - 3:30 PM, Saturday March 8th, 2008
Place: Multimedia Room, 2nd Floor of Roundhouse Community Centre (inYaletown, on Pacific and Davie)
Organized by: Peace Philosophy Centre
Admission: Free. Donations to cover the cost of rental will be accepted.
Language: Primarily in Japanese, but we will have an interpreter to help with English speakers. Misako will use a DVD in Japanese, andwe will provide a written outline of its content in English.
RSVP: to info@peacephilosophy.com or 604-619-5627 by March 7th
Thursday, February 14, 2008
Misako Iwashita's Peace Education Special Class 岩下美佐子の平和教育特別授業
ピース・フィロソフィー・センターから春のスペシャルイベントのご案内
昨年3月からバンクーバーに滞在中の元中学校の歴史教師、岩下美佐子さんが、日本に帰国される前に、バンクーバー市民向けにとっておきの「平和教育」のクラスを紹介してくれます。お見逃しなく!
「傍観者ではなく、歴史に参加させる」
~歴史教師 岩下美佐子の 平和教育授業~
「平和」ってどうやって教えたらいいんだろう?戦争の悲惨さ、自国の過去の過ちを教えるやり方を超えることはできるのか?平和教育で希望や感動、行動への勇気を与えられるのか?傍観者ではなく歴史に参加できる姿勢をどうやって育むのか?岩下美佐子さんが、日本の中学校の歴史教師として長年平和教育を実践した経験を語り、成功した「特別授業」を紹介します。
日時 3月8日(土)午後1時半ー3時半
場所 Multimedia Room, Roundhouse Community Centre (in Yaletown, onDavie & Pacific)
主催 ピース・フィロソフィー・センター
入場料 無料。会場費、コピー費等をまかなうための寄付を募ります。
Sunday, February 10, 2008
Lorraine Sims Talks About Article 9 at a Vancouver Elementary School カナダ・バンクーバーの小学校で9条が紹介される
On Monday, January 21st, Lorraine Sims, a World Peace activist, gave a talk on peace initiatives around the world to Grade 6 students at Lord Tennyson Elementary School in Vancouver, where her son Taylor attends.
Lorraine engaged 25 students, age 11 and 12, in a dialogue about current world peace activities, including Greenpeace, the U.N., 2003 international peace march, the ban on D.U. weapons, Canadian citizens' refusal to go to war in Iraq, and Article 9 of the Japanese Constitution.
In the picture are Lorraine and Taylor. The map shows some of the countries where world peace initiatives are taking place.
Lorraine is wearing a 'Why Not 9?' T-shirt, produced by the Global Article 9 Conference to Abolish War. She is also a member of Vancouver Save Article 9.
Lorraine Sims is a Leadership Coach who challenges individuals to become leaders in creating world peace. http://www.lorrainesims.com/
report by Satoko Norimatsu
去る1月21日、世界平和活動家ロレイン・シムズさんが、バンクーバー市のロード・テニソン小学校にて、6年生を対象に、世界中で行われている平和への動きについて講演をしました。テニソン小学校には息子のテイラーさんが通っています。
25人の11、12歳の生徒たちは、グリーンピース、2003年の世界中での平和行進、国連、劣化ウラン兵器禁止への動き、カナダ人のイラク戦争協力拒否、憲法9条などについての話に熱心に耳を傾けました。
上の写真は、ロレインさんとテイラーさんです。写真の地図上には、世界平和への動きが起こっている場所がマークされています。
ロレインさんはバンクーバー九条の会の会員でもあります。この日、9条世界会議のTシャツを着てこの講演に臨みました。
ロレインさんは、世界平和を創ろうとしている人たちへのコーチングを仕事としています。ウェブサイトはhttp://www.lorrainesims.com/
報告 乗松聡子
Lorraine engaged 25 students, age 11 and 12, in a dialogue about current world peace activities, including Greenpeace, the U.N., 2003 international peace march, the ban on D.U. weapons, Canadian citizens' refusal to go to war in Iraq, and Article 9 of the Japanese Constitution.
In the picture are Lorraine and Taylor. The map shows some of the countries where world peace initiatives are taking place.
Lorraine is wearing a 'Why Not 9?' T-shirt, produced by the Global Article 9 Conference to Abolish War. She is also a member of Vancouver Save Article 9.
Lorraine Sims is a Leadership Coach who challenges individuals to become leaders in creating world peace. http://www.lorrainesims.com/
report by Satoko Norimatsu
去る1月21日、世界平和活動家ロレイン・シムズさんが、バンクーバー市のロード・テニソン小学校にて、6年生を対象に、世界中で行われている平和への動きについて講演をしました。テニソン小学校には息子のテイラーさんが通っています。
25人の11、12歳の生徒たちは、グリーンピース、2003年の世界中での平和行進、国連、劣化ウラン兵器禁止への動き、カナダ人のイラク戦争協力拒否、憲法9条などについての話に熱心に耳を傾けました。
上の写真は、ロレインさんとテイラーさんです。写真の地図上には、世界平和への動きが起こっている場所がマークされています。
ロレインさんはバンクーバー九条の会の会員でもあります。この日、9条世界会議のTシャツを着てこの講演に臨みました。
ロレインさんは、世界平和を創ろうとしている人たちへのコーチングを仕事としています。ウェブサイトはhttp://www.lorrainesims.com/
報告 乗松聡子
Vancouver Save Article 9 Fundraising Event バンクーバー九条の会 ファンドレージングイベント
Vancouver Save Article 9 will hold its first fundraising event on Friday February 29th at Pink Pearl Restaurant in Vancouver, with Jonathan Manthorpe, columnist of Vancouver Sun as a keynote speaker. This is a pre-event of Global Article 9 Conference to Abolish War which will take place in Makuhari, Japan on May 4th and 5th, and at Hiroshima, Osaka, and Sendai on May 6th.
Please see here for details.
Peace Philosophy Centre is a partner organization of this event. You can contact info@peacephilosophy.com for tickets and information.
バンクーバー九条の会が、2月29日(金)、バンクーバー市内の中華料理店 ピンク・パールにて、バンクーバー・サン紙のジョナサン・マンソープ氏を基調講演者に迎え、ファンドレージングイベントをおこないます。これは5月4,5日に幕張で、6日に広島・大阪・仙台で開催される9条世界会議のプレ・イベントとしても開催されます。
詳細はこちらをどうぞ。
ピース・フィロソフィー・センターはこの催しの協力団体です。お問合せやチケットの申し込みは info@peacephilosophy.com で受け付けております。
皆様のご参加をお待ちしております。
ピース・フィロソフィー・センター代表
乗松聡子
Please see here for details.
Peace Philosophy Centre is a partner organization of this event. You can contact info@peacephilosophy.com for tickets and information.
バンクーバー九条の会が、2月29日(金)、バンクーバー市内の中華料理店 ピンク・パールにて、バンクーバー・サン紙のジョナサン・マンソープ氏を基調講演者に迎え、ファンドレージングイベントをおこないます。これは5月4,5日に幕張で、6日に広島・大阪・仙台で開催される9条世界会議のプレ・イベントとしても開催されます。
詳細はこちらをどうぞ。
ピース・フィロソフィー・センターはこの催しの協力団体です。お問合せやチケットの申し込みは info@peacephilosophy.com で受け付けております。
皆様のご参加をお待ちしております。
ピース・フィロソフィー・センター代表
乗松聡子
Wednesday, February 06, 2008
Peace Activist Yumi Kikuchi's Talk in Vancouver, February 23rd
Do not miss this rare opportunity to hear Yumi Kikuchi, a prominent peace and environmental activist from Japan, in Vancouver, BC, Canada, on Saturday February 23rd.
Yumi and husband Gen will also talk about their organic and natural living in Japanese on February 24th. See here for details.
Yumi Kikuchi - Creating Peace: What One Person Can Do To Make A Difference -Sat. Feb 23, 2-4 PM at Unitarian Church
*Constitution of Japan Chapter II: RENUNCIATION OF WAR*
Article 9:
"Aspiring sincerely to an international peace based on justice andorder, the Japanese people forever renounce war as a sovereignright of the nation and the threat or use of force as means ofsettling international disputes. 2) In order to accomplish the aimof the preceding paragraph, land, sea, and air forces, as well asother war potential, will never be maintained. The right ofbelligerency of the state will not be recognized."
*Yumi Kikuchi - Japanese Citizen Peace & Environmental Activist and Author*
*In this exclusive Vancouver appearance, Yumi Kikuchi talks about herwide-ranging activities in Japan and abroad, for peace, justice and asustainable future, with audio-visual references to current projects.*
*WHEN: Saturday, February 23, 2-4 pmWHERE: Main HallUnitarian Church of Vancouver949 West 49th Ave(NE corner of 49th & Oak)Vancouver*
*Admission by donation (pay as you can)*
Yumi Kikuchi is coming on a Peace visit to Vancouver. From her home - theCentre for Harmonic Living- where she and her husband grow most of what theyeat (rice and vegetables) organically, Yumi travels throughout Japan todeliver over 100 lectures on Peace and sustainability per year. She lefther job as a successful bond trader to promote the spirit of Japan's "PeaceConstitution" and search for more peaceful and sustainable living. In herjourney, she realized that peace can not be attained without sustainabilityand visa versa.
A Co-founder of the Global Peace Campaign, right after 9/11 Yumi started theGlobal Peace Campaign, placing full page advertisements in NY Times and LATimes with the message to Americans "War is not the way to tackleterrorism". She continues the campaign today with the website, newsletterand blog. Yumi worked to organize the Tokyo International Tribunal for WarCrimes in Afghanistan, which adjudicated the U.S. administration's use ofdepleted uranium (DU) weapons there as "crimes against humanity, genocideand omnicide."
Yumi is also a director the founder and chair of JUMP (Japan United forMinistries of Peace) and organizer of the 2007 International Department ofPeace Conference in Tokyo, the 3rd Global Summit for Ministries andDepartments of Peace held in 2007 Sep-Oct in Japan (conference in Chiba andEvents in Tokyo, Kyoto, Hiroshima, Nagasaki and Okinawa), inviting advocatesof Ministries and Departments of peace in their respective 21 countries on 5continents.
Yumi is a leading figure in the 9/11 Truth movement and organized Japan'sfirst 9/11 conference, 911 Truth International Conference in Tokyo, drawingover 650 people to hear experts and witnesses discuss the events andunanswered questions of that day.
Yumi has written and translated over 10 books including Addicted To War;Butterfly; What I've Learned About US Foreign Policy; Dennis Kucinich(published in Japan only) The Legacy of Luna and The New Pearl Harbor. Shealso produced the Japanese subtitled version of the video, 911: In PlaneSite, and was instrumental in recently getting a Japanese legislator toquestion cabinet ministers about 9/11 in Japan's national legislature.
Yumi is the mother of 4, specialized in water and natural birth, naturalhealing and natural child rearing.
*Here are websites covering some of Yumi's activities:*
Yumi Kikuchi's Blog & Podcasthttp://yumikikuchi.blogspot.com/
Japan United for Ministry of Peacehttp://ministryofpeace.jp/english/index.html
Global Peace Campaign (English)http://english.globalpeace.jp/ <http://harmonicslife.net/>
Institute for Cooperation in Space (ICIS)http://www.peaceinspace.org/
Vancouver Save Article 9http://www.vsa9.com/
*For more Information:*
Email: Vancouver Japan <vancouver.japan@gmail.com>
View/Comment:http://peaceinspace.blogs.com/campaign_for_a_positive_f/2008/02/yumi-kikuchi-bu.html
(Japanese) 劇団ふたりっこ公演「父と暮らせば」in カナダ・ビクトリア
2006年世界平和フォーラムで朗読上演し好評だった「父と暮らせば」(The Face of Jizo) がビクトリアで上演されます!バンクーバー九条の会協力による「原爆と人間展」も同時開催します。英語の案内はこちらをどうぞ。
劇団ふたりっこ公演
井上ひさし作
「父と暮らせば」
(The Face of Jizo)
【日時】3月21日(金) 15:00、20:00(2回公演)
【場所】Metro Studio (1411 Quadra Sreet at Johnson, Victoria)
原爆投下後、三年の広島。原爆によって変わってしまった土地。変わってしまった人々。 変わってしまった娘(美津枝)を勇気付け、励ます父(武造)との四日間の奇跡。 翻訳はロジャー・パルバース。チケットは一般12ドル、学生10ドル。
【詳細】 tel 1-250-884-8518 又は nobu.hana@gmail.com
Monday, February 04, 2008
The Face of Jizo Production in Victoria
Theatre Group Futarikko in Victoria will present The Face of Jizo, the play of which Vancouver Save Article 9 hosted a public reading event during the World Peace Forum 2006. Look here for Japanese information.
Friday, March 21
more information: tel 1-250-884-8518 nobu.hana@gmail.com
Furatikko presents
"The Face of Jizo"
by Hisashi Inoue
Friday, March 21
3:00 pm (Matinee) and 8:00 pm
Metro Studio (1411 Quadra Sreet at Johnson, Victoria)
Post-War Hiroshima. Not only the city is left in ruins -- so are the people.The Face of Jizo explores the human consequences of the atom bomb for Hiroshima survivors. It is the story of Mitsue, a young woman who survived the blast, and her attempts to deal with the guilt she feels and to move on with her life. Translated by Roger Pulvers.
Ticket prices:12dollars(Regular), 10dollars(Students).
more information: tel 1-250-884-8518 nobu.hana@gmail.com
Sunday, February 03, 2008
Yumi Kikuchi and Gen Morita to Give a Talk in Vancouver きくちゆみ・森田玄 バンクーバー講演
きくちゆみ 森田玄
バンクーバー訪問記念イベント
自分を癒す 地球を癒す
~ハーモニクス ライフが私にもたらしてくれたもの~
日時 2月24日 午後1時30分 ~ 午後3時30分
(開場 午後1時)時間通りに開始します
場所 バンクーバー日本語学校 3階
住所 487 Alexander St. Vancouver
会費 一人10ドル
内容 ハーモニクスライフとはどんなものなのでしょう?
地球に優しい暮らしは、その人を元気に美しくしてくれます。
自然とともに共存する、きくちゆみさんと森田玄さんの自給的な生活、
育児体験談、そして、食の安全や健康についてお話していただきます。
講演を1時間ほどしていただいた後、質疑応答、交流会の時間を設けます。
定員は50名とします。定員になりましたら締め切らせていただきますので、お早めにどうぞ。先行予約を受け付けます。2月10日までにお申し込みください。
申し込み、お問い合わせは
石本さゆりまで (604)314-2819 もしくはiyasu@peacephilosophy.com まで
注*協賛の団体から同じ案内をいただいた方は申し込みは一回で大丈夫です。
その際、どの団体の窓口からでも構いません。
交流会の際、こちらでお茶をご用意します。また、タマ・オーガニック・ライフより大人気のおはぎ、そしてマクロビオテックの紹介の一環として参加される皆さんに楽しんでいただける差し入れを検討しております。
このイベントでは、ゴミゼロを目指します。各自、水、マグカップ、お皿、フィークをお持ちください。お子さまの飲み物やおやつも各自ゴミが出ないような形でご持参下さい。また、ゴミは各自で持ち帰っていただけますようよろしくお願いします。
お子様連れの方の為にプレイエリアを設けます。日本語学校で経験のあるお姉さんたちが、ストーリーなどを始め、一緒にアクティビティをしながら過ごしてくれます。ご利用の場合、会費とは別途にお子様一人$3をお願いしております。おやつと子供用の飲み物は各自持参となります。事前に大体の人数を把握したいと思いますので、お申し込みの際、利用されるお子様の人数をお知らせください。
~プロフィール~
きくち ゆみ
グローバルピースキャンペーンの呼びかけ人として世界平和と環境保護をテーマに各地で講演する一方、千葉県鴨川の築200年の自宅をハーモニクスライフセンターとして運営する。夫である森田玄氏と共に自給的な生活を基盤に、自然療法セミナー、自然食ワークショップを開催。「子どもたちに安心して住める地球を手渡すこと」が、人としてそして母としての責任と言うきくちさん。まずは地球の一部分である自分自身を大切にすることから始め、それが地球全体を癒す事につながるという生き方を実践しています。元気いっぱいの四児のお母さんでもあります。
森田 玄
千葉県鴨川のリモ農場の主人で、自称「楽農家」。かつては現代医学と栄養学に頼りきったストレスフルな生活を送っていたと言う森田さん。ご自身のからだの不調をきっかけに訪れた千葉県鴨川で、「自然の一部としての自分の存在」を見つめなおした。その後、「快療法」と出会い自分の中に宿る自然治癒力のパワーに気づかされる。普段は妻・きくちゆみさんと共に農場で無農薬・無化学肥料の自然農法で自給用の野菜とお米を作っている。自然界に生きる花、木、虫、動物たちのように自由で、共存し調和しながら生きていく暮らしを推進している。ハーモニクス・ヒーリングを世界各地で開催。
また、お二人はグローバルピースキャンペーンの活動で「メディアが伝 えないなら、自分たちがメディアになる」ことを目指して、『戦争中 毒』『デニスクシニッチ』『バタフライ』などの本や『テロリストは 誰?』『911ボーイングを捜せ』などの映画を翻訳して日本に紹介し ています。
ホームページ: きくちゆみのブログ http://kikuchiyumi.blogspot.com/
バンクーバー訪問記念イベント
自分を癒す 地球を癒す
~ハーモニクス ライフが私にもたらしてくれたもの~
日時 2月24日 午後1時30分 ~ 午後3時30分
(開場 午後1時)時間通りに開始します
場所 バンクーバー日本語学校 3階
住所 487 Alexander St. Vancouver
会費 一人10ドル
内容 ハーモニクスライフとはどんなものなのでしょう?
地球に優しい暮らしは、その人を元気に美しくしてくれます。
自然とともに共存する、きくちゆみさんと森田玄さんの自給的な生活、
育児体験談、そして、食の安全や健康についてお話していただきます。
講演を1時間ほどしていただいた後、質疑応答、交流会の時間を設けます。
定員は50名とします。定員になりましたら締め切らせていただきますので、お早めにどうぞ。先行予約を受け付けます。2月10日までにお申し込みください。
申し込み、お問い合わせは
石本さゆりまで (604)314-2819 もしくはiyasu@peacephilosophy.com まで
注*協賛の団体から同じ案内をいただいた方は申し込みは一回で大丈夫です。
その際、どの団体の窓口からでも構いません。
交流会の際、こちらでお茶をご用意します。また、タマ・オーガニック・ライフより大人気のおはぎ、そしてマクロビオテックの紹介の一環として参加される皆さんに楽しんでいただける差し入れを検討しております。
このイベントでは、ゴミゼロを目指します。各自、水、マグカップ、お皿、フィークをお持ちください。お子さまの飲み物やおやつも各自ゴミが出ないような形でご持参下さい。また、ゴミは各自で持ち帰っていただけますようよろしくお願いします。
お子様連れの方の為にプレイエリアを設けます。日本語学校で経験のあるお姉さんたちが、ストーリーなどを始め、一緒にアクティビティをしながら過ごしてくれます。ご利用の場合、会費とは別途にお子様一人$3をお願いしております。おやつと子供用の飲み物は各自持参となります。事前に大体の人数を把握したいと思いますので、お申し込みの際、利用されるお子様の人数をお知らせください。
~プロフィール~
きくち ゆみ
グローバルピースキャンペーンの呼びかけ人として世界平和と環境保護をテーマに各地で講演する一方、千葉県鴨川の築200年の自宅をハーモニクスライフセンターとして運営する。夫である森田玄氏と共に自給的な生活を基盤に、自然療法セミナー、自然食ワークショップを開催。「子どもたちに安心して住める地球を手渡すこと」が、人としてそして母としての責任と言うきくちさん。まずは地球の一部分である自分自身を大切にすることから始め、それが地球全体を癒す事につながるという生き方を実践しています。元気いっぱいの四児のお母さんでもあります。
森田 玄
千葉県鴨川のリモ農場の主人で、自称「楽農家」。かつては現代医学と栄養学に頼りきったストレスフルな生活を送っていたと言う森田さん。ご自身のからだの不調をきっかけに訪れた千葉県鴨川で、「自然の一部としての自分の存在」を見つめなおした。その後、「快療法」と出会い自分の中に宿る自然治癒力のパワーに気づかされる。普段は妻・きくちゆみさんと共に農場で無農薬・無化学肥料の自然農法で自給用の野菜とお米を作っている。自然界に生きる花、木、虫、動物たちのように自由で、共存し調和しながら生きていく暮らしを推進している。ハーモニクス・ヒーリングを世界各地で開催。
また、お二人はグローバルピースキャンペーンの活動で「メディアが伝 えないなら、自分たちがメディアになる」ことを目指して、『戦争中 毒』『デニスクシニッチ』『バタフライ』などの本や『テロリストは 誰?』『911ボーイングを捜せ』などの映画を翻訳して日本に紹介し ています。
ホームページ: きくちゆみのブログ http://kikuchiyumi.blogspot.com/
玄のリモ農園ダイアリー http://moritagen.blogspot.com/
お二人の著書:
『ハーモニクスライフ 自然派生活のすすめ』(合同出版 2005年)
主催
主催
★きくちゆみさんは、2月23日(土)に、英語にて平和関係の講演をおこないます。詳しくはこちらを。
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