To view articles in English only, click HERE. 日本語投稿のみを表示するにはここをクリック。点击此处观看中文稿件한국어 투고 Follow Twitter ツイッターは@PeacePhilosophy and Facebook ★投稿内に断り書きがない限り、当サイトの記事の転載は許可が必要です。peacephilosophycentre@gmail.com にメールをください。Re-posting from this blog requires permission unless otherwise specified. Please email peacephilosophycentre@gmail.com to contact us.

Wednesday, December 07, 2011

群馬大早川教授への訓告は学問の自由、言論の自由の重大な侵害である Volcanologist Hayakawa Yukio's Academic Freedom Threatened by Gunma University's President

「汚染ルートとタイミング」
早川由紀夫ブログより。
Hayakawa Yukio, popular volcanologist at Gunma University, a national university in a prefecture north of Tokyo, was summoned by the university's president Takada Kuniaki on December 7. Takada issued a letter of warning, urging Hayakawa to stop tweeting (making comments on Twitter) "inappropriate statements," which "lack consideration to the feelings of people living in the quake/tsunami/nuclear disaster affected areas and farmers." (Skip Japanese paragraphs read more in English below.)

 「早川由紀夫の火山ブログ」で知られ、ツイッターのフォロアーも3万を超える群馬大学の早川由紀夫教授は、火山地質学の専門分野を生かし、放射能の拡散ルートを分析し、信頼できない政府や東電やマスメディアの公式発表とは違う事実を知りたい全国の市民たちにとって欠かせない情報源となってきた。国立大学の教授でありながら実名で独自の分析を発表し言論活動する早川氏は私も心から尊敬する人の一人である。特に、9月30日に「汚染ルートとタイミング」を発表したとき、
転載のルール:新聞とテレビへの転載は固くお断りします。これは9月10日鉢呂大臣を辞任に追い込んだ不当な報道に対する抗議です。非商用目的には自由にご利用ください。
と書いていたことでまた敬意を深めた。(鉢呂大臣辞任については9月26日投稿「鉢呂辞任の疑問」参照)市民メディアや、商業スポンサーに頼らないメディアの力を信じ、情報を託しているということで、私自身責任のある情報提供、言論活動をしなければいけない、と襟を正す気持ちになった。敢えてマスメディアを排した早川氏の活動を支え、広めることが私たちの責任であり、今回のような学問と言論の自由への侵害、憲法違反行為を絶対に許さず阻止することも私たちの責任であると信ずる。@PeacePhilosophy

Hayakawa, through his blog, and his Twitter with more than 30,000 followers, has been disseminating his analyses of dispersion of radioactive material and radioactive contamination maps, based on publicly available radiation measurement information. See illustration above for example, in which he estimated four possible routes of radiation dispersion on different dates under different climatic circumstances, in the immediate days after the wake of Fukushima Daiichi nuclear crisis (see LINK for description in English). Information on his blog and Twitter are in large demand because the government, TEPCO, and the mainstream media have failed to provide information on radioactive material dispersion and contamination in a timely manner and they have often withheld information and downplayed radiation risks. Hayakawa is regarded by many as a scientist of conscience and brevity, being a professor of a national university yet forthcoming and dedicated to his service to the public knowledge.

楽天ソーシャルニュース」by きっこのブログが、早川氏のツイートをまとめている。

ブログやツイッターで原発事故の放射能汚染に関する情報や分析を発信し続けている早川由紀夫教授が、勤務先である群馬大学の学長から訓告を受けたとツイートしました。以下、関連のツイートです。

HayakawaYukio
早川由紀夫

学長から訓告された。

訓告(抜粋)「貴殿のインターネット上のツイッターにおける福島県の被災者や農家の人々に対する配慮を著しく欠く発言は、運営に要する経費の大部分を国費によって賄われている国立大学の 教員として不適切な発言と言わざるを得ず、

「本学の名誉若しくは信用を失墜する行為」を禁止する就業規則の規定に抵触している。」略「よって、今後はインターネット上のツイッターにおける不適切な発言をすることのないようにされたい。以上訓告する。なお、今後、

不適切な発言が繰り返される場合は、懲戒処分を含む厳正な対応をとらざるを得ないこととなるので申し添えておく。」

「大学はこれを公開するか」と尋ねた。答えは「いいえ」だった。「私がこれを公開してよいか」と尋ねた。答えはなかった。私は、訓告の意味を調べたあと、これは事実だからここに公開した。
Here is the letter of warning that Hayakawa received by President Takada on December 7.

早川氏がその後公開した訓示の文書である。
Owly Images

原発関連のニュースで私もいつも頼りにしている『机の上の空 大沼安史の個人新聞』では、抗議を呼び掛けている。

Such warning is grave infringement of Hayakawa's academic freedom and freedom of expression, rights guaranteed by the Japanese Constitution. To protest to Takada Kuniaki, President of Gunma University: phone 027-220-7111 (Gunma University Aramaki/Showa Campus), and 0277-30-1111 (Kiryu Campus).

◇ 高田学長への抗議の電話は →

 群馬大学 電話番号 荒牧・昭和:027-220-7111(代表) 桐生:0277-30-1111(代表)
 ここでつながると思います。(群馬大学もわれわれの税金で支えられている国立大学。 われわれ国民には、どういう事情で「訓告」が行われたか、徹底して聞く権利があります!)

 ◇ 文科省は、これで命取り。バカなことを高田学長にさせたものだ!

◎ 文科省 抗議先 文部科学省 We can also make phone calls of protest to the MEXT (Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology) at: 03-5253-4111.

〒100-8959 東京都千代田区霞が関三丁目2番2号
電話番号:03-5253-4111(代表) 050-3772-4111 (IP 電話代表)
 中川大臣に抗議し、釈明させたあとは、以下の責任者にも弁明を求めよう(私たちの税金で生きている役人だ。)

 ◇ 事務次官 清水潔

 ◇ 審議官(大学担当) 常盤 豊

 ◇ 高等教育局長 磯田 文雄

 ――この連中には、国民に対する説明責任がある。

 明日朝から電話で問いただそう!
その結果を録音して、ユーチューブ、ツイッターで公開しよう!
大沼氏に同感します。

参考

このブログの、政府によるインターネット上の情報取り締まりの動きについての投稿

4月28日 総務省による「インターネット上の流言飛語」を取り締まる要請について

7月15日 政府によるブログ、ツイッター監視仕様書

@PeacePhilosophy

See a complete coverage on the 311 earthquake/tsunami/nuclear crisis in Northeastern Japan on the Asia-Pacific Journal: Japan Focus.

See below articles by Satoko Oka Norimatsu, owner of this blog for how government and TEPCO manipulated information on the radiation effects of Fukushima Daiichi nuclear crisis.

Fukushima and Okinawa: the "Abandoned People," and Civic Empowerment

The Truth About Nuclear Power: Japanese Nuclear Engineer Calls for Abolition (Koide Hiroaki)

Protecting Children Against Radiation: Japanese Citizens Take Radiation Protection into Their Own Hands (Say-Peace Project)

No comments:

Post a Comment